ぐうたら人間が一念発起。ついに始めた小屋作り。
不器用な素人大工がお届けする鶏と山羊小屋作り奮闘記です。

 

山羊と鶏小屋つくりいよいよスタートします。
「どうせまた・・・」なんて思ってる人、今度は違うよ!
いかに有言不実行型のみぎたでも、やるときゃやるんだからね!!

 

1.設計図 (2003年11月30日)

まず、設計図作り。 これは得意なのですぐできました。 
というか、あまりに得意すぎて、何種類も出来てしまい、いまだに確定版がないくらいです。


4mX3mの小屋と同じ4mX3mの運動場に当面、山羊1頭と鶏を5〜6羽飼うつもりです。
(運動場は2期工事)

山羊の部屋は、凶暴(?)なシロを住まわせる予定なので頑丈に
鶏の部屋はイタチやヘビなどの小動物対策を十分にしておく必要があります。

というわけで、基礎はコンクリートブロックを2段に積み、その上に鶏の部屋は高さ50センチの板塀、
山羊の部屋は80センチの板塀で囲みます。そしてその上はネット。屋根はトタン。
地面は平飼いなので、土のままで、消毒のために石灰を撒いておきます。
まさに完璧なのです。 設計図では・・・
だれにも文句は言わせないぞ!



2.測量 (2003年12月2日)



測量で大事な事は正確に直角と水平を取ることです。
直角は3:4:5の長さの三角形を作る事でえる事が出来ます。
有名なピタゴラスの定理ですね。 
これは、もしかしたら学校で習う数学のうち唯一役に立つ公式かもしれませんね。
(まちがっても、1:1:ルート2なんて測らないように。慌てて家まで電卓を取りに帰るはめになってしまうからです)

水平は透明のホースに水を入れて、えることが出来ます。
両端にホースをセットして水を入れます。
(まちがっても不透明のホースは使わないように! 水がどこまであるかわからないからです)
ただ今回はプロの手助けを借りて、測量器で水平を測りました。 
やっぱりセミプロともなると道具にもこだわるものです。(ゴムホースなんざ!)
測量器で測っただけで、なんかすごい小屋ができるような、そんな気がしてくるものです。

*前回測量した時はゴムホースを使いました。
ところがこれがなかなかの難物。 ホースの端を上げすぎたり下ろし過ぎたり・・・
そのたびに水がざーざーこぼれ、とうとう、バケツ一杯の水を使いはたしたあげく
思いっきり水をかぶり、からだ中水浸しになり・・・
測量はぜひ夏にする事をお勧めします。

そうしてやっと測量を終えて水糸を張り(セミプロともなると糸にもこだわるのです。 
やっぱりここは普通の糸じゃダメ、工事用の水糸でなきゃ!)
そして、あらためて測りなおすと、6ミリずれてたり、9ミリずれてたり・・・

ここは、ついに奥の手の出番、「まっ、いいか・・・」


3.材料の購入 (2003年12月23日)

さていよいよ材料の手配。 だらだら延ばしてたけど、やっと覚悟を決めました。
もうここまで来たら後戻りは出来ないよ。

建材屋さんもホームセンターも値段はたいして変わりません。
それなら、そこは(自称)セミプロ、建材屋で買うことにしました。
コンクリートブロック70個。 セメント5袋。 砂、軽トラックに1/3。
それからホームセンターでは屋根用に一番安いトタン、12枚。

 

4.基礎工事(1) (2003年12月24日〜1月11日)



さあ、いよいよ基礎工事です。 なんかわくわくしてきますね、最初だけは。
測量した水糸の線にそって、溝を作ってきます。
頭を使わない単純作業なので、「うんうん、やっぱり自分に向いてるな」、と思いつつも、
からだを使う作業なので、やっぱり怠け者の自分には向かないかな・・・
と、わけのわからない事をぶつぶつつぶやきながらの作業です。

約20センチ以上も掘り下げ、地面を固めていき、コンクリートブロックを一段仮置き。
そこで、少しも平行になっていない事に気づき、再度掘り下げる事に・・・
そして、雨や雪や正月で、仕事は年越しになりました。

・・・さて、年も明け、酒も呑んだし・・・
ぼちぼち基礎工事の再開です。
平行にするのになんども埋めたり掘り下げたりして、何とかコンクリートで固める所まで行きました。 
やれやれ!

4.基礎工事(2) (2003年1月12日〜2004年1月14日)

さあ、いよいよコンクリートでブロックを固めます。
コンクリートはセメントと砂と砂利を1:2:3と水でよく混ぜ合わせます。
(セメントはあくまで接着剤でメーンは砂と砂利です)
またモルタルはセメントと砂を1:3と水でよく混ぜ合わせます。
コンクリートもモルタルもソフトクリームのようになるまで水を入れます。
コンクリートはブロックの下に敷いたり、ブロックの穴を詰めたりするのに使い

モルタルはブロックとブロックの接着に使います。
ブロックの穴は一つ置きにコンクリートを流しました。
もちろんすべての穴に流したほうがいいのですが。

ここで大切な事は、縦も横も平行にして高さもそろえる事です。
そのためにはブロックの線にそって最初に水糸を張っておきます。
後は、コンクリートを流しブロックをのせて、高さと平行をあわせるまでひたすら叩きます。
これは、かなりの重労働でした。


4.基礎工事(3) (2003年1月15日〜2004年1月16日)




さて今度はブロックの2段目です。
一段目が完璧なので今度は楽。
ドアの部分以外の所にコンクリートブロックを積み上げて、モルタルで接着していくだけ。
・・・のはず、です、よね。
ところがなんかちがうな。
なんと高さが合わない!
高い所と低い所では1センチも違ってる!
そこで、低い所はモルタルをたくさん塗って、なんとかごまかしました。
そして穴をコンクリートで埋めていきます。
このとき、ところどころに、鉄の支柱を入れます。
これはコンクリートと柱を固定させるためのものです。
さあ、いよいよ基礎工事完成です。

5.棟上(1) (2003年1月17日)



さあ、棟上!
船ならば進水式。
昔なら、ここは屋根に幟をたてて、餅撒きなどをする場面ですが
さすがに、鶏小屋にそこまですることもないか・・・
と、思いとどまりました。

しかしその前にまず、柱の組み合わせ部分に穴をあけていかなければ。
ここは(自称)セミプロの出番
ノミを使って、設計図どおりに穴をあけていって・・・
と思いきや、な、なんと!
プロの手助けを頼んでいたら、
すでに柱には穴があいていたのです。
最近は製材所で機械で穴まであけてくれるらしいのです。
というわけで、単に組み立てるだけでした。
柱を組み立て、屋根にトタンまで張って・・・
ここまでの作業がわずか一日で終わってしまいました!
しかも、ほとんど頼んでいたプロの人がやってくれたので、
もっぱら荷物運びで終わってしまいました。
てっきり2週間以上かかるだろうなと思っていたのに・・・

ところで、ここで、おおきなミスに気づきました。
なんと基礎がブロックの幅半分ずれていたのです。
どうやら設計図の測り方が違ってたようです。
プロはブロックの真ん中で位置あわせをするらしいのです。
それでちょうどブロックの幅半分ずれていたのです。
おかげで、柱がブロックから半分はみ出してしまいました
「まっ、いいか!」
というには
大きすぎるミスだけど
「まっ、いいか!」
ぶつぶつ言ってるプロをほっといて
ここは笑って済ませとこう!

しかし、それにしても・・・
立派過ぎる小屋になってしまいました。
こんなはずじゅあ・・・
なんか、露天風呂にしてもよさそうですね。

5.棟上(2) (2003年1月18日〜27日)



今度は周囲に板を打ち付けます。
鶏小屋は低く、ヤギ小屋は高く。
これで大分小屋らしくなってきましたね。
小屋というか・・・露天風呂も捨てがたい。
ともあれ、ここまでくると後は一人でも出来そうです。
というわけでこれからは、一人でする事にしました。
(仔山羊の誕生や寒さなどで途中しばらく中断しました)


6.外装(1) (2003年2月28日〜2004年2月3日)

開き戸部分を古いブロックとコンクリーで固めます。
ここの部分は傾斜になっているので、土を削って平らにして、
土が落ちてこないようにブロックで固めました。

7.外装(2) (2003年2月4日〜2月9日)

今度はネットを張ります。
ネットを留める釘がなかなかの難物。
まっすぐ打ち込むのは至難の業。
とても細いのでたいてい途中で曲がってしまいます。
たまにまっすぐ打ち込む事が出来たら
とても嬉しくなります。
ネットを張ったらだいぶ鶏小屋らしくなってきました。

内部から見たところ。
やっぱり露天風呂は捨てがたい!

7.内装(1) (2003年2月11日〜2月23日)

今度は山羊の部屋と鶏の部屋の仕切りを作ります。
ブロックで仕切りを作りコンクリートを流します。
もうこれはお手の物。
それからコンクリートがかわくまでに
柱に組み立てるための穴をあけていきます。
今度は古材を使ってすべて手作業でしました。
ノコギリとノミで何度も何度もやり直して
なんとかうまく組み立てられました。
これだったら山羊があばれても多分大丈夫でしょう。
仔山羊だったら?
いや、そんなことはない。
シロだって大丈夫です!!

7.内装(2) 完成! (2003年2月24日〜3月13日)



自分でも信じられない事に、なんと完成したのです!
戸をつけて、餌箱を作って・・・
最初の予定では外から餌を入れて、水は雨水を取り込んで・・・
玉子も外から取れるようにして・・・
なんて考えてたけど、面倒くさい事は得意の先送り
まっ、いいか!

鶏が玉子を産むところ。
正面には赤い暖簾を張るのだけど、これも鶏がくるときにすればいいし・・・
それにいつ鶏が来るかもわからないし・・・
というのも、せっかく完成したと思ったら、鶏インフルエンザ騒ぎ!
同じ兵庫県でも発生したので、これはやばい!!
しばらく、ほとぼりが冷めるまで飼うのはやめた方がよさそう・・・

というわけでしばらくは仔山羊の遊び場になりそうです。



(裏側)
ふたを開けて玉子を取り出します。
うまく産んでくれるかな?

鶏がとまるところ。
鶏はやっぱり鳥なのです。
地面に寝たらいいのに、こんなとこにとまって寝るらしいのです。
ただ早くも仔山羊の遊び場になっています。
ヤギと鶏・・・仲良くくらしていけるかな?

鶏のえさ入れ。

鶏や〜い。
いつ来てくれる?!