セメント
(山口県小野田市)
「かたい地名」続編です。あ、硬いのはコンクリートでセメントは硬くないかも。

ここがセメントの町の商店街入り口。
この日は小雨。固まらないよう気をつけて入ってみよう。

細長く商店街が続く。
コンクリート建造物もあるが、どちらかというと木造が多い。

住所にも使われる地名のようです。
タイトルは「セメント」としましたが正確には「セメント町」です。
・・・地名の由来など・・・
ここは小野田市。旧小野田セメント(現在は太平洋セメント)関連であることは明らかです。
明治初期に日本初の民間セメント会社、その名もずばり「セメント製造会社」がこの地で創業。
以後産業都市として小野田は発展してきました。セメント製造会社から社名を変えた小野田セメントは、
近年産業環境の変化などに対応し、秩父セメント、日本セメントと合併。社名は替わり本社機能は移転しました。
しかし今も老舗のセメントの町としての歴史と誇りをこの町名が語っています。
また、旧来この地は「須恵村」でしたが、小野田セメント(社名は当地の干拓地の名に由来)の発展により
「小野田」の方が有名になり、1920年の町制施行時に小野田町に改称したのだそうです。
日本唯一の企業市名は愛知県豊田市ですが、小野田市は愛知県東海市とともに”準企業市名”と言えるかもしれません。
「セメント町」は大分県津久見市にもあり、太平洋(旧小野田)セメントの工場があります。
追記:2005年3月22日に小野田市は厚狭郡山陽町と合併し「山陽小野田市」となりました。