現在、一番よくやっているスポーツはバドミントンで、もう13,4年やってるか。
この10年でバドミントンラケットは恐ろしく進化。
「テニス」「卓球」は相手のコートに「入れる」スポーツ。
バドミントンも入れるのは同じだが、「出す」方が難しい。まぁ、試合でわざわざ「出す」ことはないんですけど。
テニスも卓球も力一杯打つと、コート(卓球台)のはるか外まで簡単に飛ばせるが、バドミントンは出来な〜い。バドミントンのシャトルは全然飛ばない代物なのですよ。
まず、初心者が最初に苦労するのは「飛ばす」こと。もっとも基本の打ち方に、「ハイクリアー」という自陣コートの一番後ろから、相手コートの一番後ろまで飛ばすショットがあるが、こいつを打てるようにならないと、試合にならんです。
これが大変。
男子が力一杯フルスイングでぶったいても、エンドライン1M前までが精一杯。その、あと1M飛ばすには、かなりの練習が必要なのです。
で、本題だが、ラケットが進化した話。
そう、この10年でラケットは「飛ぶ」方向で進化したのです。10年前のラケットは、今のラケットより飛ばなかったね。実は、それ以前の「木製ラケット」においては「なお」飛ばなかったらしい。(経験ないが、飛ぶわけなかろう)
「そういう問題は、練習で克服しろよ!」と思う人は若い。こちらは、もう十分「いい歳」こいちゃってるので、今から特訓するような年齢ではないのです。
そこで、頼りになるのが、新型ラケット。
1本25000円定価だが、さすがに良く飛ぶ!
これは嬉しい!だって、同じ力で打っても、ヘボラケだと「甘い打球」になり、高ラケだと「厳しい打球」にな〜る。
素材はカーボンで、最新工学を駆使して設計されているのであろう。よくしなり、粘りがある。
が、弱点も一つ。
あまりに繊細でギリギリゆえ、壊れ易い!。
普通に試合でラリーをしているだけで、バキバキと折れちゃう。あの軽いシャトルを打ってるだけでよ。別に他の堅い物をたたいている訳でもなくてよ。
この原因は、もの凄く強くガットを張っているせい。
ガット張るテンション(強さ)は購入時に指示できるが、やっぱりラケットの限界値で張ってもらうことになるのですよ。手ではじくと「カンカン」と金属に近い音がする。
このパンパン、ギチギチ状態でバコバコとシャトルを思いっきりひっばたいていると、ミシミシと折れてきちゃう。
説明はここまで。
10年前までは、バドミントンラケットはプレーヤーが手で張っていて、自分で張るための道具もみんな個人で持っていたものです。
が、最新のラケットはテンションを強く張りたいので、機械で張ってもらうしかないのです。手では強く張れないし、強く張らないとせっかくのラケットの性能が出ない。
先日、愛用ラケットのガットが切れちゃった。まぁ、普通6ヶ月ぐらいで切れるんですけど。いつもなら、スポーツショップにガット張りを依頼するんですけど、そのラケットをよく確認すると、もうフレームにヒビが入っているじゃないですかぁ。
折れる寸前ってことなんですよ。
ヒビがはいったラケットは、もう強いテンションでガットを張る事はできませんね。張ってる最中にバキバキ折れるから。
とはいえ、高価なラケット。まだ現状では折れていない。
しょうがない。6年ぶりぐらいに、手張りしましたぜ。
(なんとか折れずに張れました)
新人さんにでも、貸してあげるラケットにしようっと。
それにしても、金がかかる。
(ちゅ〜訳で、試合用の新ラケ購入。値段は…)
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