■保護対象 発明
【発明】とは、自然法則を利用した技術的創作のうち高度なものをいう。プログラム・方法の発明も保護対象に含まれる。
■権利期間 出願から20年
■保護対象 考案
【考案】とは、自然法則を利用した技術的創作であって、物の形状、構造または組み合わせに係るもの。
■権利期間 出願から10年
■保護対象 意匠
【意匠】とは、物品の形状、模様、色彩またはこれらの結合であって、視覚を通じて美感を起こさせるもの。
■権利期間 出願から20年
■保護対象 商標
【商標】とは、商品又はサービス(役務)について使用し、自他商品(役務)識別性を有する文字、図形若しくはこれらの結合又はこれらと色彩の結合
■権利期間 設定登録日から10年(10年ごとに更新可能)
日本国内の出願を基礎出願として、パリ条約の優先権を主張して、権利を主張したい国にそれぞれ個別に出願する方法。
日本国内の出願を基礎出願として、特許協力条約(PCT)に従って、権利を取得したい国名を指定することによって、一つの出願で複数の国に出願する方法。
PCT出願と同様に、日本国内の出願を基礎出願として、権利を取得したい国名を指定することによって、一つの出願で複数の国に出願する方法。
特許出願・実用新案登録出願・意匠登録出願をする前に、出願中あるいは権利化された発明・考案・意匠に対する先行技術調査を行うことをおすすめいたします。
先行技術調査を行うことによって、貴社の出願する発明・考案・意匠と同一又は類似の出願の存在を調査することができます。
調査の結果に基づき、貴社の出願する発明・考案・意匠の登録可能性をある程度判断することができます。
「商標」は貴社の信用と実績が蓄積された財産です。
「商標」は登録されると、日本全国に効力が及ぶ商標権が付与され、貴社の財産権である大切な「商標」を保護することができます。
また、他人が貴社の登録商標と同一又は類似の範囲内で登録商標を使用する等の行為は権利侵害となりますので、当該行為の差し止め、損害賠償請求等をすることができます。
一方、未登録で使用されている場合、第三者に登録されてしまうと、貴社の「商標」を使用できなくなる可能性があります。
商標登録出願をする場合、先行調査は不可欠です。
この調査によって、貴社の使用されている(使用予定)商標の登録の可能性をある程度判断することができます。