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下塗り(ハケ)

  • 今回は下塗りをハケ塗りで行いました。
  • この日は雨交じりの天気で、吹き付け塗装を行うと、揮発性の塗料を使用しているため、気化熱で、吹き付け直後は砥面の温度が下がり回りの水分を寄せてその上から、さらに塗料が吹き付けられるため、水分が砥面内に閉じ込められ、透明な塗層面が濁ります。
  • 冷たい水の入ったコップにの外側には水滴がつきますね、それが塗装面で起こるのです。
  • ハケ塗りなら大丈夫です。
  • 最初のハケ塗りは厚塗りができ、砥膜の形成が早くなります。
  • ただ、二度目は吹き付けをおこないます。無論天気が回復してからです。
  • 二度目はいくら上手くやってもハケむらが出やすいです。
  • 塗料にリターダーと言う、硬化減速材を添加し、ハケむらが出にくいようにするのですが、これでは硬化に時間がかかり作業性が悪くなります。
  • 上記の事があり、二度目以降は吹き付け塗装です。
  • 吹き付けで塗料が付着し難い所も前もってハケ塗りします。
  • 下塗り後は毛羽立ちなどを取り去るためと、ハケ塗りのむらを取り去るためサンダーをかけます。
  • 粒度600〜800番程度の耐水ペーパーです。
  • WAタイプは同じ粒度でも研磨力が強すぎ、砥面を削り過ぎて、生地まで磨いてしまいます。
  • 研磨後は、導管に入り込んだ塗料の粉を取り去ります。
  • このまま塗料を吹き付けると、導管の中の白い粉を閉じ込め、塗料面を形成した時、下の粉の塗料が染みこまなかった部分が白く残ります。
  • こうなるともう白くなった所は透明になりません。
  • あっ!マスク忘れてる!
  • 研磨後、もう一度下塗りのサンディングシーラーを吹き付けます。
  • これで下塗りの行程は終わりです。
  • 引き出しなどの部品も同じように塗装します。
  • 工房によっては引き出しの前板のみの塗装しかしない工房もあります。
  • 当工房では裏表とも塗りこみます。
  • 最終的な仕上塗りです。二回ほど塗ります。
  • ホースは余裕を持っておきます。
  • 意外とホースが足に引っかかったりして、スプレーガンが止まって吹き付けムラが起こったりする可能性があります。
  • そうならないため、塗る前に足さばきのシミュレーションを行っておきます。
  • 又、どこで初めて、どこで終わるか、それと手前から塗って、体を向こう側にいつ移動させ、残りを塗るかなども、実際スプレーガンをホースにつないだ状態でシミュレーションします。
  • 特に着色では塗ってからではやり直しが利きません。
  • 引出しの擦り桟部分も仕上の塗装をハケで行います。
  • これで引き出しも軽く引くことができます。
  • この机の大きい方の引き出しは大きく、何も塗らなかったらかなり重いと思われます。
  • 塗装も終わり、最終の乾燥です。
  • 2液性のウレタン塗料ですので、ラッカー系の塗料より、乾燥は短時間で確実に仕上がります。
  • 塗料の硬化後は、有機性溶剤にも強いです。


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