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埋め木の子供椅子、脚の旋盤加工

子供椅子の脚は、旋盤による加工で作られます。
旋盤加工の機械は当工房にはありませんので、市内の木工轆轤加工の専門業者に外注します。

外注先の方は、その道一筋で、私の言いたい事が100パーセント伝わる方で
こんな方が近くにおられることが不思議です。

子供椅子の脚の材料は、一回り大きく木取りした角材と、ホゾ穴の見本穴を開けた板を、工場の方に持ち込みます。
ホゾ穴見本は、同じ穴を何個か開けて渡します。

微妙な硬さを見るため、何度も合せているうち、穴が微妙に大きくなる可能性があるため
穴は多めに開けておきます。

開けた見本穴の板は、直射日光を避け、ビニール袋に入れて渡します。
開けた直ぐは、内部水分が開けた穴から抜け、微妙に収縮し穴の直径が変わるためです。

外注先の今村ロクロ工芸の息子さんは、この微妙な加減を見ることのできる方です。
玄翁で叩いて入る硬さ、
指で押して入る硬さ、
手で入れてがたつきのない硬さなど、微妙な加減に加工していただけます。

子供椅子、脚の旋盤加工


この子供椅子の脚ホゾの硬さは、指で押して入る硬さです。
あとで、接着剤が入り、クサビを締めるため、がたつきのない硬さでよいのです。

材料の一本に、ホゾの位置、ホゾの長さ、脚の長さをすみつけして、加工の指示をします。

下記の画像、10脚、40本の加工です。

子供椅子の脚はまず、指定のテーパーに、勾配を付けて引き通します。

次に2回に分けてホゾを粗取りします。@、A番です。
この工程は旋盤に旋盤に指定の位置に来たら止まる
ストッパーを付けて、同じ直径になるようにします。

次にBで、ホゾの直径を仕上げます。
この工程はも ストッパーを付けて、同じ直径になるようにします。
この工程ではほんの少し削って仕上げます。
刃先の磨耗を極力押さえ、できるだけ同じ硬さになるように、ホゾの直径を仕上げるためです。
Bの削りで、ホゾ部分の直径は仕上がりです

Cでホゾ、根元部分を少し削っておきます。
これは、座板に脚ホゾを差し込んでいくと、接着剤の摩擦で、ホゾの根元付近がどうしても硬くなるの軽減するためです。

この部分の直径を甘くしても、最後にこの部分に押された接着剤が集まり、
接着剤が乾燥すると、この部分の緩みは止まり、クサビを打ち込むと、しっかり止まります。

画像左下に、子供椅子の脚ホゾ穴の見本板が見えます。
26ミリ直径、指で押してはいる硬さと板に書いてあります。
穴見本は2つ見えています。

子供椅子の脚の加工の順番

先端バイトは、シャコ万で固定されており、同じ直径に削れるようにセットされています。

右手のハンドルを回す事により、バイトは指定の位置まで進みます。
指定位置でストッパーにあたり、切削は止まります。

ちなみにこの旋盤、飾り柱などかなり長いものまで引き通せます。

子供椅子、脚の旋盤加工のホゾ直径決め

下記の画像は、脚のホゾの根元部分を、削っている画像です。
これは、座板に脚ホゾを差し込んでいくと、どうしてホゾと接着剤の摩擦で、ホゾの根元付近がどうしても
硬くなるの軽減するためです。

子供椅子、脚の旋盤加工の元繰り

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