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木製入り口引き戸

手作り家具工房の外壁を木で貼らなかったので入り口の扉ぐらいは木でと言う事で、作る事にしました
ただし、枠はアルミ製の既製品
枠は木製では取り替える事が難しく、アルミの方が良いとの判断
外部のネイビーブルーっぽい色に白のコントラストの利いたサッシュ枠、それに黄色っぽい木の扉で存在感のある扉になりました

材料は手作り家具にも使うタモ材、框組みに約10ミリに仕上げたタモの板を合い欠継ぎで貼り、ステンのスリムビスで止め上から、真鍮製の飾り鋲でスリムビスで隠しました
サネ剥ぎにしたかったのですが、貼る板にサネ溝を入れると、厚みの関係から弱くなりますので、合い欠きにしました


手作り家具工房の扉は風雨と太陽にさらされるので、膨張収縮はかなりなものと思います
作ったのは一番乾燥した時期ですので、膨張を考えれば良く、夏の膨張した時期に作るより、気を使いません
夏に作った場合、収縮を考えなければならず、その場合、ビスの部分から裂ける恐れがあるからです
合い欠きですので、裏に雨が染み込む恐れがありますので、表を貼った段階で、裏からシリコンコーキングを行い、その後裏側も同じように貼りました
裏から同じように貼らなかったら、時代劇に出てくる引戸になってしまいます
材料はすべて柾目、板目ですと反りが強く出る恐れがあり扉のデザインもボケますので、柾目を使いました


四角いガラスはレフライト、つまりミラーガラス
デザインガラスの良い物がないかと、親戚のサッシュ屋の方に行ったら、思う物がなく、傷物の切り出しがあり
ちょうど良かったので、これを入れました
上の画像で、横の窓の景色の反射具合が違うのが分ります

一番手間がかかったのが、扉の厚み、専門的に言うと「見込」ですサッシュの枠は見込厚、30ミリで作ってあります
この木製の扉を30ミリで作る事はできません
厚みは両側から10ミリ厚の板を貼ると考えると40ミリは必要です
下記の画像で分りますが、白い枠の中に本来収まるのです

40ミリの戸厚のため、内側戸と外側戸をそれぞれ外側に10ミリ逃がしました
黒い部分は、中空ゴムを溝を切って入れています、締めた時枠にソフトに当たるようにです
ゴムの手前の溝はサッユ枠縦枠の密閉のためのツバが入る溝
扉の一番手前の切り欠きは枠の中に入る部分

取り付け場所が自分の手作り家具工房ですので一箇所ずつ確認しながら加工しました
取り付け場所が、別の場所なら大変でしょう


外鍵はなしです、扉厚40ミリ用の引き戸錠の適当な物が無いため