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新しく作った家具工房の塗装室です、作られる方は参考にしてください
青文字は成功箇所赤文字は課題や、改良が残る箇所です

平成19年春に完成した新しい家具工房には、念願の手作り家具や木工品の塗装室を作りました
予定では6畳と6畳二箇所作り、通常は6畳で塗装し、もう6畳でサンディングなどを行い
大物は仕切りを開けて12畳でと考えましたが、使い勝手が悪いようなので、
8畳としました、これなら2.4メートルのテーブルでも吹きつけ塗装ができます

家具工房のこの部屋は密閉できる空間ですので、サンディングなど粉塵の出る作業にも使えます
入り口は、古い方の家具工房から取り外してきた
一間半(柱心々2.7メートル)の三枚立ち、高さ2.1メートル、敷居は段無し三本レールのアルミサッシュ
ガラスですので、外からも塗装室の中の状況が良く見えます
三枚立ちですので、最大に開くと約1.8メートル巾開きますので、ほとんどの当、家具工房で製作した木工品、手作り家具は楽に搬入できます

奥に見える引き違い戸の向こう側は、出来上がった、家具工房の展示ギャラリーです
塗装が終わると、直ぐに展示場に入れられるように、塗装室と展示場の配置を隣合わせにしました
扉はガラスではなく、樹脂板ですので取り外しも軽いです

塗装室の照明は40ワット二本の80ワットタイプが二機で、八畳の塗装室には充分な明るさです

エアーホースの色分けは、スプレーガンとエアーダスターのホースの見分けのためです
ホースの元にはエアーレギュレーターがあり、空気の分配と、それぞれの圧力を調整しています
それとレギュレーターには、水分を除去する機能がありますが、
湿度の高い時期に家具工房内で長時間塗装する場合、ホースに水滴が溜まる場合があり
水滴は、圧力で押し出され、塗装の木工品に吹き付けられる事が起こります
そのため、予備のホースは何本か用意しています、予備のホースは延長用としても使います

家具工房の塗装室入り口

家具工房の塗装室で大事なのは吸気と換気です、塗料の臭いが室内にこもらないようにする家具工房では必要です

吹き付け塗装をする場合塗料が空気中を舞い、塗装する木工品にも落ちてきて、ざらつきなどを起こします
そのため吸気のための、配管や窓などと換気扇は必要になります

この8畳の塗装室には30センチ径の換気扇が二機取り付けています
8畳なら二機でも良いようです
本来もっと下に取り付けたかったのですが、コンクリートの布基礎と土台ののためこの高さになりました

しかし、換気扇表面に板を取り付ける事で、巻き込みなどの安全対策のため取り付けた板が抵抗して、周りの空気を広範囲に引き込み
良い結果になります、板無しではちょっと怖いです

換気扇の前に板があるため、下に溜まる空気もけっこう吸い取ってくれるよういです

前の家具工房なら塗装マスクは外せませんでしたが、この塗装室なら広い天板を一気に塗るテーブル類以外は
無くても塗装できるほどです

上の窓は排煙窓です、家具工房の建築にあたり、有効排煙面積があり取り付けが必須でした
意外と吸気流速があり、気流が奥まで入って下降しUターンする感じになりますので、
排気方向としては良い結果になっています


椅子の塗装中です、台の上にターンテーブルを置いて塗ります
椅子は四方八方から見えますので全体を塗ります
塗装する品物の周りをグルグル自分が回るようでは疲れてしまいますし、スプレーガンの噴射方向もまちまちなりますので
換気効率も下がります、小物の塗装にはターンテーブルがお勧めです

テーブルなどの大物はキャスターに載せて塗装します、椅子の向こう側に見えているが対のキャスターです
一人で大物を動かすのは一苦労、一組のキャスターで移動させましょう

家具工房内の製作ラインも、あちこちばらばらにならないように、製材、木取り、木作り、加工、部材仕上げ、組み立て、塗装と
ラインになるようにすると効率的です

塗装し終わった椅子は直ぐにこの向こうにある家具工房のギャラリーに入れますので効率的です

家具工房の塗装室、内部左側


下記画像は塗料棚の位置です、この塗装室ではここがベストなのですが
本来この塗装室の外に、狭くても良いので塗料の保管や調合をする塗装準備室を設けるべきでした
その部屋に家具工房で使う金物類の備品も一緒に保管するべきだと思っていたのですが、作らなかったために結果やはり後悔の残るところです

家具工房で使う塗料ぐらいならこの塗装室に置いても良いのですが、生地の研摩をするといくら換気扇を設置してクリンにしても
木の粉塵が塗装室内に舞ってしまい、塗料などにも振りかぶります
振りかぶった粉塵は塗料を調合する時などに入ってしまい、塗装時に良い結果になりません

現段階でできる対策は、塗装室内に塗料を密閉できる保管棚を作る事でしょう
もう一つの誤算は換気窓が高い事で西日が入る点 塗料に当たってしまい温度が上がりますので良くありません
窓が低くても同じですが、、、、

夏場は窓を締め切り、換気扇を回さないと塗装室の中はかなりの高温になりますので、日中はこの部屋を使わずとも
昼からは換気扇を回した方が良いようです

家具工房作りを100パーセント成功させる事は、色々な条件があるため不可能ですが、できるだけ使いやすい家具工房にしたいものです
今後もこの家具工房の良い点や、改良点は追加していきますので、参考にしてください

家具工房の塗装室、内部右側と塗料

小物乾燥棚

工房が稼動して約一年になります
塗装室の方は壁を利用して小物の乾燥棚を作りました
小物のの塗装はどうしても、一度の塗装する数が多く、乾燥の場所も必要です。
塗装する品物によって形も違い、塗装の工程なども変わってきます。

効率的な作業をしないと採算が合いません。
下記画像のように壁に棚の高さが変えられる乾燥棚を作りました。

棚持たせせの丸棒は差し込んだだけですので、塗装する品物によって高さを変えるのは簡単です。




下記画像のように一度に15ほど乗せて、棚から移動させ塗装します。
向こうに回り込む事無く、塗装台を回転させ、反対側を塗装します。

常に換気扇に向かって塗装するようになります

一枚分塗装が終わると、そのまま下の板を持って、後の棚受けに差込み、
次の板と差し替えて、塗装を進めます
非常に効率的です

棚受けの丸棒は、直径18ミリ、棒の全体長さは36センチほどでしょうか
棚板は長さ180センチ、幅30センチ、厚み12ミリ、ベニヤサイズの縦に三枚に切ったものです

差し込む場所を間違えないように、縦の四本の柱の穴に等間隔に番号を振っています
色分けするのも良いでしょう

もしじゃまになるなら分解もできます

後で考えたので、照明のスイッチ、エアーレギュレーターが棚にかぶってしまっています
そのうち移動が必要です。

塗装室をお考えの方は、この棚は有効です、スイッチの位置などにご用心