スピード感  ★★★★
メロディ ★★★★★
シンフォニック度 ★★★★★
満足度
 ★★★★★
When Water Became Ice
/EDDY ANTONINI
(1998 Import)
SKYLARKのコンポーザーEDDY ANTONINIのソロアルバム。

EDDYが作曲しSKYLARKのメンバーとゲストミュージシャンがプレイしているので、SKYLARKと何ら変わりない・・・いやよりクラシカルでシンフォニックなメタルが繰り広げられています。違いをあげるなら、SKYLARK名義のアルバムよりさらに(ハープシコードのソロが延々と続いたり)Keyのフィーチャー度が増しています。 SKYLARKファンは買いでしょう。


スピード感  ★★★★
メロディ   ★★★
シンフォニック度 ★★★★★
満足度    ★★
After The Storm
/SKYLARK
(1995 Import)
イタリアのシンフォニック・メタルバンドの1stアルバム。

なぜだ!つまらん。
ファビオのヴォーカルも今以上にやばいし、プロダクションはチープ、ペラペラです。
コテコテのシンフォニックメタルは相変わらずですが、 このアルバムに関してはSKYLARKファンにしかお薦めできません。


スピード感 ★★★★★
メロディ  ★★★★
シンフォニック度 ★★★★★
満足度  ★★★★
Dragon's Secrets
/SKYLARK
(1997 Import)
イタリアのシンフォニック・メタルバンドの2ndアルバム。

「DIVIINE GATES」シリーズ、「THE PRINCESS DAY」と比較すると充実度 が少し低いことは否定できませんが、SKYLARK以外のなにものでもないシンフォニック・ワールドが繰り広げられています。

まず、オープニング「The Temple」のハープシコードで期待に胸膨らみます。「Creature Of The Devil」はスピードチューンですがSKYLARKらしいメロディは見あたず少し残念。4曲目「SKYLARK」はSKYLARK節炸裂のシンフォニック・スピード・メタルで、メロディアス過ぎるブリッジ、サビ、ギターソロ〜ヴァイオリンソロと続く、メロディックでスリリングなインストパートはこのバンドの真骨頂でしょう。「Waiting For The Princess」はフルートとオーボエが泣かせる3分のバラード。そして「Light」。なんと、23分54秒もある超大作ですが女性ヴォーカル、ヴァイオリン、フルート、ストリングスを豪勢に使用したアレンジ、典型的SKYLARKクサメロ、スピーディでドラマティックな起伏に富んだ展開で、飽きずに聴き通せます。ただ注意して聴いていないと、知らぬ間に次ぎの曲にいっていて、どこで終わったのかよく分からない時があります。「Princess Of The Snow」もSKYLARK節全開のスピードチューン。
Fabioのヴォーカルが、かなりやばい時があるのは相変わらずですが、このバンドを聴いていると適温の風呂に浸かっているときのような心地よさを感じるんすよね〜。


スピード感 ★★★★★
メロディ  ★★★★
シンフォニック度 ★★★★★
満足度   ★★★
Belzebu
/SKYLARK
(1999 Import)
4曲入りミニアルバム。

「Belzebu」は「Gate Of Hell」収録にスピードチューン。Edit Versionとなっているがどこが違うのかよく分かりません。聴き込みがたらんのか?「Among The Clouds」は「Gate Of Heaven」のオープニングチューン。あと「A Star In The Universe(99 Version)」とEddy Antniniのソロアルバム「When Water Became Ice」から「Twilight」が収録されていますが、発売当初は先行シングル的意味合いで価値があったと思われますが、今となっては既発曲ばかりであまり、ありがたみはありませんでした。


スピード感 ★★★★★
メロディ ★★★★★
シンフォニック度 ★★★★★
満足度
 ★★★★★
Gate Of Hell
/SKYLARK
(1999 Import)
イタリアのシンフォニック・スピード・メタルの3rdアルバム。

キラキラしたハープシコードをフィーチュアした、シンフォニックでスピーディなクッサイ哀メロナンバーが、次々と繰り出され、たとえマンネリ、ワンパターンであっても、好みであればいい!というタイプの人間には、たまらんアルバムです。言い換えると金太郎飴状態であるため、ヴァラエティに富んだ色んなタイプの曲を聴きたいというタイプの人にはちょっと退屈かも。

彼らのサウンドは紛れもなくシンフォニック・スピード・メタルなのですが、流れるようなメロディックなKeyがサウンドの核となっているためか、RHAPSODYのような重圧感、コッテリ感は感じられず、高い煽情力を有しながらもしなやかであっさりした感があり、気がつくと何度もリピートしているのですわ。

「Welcome」「The Triumph」「Why Did You Kill The Princess」などは、いずれも6分以上ある大作ですが、抜群のスピード感、これでもかの泣きメロ、おもわず引き込まれるドラマティックな展開、とSKYLARKの真骨頂を堪能できる必殺のキラーチューン。「Gate Of Heaven」と並んで、彼等の最高傑作。


スピード感 ★★★★★
メロディ ★★★★★
シンフォニック度 ★★★★★
満足度
 ★★★★★
Gate Of Heaven
/SKYLARK
(2000 Import)
イタリアのシンフォニック・スピード・メタルの4thアルバム。

終始クサい哀メロを奏でるkeyがイニシアティヴを握るシンフォニック・スピードメタルが、次々と繰り出されます。クサさ、スピード感、シンフォニック度の全ての点においてパーフェクト。きらびやかなkeyに包まれた、しなやかなシンフォニックサウンドが疾走する激メロ・シンフォニック・スピードメタルの傑作。

どの曲も甲乙つけがたい内容ですが、やはりハイライトは12分に及ぶ大作「The Heaven Church」。ピアノと管楽器によるゆったりしたイントロから、メインリフに入った瞬間に悶死。流れるように、次々と甘く切ないメロディを紡ぎ出すEddyのkeyフレーズに牽引され曲はドラマティックに展開し、ラストナンバー「Last Christmas In Hell」へとつながります。

半泣き声のようなコシのない、フニャっとしたくせのあるファビオ・ゾットのVoと薄っぺらいプロダクションが、気になるか否かで評価が違って来ると思いますが、信者にとっては、これも「個性」。痘痕もエクボってやつですね。俺はSKYLARKのウ゛ォーカルは彼しかいないと思っていますよ(笑)。

GATE OF HELLと並んで傑作。


スピード感 ★★★★★
メロディ ★★★★★
シンフォニック度 ★★★★★
満足度
 ★★★★★
The Princess Day
/SKYLARK
(2001 Import)
イタリアのシンフォニック・スピード・メタルの5thアルバム。

いや〜、すばらしっすね。本作もどこを切っても、秘孔を突きまくるクッサい哀愁メロ満載のシンフォニック・スピード・メタルが溢れだしてきます。これまで「Gate Of Heaven」「Gate Of Hell」と続けて聴いてきましたが 、音楽性に微塵の変化も認めません(もちろん、いい意味で)。彼らほどファンのニーズに忠実に答えてくれるバンドは少ないのでは?
よく進化進歩と称して、音楽性をガラリと変えてしまうバンドがいますが、ぜひとも彼らを見習って欲しいもんです。
セリフに続く「The Princess Day」のイントロで、SKYLARK worldへ引きずり込まれます。

本作の個人的キラーチューンである「I Will Cry Tonight」は、出だしの「これぞSKYLARK」なKeyメロ、2分あたりでの展開、3分越した頃のメロディアス過ぎるKeyソロに続くGtソロと劇的展開に悶絶し・ま・く・り・・・

巷の評価は、「GATE OF HELL」「GATE OF HEAVEN」と比較すると低いですが、個人的には前記2枚と同じくらい好きなアルバムです。次作あたりで日本盤が出ないもんですかね。もちろんこのままの路線で!(輸入盤のデジパックも捨てがたいけど)


スピード感  ★★★★
メロディ  ★★★★
シンフォニック度 ★★★★★
満足度   ★★★
Wings
/SKYLARK
(2004)
イタリアのシンフォニック・スピード・メタルの6thアルバム。

前作「The Princess Day」のレビューの最後に「次作あたりで日本盤が出ないもんですかね。もちろんこのままの路線で!
」と書きましたが、 日本盤のリリースは叶いましたが、「このままの路線で」というのは、叶わなかった様です・・・

今までのSKYLARKのジャケットとは、明らかに雰囲気の違うジャケットに、少し不安を感じていたのですが・・・中身の方も、従来の哀メロ炸裂のSKYLARK節満載!ではなく、ジャケットの変化に比例するかの様に、明るく爽やかな哀愁メロディの比重が多くなっています。#4 Belzebu 2、#6 Last Rideあたりは、思わずガッツポーズのSKYLARK節を炸裂させていますが、アルバム全体では、明らかに雰囲気が違います。今までのSKYLARKが「陰」であれば、本作は「陽」とでもいいますか・・・上手く表現が出来ませんが、ずばりいうと「軽く、明るく」なった・・・かな。ついでに言っておくと、疾走度も落ちてます。本編のラスト2曲がバラードとは、どういうこっちゃ!?と言いたい。

音楽性の変化に伴って、Fabio Dozzoのウ゛ォーカルスタイルも変わりましたね。以前の様な無茶な声域でのシャウトが、ほとんどなくなり、しっとりと落ち着いた歌唱を聴かせています。無理しなければ上手いんですね>Fabio(笑)。本作より加入したフィメールウ゛ォーカルのKiaraは、いい声してるし、なかなかいい選択だったのでは無いでしょうか。今まで専属のフィメールウ゛ォーカリストがいないのが、不思議なくらいだったし。

よく聴くとSKYLARKらしいメロディは随所で聴く事が出来るし、これはこれでSKYLARKらしいと、無理矢理に納得できないこともないが、どこか釈然としないというのが本音。

マジで次作に期待する。


スピード感 ★★★★★
メロディ ★★★★★
シンフォニック度 ★★★★★
満足度
 ★★★★★
In The Heart Of The Princess
/SKYLARK
(2004)
イタリアのシンフォニック・スピード・メタルの10周年を記念して製作された、新曲2曲、リ・レコーディング曲3曲を含むベストアルバム。

MOONMADNESSでのリクエストアンケート(俺も投票させていただきました)を元に収録曲を選んだだけあって、さに“スカイラーク全部”のスーパーベスト的内容になっている。2枚組でトータル156分というヴォリューム。この選曲に文句を付ける“スカイラーク全部”なマニアはいないと思われるし、「まだSKYLARKを聴いたことがないのですが、どれを聴けばいいですか?」という、よくある質問に対するいい答えとなるアルバムでもある。これを聴いて気に入らないならSKYLARKは聴かない方がいいと言い切ってしまおう。恐らく「この曲は別にいらないんじゃないの?」と思うことはあっても「なんで、あの曲が入ってないんや!」ということはないと思われる十分過ぎる内容。

ただ、SKYLARKのアルバムを全部持っている人にとっては、自分で好きな曲を集めてCD-Rに焼けばベストアルバムなんて作れてしまうので、どうしても付加価値を求めてしまう。このアルバムでは
「新曲2曲、リ・レコーディング曲3曲」がそれに当たると思われるのだが、新曲の「LAST BATTLE」はクラシカルなインストナンバーでまあまあの出来。もう1曲が「Mt.Fuji」。ライウ゛で聴いた時は、サビの「まうんてーん、ふーじー」があまりに強烈すぎて爆笑した記憶しか残っていなかったのだが、こうして聴くとこれがなかなかいい(笑)。サビは相変わらずだけど、楽曲自体はSKYLARK節全開の名曲と言っておこう。ライウ゛でやれば、(半分ネタ曲としてだが、笑)盛り上がること必至だな。

リ・レコーディング曲の中で一番 印象的だったのが「The Princess Day 2004 version」で、キアラとファビオのデュエットでより劇的に生まれ変わっており、個人的に新生SKYLARKに期待しているスタイルが具現化されている1曲だと感じた。

SKYLARKのベストが国内盤でリリースされるなんて、いい時代になったな〜。


スピード感 ★★★★★
メロディ   ★★★
シンフォニック度 ★★★★★
満足度
   ★★★
Fairytales
/SKYLARK
(2005)

イタリアのシンフォニック・スピード・メタルの7thアルバム。

前作「Wings」は、なんだかソフトで大人しくなってしまい個人的にはあまり好きになれなかった。本作はそうしたマニアの声を意識してかどうかは知らないが、疾走度の高いアルバムとなっている。注目すべき点は、前作から加入した紅一点メンバーKiaraのヴォーカルだと思うが、まだまだ未熟ではあるものの、前作よりかは成長している。しかし、パワフルなスタイルを目指しているのだとすればパワー不足だし、かといって“萌えロリヴォイス”でもないので中途半端な印象は拭いきれない。何より疾走チューンでのリズム感の悪さが致命的。力んだ時より、囁くようなパートでその魅力が引き出されているように感じるので、無理せずそのあたりで歌った方がいいのでは。

珍しく全曲レビュー(笑)
#1Musicはキラキラkeyとツーバス疾走のお得意パターンであるが、メロディがつまらない。間延びしたようなサビで一気に萎えてしまう。1曲目がこれでは先行きが不安・・・。

#2First Nightもキラドコ疾走曲であるが、コチラはクサいメロディがいかにもSKYLARKらしい1曲。

#3Mt.Fujiはロング・ヴァージョンでテンポも変えられている。この曲は、歌詞はネタとしか考えられないダサさだが、SKYLARKらしいクサいメロディとシンフォニックアレンジとドラマティックな展開が楽しめる1曲で、個人的には非常に気に入っている。この強引さ、ダサさも彼らの魅力のひとつ。ライヴで是非やって欲しい1曲。サビでは大合唱間違いなし。最強。

#4A Rose In Her Handは、明るいメロディのアップテンポの曲。出だしのようなヴォーカルスタイルが、Kiaraには合っていると思う。

#5Lions Are The Worldは、バラード調で始まり途中からツードコ疾走を開始する。フルートやチェンバロ、ストリングスなど得意技フル動員してたSKYLARKらしいアレンジの1曲。メロディはまあまあかな。

#6I'm The Evilは、ノリのよいキャッチーな曲調だが、途中でしっかりとツードコ疾走をカマしてくれる。あまりシンフォニックではない。

#7Moonlight Shadowは、聴けば誰でも知っている有名曲のカヴァーで、Kiaraの声域にもSKYLARKのカラーにもマッチしている。

以上7曲は全てKiaraがヴォーカルをとっているが、ここからはFabioがヴォーカル。

#8Little Red Riding Hoodは18分に及ぶ大作であるが、このアルバムの中で最もSKYLARKらしい曲に仕上がっている。甘く切ないファンタジックなメロディと、シンフォニックアレンジ、劇的展開が素晴らしいSKYLARKの真骨頂ともいえる1曲。これぞSKYLARK。本作のキラーはこの曲に決定。

#9Loveは出だし〜中盤はバラード調だが、ラスト1分20秒だけ疾走する。まあまあかな。

#10Who Is Godは、言わずと知れた人気曲のリマスター。タイトになってる。

全体的に明るい曲が多いし「Gate of ・・・」 シリーズ2作、「The Princess Day」の全盛期の3枚のアルバムに比べると、物足りなさを感じるのは確か。

個人的にはKiaraとFabioのデュエットを駆使したエピック・ファンタジック・ストーリーアルバムを期待していたのだが、それが無かったのが残念。せっかくヴォーカルが2人いるのだから、ぜひとも実現して欲しい。#8を聴けばわかるがFabioの歌唱力は上がっているので、もっと彼の出番を多くしてもいいのではなかろうか・・・・・というか、ぶっちゃけた話、Fabioのヴォーカルが出てきた時に、歯に挟まっていたものが取れた時の様なすっきり感“収まりのよさ”を感じたのは俺だけだろうか・・・。

確かに粗だらけだと思うが、このギャグすれすれの強烈なオリジナリティと、クサさとファンタジックさはSKYLARKにしかないもので、それを感じる事が出来たという点ではSKYLARKらしいアルバムと言えるが、なんか面白くないんだなあ・・・

来年には「Divine Gate Pert3」のリリースを予定しているという。期待してまっせ! (2005.9.25)



スピード感  ★★★★
メロディ ★★★★★
シンフォニック度  ★★★★
満足度
 ★★★★★
Divine Gates Part 3 -The Last Gate-
/SKYLARK
(2007)

8thアルバム。

なんと本作を持ってSKYLARKとして活動を停止するらしい!!!でも解散じゃないらしい!?思えば俺をクサメタルの道へ引きずり込んだのは、何を隠そうこのSKYLARKなので非常に残念。

つーか、ファビオってやめたん?メンバーフォトに入ってないんですけど 。う〜〜ん・・・どういうこっちゃ?
というわけで、このアルバムではキアラがメインヴォーカルを担当、その他にもBOB GRAM、GDG、Eddy、Jin Sakakiがゲストでストーリーのキャラを担当・・・・・んっ?Jin Sakaki ・・・・Jinさん!?どっひゃー!ついにアルバムに参加ですか〜スゴいですね〜。なんとThe Soul Of The Warriorという重要キャラで#3で登場。かなりクサい歌声を披露されてます。う〜〜ん・・・声までクサかったのか。

Divine Gates シリーズの最終章ということで原点回帰を意識したのか、Gates OF Hell〜Princess's Dayの頃の、あの"クサ疾走"が蘇ってる。イントロに続く#2のイントロからクッサイ哀メロ炸裂+疾走。待ってましたSKYLARK。続く#3はJinさんとキアラが絡む、アルバム中一番演劇色が強くそしてクサいキラーチューン。SKYLARKベストを作る時絶対に入れるな、この曲。こんな調子で5曲目までクサ疾走が続き、その後ちょっと大人しくなっちゃう。でもアルバムの流れを損なうようなものではない。そして9曲目にあの曲が!!マイ・フェウ゛ァリット・チューンHeaven Church!!!キアラのヴォーカルで生まれ変わったが、その魅力は引き継がれている。そして劇的なA Story Not To Tellで幕を閉じる・・・

全盛期には及ばないものの、最後にふさわしアルバムだと思う。彼ららしいファンタジックなストーリーにクサいメロディと疾走 。ここ数作で見切りをつけかけていたが、こんなの作れるんなら続けろよ!と言いたい。こんなに個性的なバンドは滅多にないもんな。SKYLARK全部なマニアは買うべし。('2007/6/7))