スピード感   ★★★
メロディ ★★★★★
シンフォニック度 ★★★★★
満足度 ★★★★★
At Sixes And Sevens
/SIRENIA
(2002 Import)
ノルウェーのシンフォニック・ゴシックメタルバンドの1st。

元TRISTANIAのMorten Velandが結成したシンフォニック・ゴシックメタルバンド。
ヴァイオリン、アコースティックギター、きらびやかなkeyを使用した男女ツインウ゛ォーカルのゴシックメタルで、約6割は咆哮型デスウ゛ォイスで占められています。要所に挿入される混声クワイアが荘厳さを引き立たせているし、何より醜悪なデスウ゛ォイスに絡むエンジェリックな浮遊系フィメールウ゛ォイスがたまらん。ソプラノじゃないのがポイント。いっそのこと全部フィメールウ゛ォーカルにしてもらいたいほどです。

耳に残りやすい印象的なメロディを持つ曲が多く、中にはキャッチーと言ってしまっても差し支えの無いものもあります。その中でも萌えなフィメールウ゛ォイスメインで野郎が絡む#2."Sister Nightfall"は、胸を締め付ける様な切ないサビメロと、ドラマティックでパワフルなパートのコントラストが素晴らしい名曲。

ジャケットで期待する程フィメールウ゛ォーカルの出番が少ないのが不満と言えば不満ですが、逆にこれがじらされているようで気持ち良かったり(爆)。個人的には、北欧らしい透明感を堪能できるプロダクションが非常に好みです。


スピード感   ★★★
メロディ ★★★★★
シンフォニック度 ★★★★★
満足度 ★★★★★
An Elixir For Existence
/SIRENIA
(2004 Import)
ノルウェーのシンフォニック・ゴシックメタルバンドの2ndアルバム。

1stアルバムが非常に素晴らしかった彼らですが、今作も期待を裏切らない内容です。
デスヴォイスをメインに据え、アンニュイなフィメールヴォーカルを絡ませるスタイルは変っておらず、デジタルサウンドとピアノ、オーケストラサンプリング、ヴァイオリンを駆使したシンフォニックサウンドと、分厚いクワイアで飾られたゴージャスなゴシックメタルは、AFTER FOREVERやTHE SINS OF THY BELOVEDと同系統ですが、より透明感が強く叙情的に感じます。

荒れ果てた荒野に咲いた一輪の花のような輝きを発するフィメールヴォイスの挿入の仕方が絶品で、無愛想になりがちなデスウ゛ォイス・ゴシックメタルに華を添えており、この声がいつ出てくるかと待ちわびてしまうほど(笑)。ゴシックメタルではAKINに並んでメロディがツボ。緩急ある展開も聴けば聴くほどハマる感じ。

ゴシックメタルの多くがそうであるように、意外にパワフルでノリもいいし、おまけにシンフォニックでドラマティック。まさに俺好みってこと。


スピード感   ★★★
メロディ  ★★★★
シンフォニック度 ★★★★★
満足度   ★★★
Sirenian Shores
/SIRENIA
(2004 Import)

ノルウェーのシンフォニック・ゴシックメタルバンドの2ndアルバムに続く5曲入りミニアルバム。

新曲2曲、既出曲のウ゛ァージョン違い、2曲カウ゛ァー1曲という内容。
新曲#1Sirenian Shoresは開始30秒でSIRENIAとわかる彼等らしいシンフォニックでメロディアスなゴシックチューン。もうひとつの新曲#5Obire Mortemは、曲というよりアウトロって感じなので別になくてもいいかな。#4First We Take ManhattanはLeonard Choenという一部でカルト的人気を博しているらしいカナダのフォークロック歌手の曲のカウ゛ァー。ツインウ゛ォーカルを活かした魅力的な楽曲に仕上がっているが、彼等のオリジナル曲ほどよくはない。#2Save me from myselfはデジタル風味を効かせた雰囲気になっている。#3Meridianはアコースティックウ゛ァージョンとなっているけど、そんなにアコースティックじゃない。この曲は彼等のレパートリーの中でも屈指の名曲ゆえ、どうイジろうが悪くはならない(←凄い依怙贔屓)。

とんでもない名曲が収録されている訳ではないので、総合的には彼等のファン以外は無理して買う必要はないかと。



スピード感   ★★★
メロディ ★★★★★
シンフォニック度  ★★★★
満足度  ★★★★
Nine Destinies And A Downfall
/SIRENIA
(2007 Import)
ノルウェーのシンフォニック・ゴシックメタルバンドの3rdアルバム。

本作も期待を裏切らない出来。シンフォニックなアレンジが施されたメロディアスでドラマティックなゴシック・メタルナンバーが並ぶ。前作までに比べると、比較的シンフォアレンジが薄味になって、よりヴォーカルを強調した曲作りがなされている。透明感があってちょっと男心をくすぐるフィメールヴォーカルは、このバンドの売りだと思うので、これはこれでよいのではなかろうか。個人的にはクサいと言ってしまっても過言ではない哀メロが素晴らしい#2 My Mines Eyeがフェウ゛ァリット。(2007.1.12)