Micro Piano(Kurzweil)

カーツウェル社製のピアノ音源モジュールです。

今でこそ、ピアノの音はS2000やE-muのサンプラーで出していますが、その前は良く使っていました。イコライザー等で音を調整しなければなりませんが、独特の深みのある音があります。音色は他にローズ系のエレピやオルガン系の音が入っていて、これらは今も良く使う音です。ちょっと不満なのは、音量レベルが少し低めだという点です。レベルが低めということはノイズが混じりやすいので、私はこのMicro PianoにRolandのノイズ除去装置SN-550を使っています。

ついでに、このSN-550についても説明しましょう。一つの音源は、演奏中、低い音から高い音まで様々な音域の音を出しています。このSN-550は刻々と変化するその状況を判断して、その時点であまり使っていない音域にフィルターをかけて、ノイズ成分と一緒に音量を下げてしまおうという機械です。

実際にはどんな風に使うかというと。

電子楽器は通常、個々に高めの周波数でノイズを出しています。ご家庭のステレオでも、何も鳴らしていない状態でアンプのボリュームを上げてゆくと「サーッ」と音がしますよね。それと同じです。賑やかな曲ならば、このノイズは全く気になりませんが、曲の終わり等で静かに「じゃ〜〜〜〜〜〜〜ん」と終わるような場合、音楽のレベルはだんだん小さくなっていくにつれこの高い周波数のノイズが目立ってきてしまいます。こういう場合、SN-550をこの楽器とミキサーとの間につなげておくと、楽器が演奏する音量レベルが小さくなっていくにしたがって自動的にフィルターがかかってこの気になるノイズをカットしてしまうのです。楽器の演奏がない場合には、全帯域にわたってフィルターがかかり、つまりは、ノイズも含めて回路をシャットダウンしたような状態を作ることが出来るのです。ただし、あまり強力にこれをかけてしまうと、元々の音楽の部分の音色までも変化させてしまいますので、加減が重要です。ちなみに、現行機種は確かSN-700になっていると思います。

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