大子広域公園オートキャンプ場

■2015年5月2日〜4日
■富山県中新川郡立山町吉峰野開12
■TEL 076-483-2828 FAX 076-483-3255
https://www.yoshimine.or.jp/

富山での新緑キャンプ。今回は観光がメインなので、キャンプ場は「宿泊場所」としての利用がメインとなりました。
GWの5連休。後半にいろいろと用事が入ってしまい、前半の3日間だけを使ってキャンプへ行くことにしました。目的地は新幹線開通で盛り上がる北陸地方。ただし、混雑必至の金沢ではなく、一つ手前の富山です。だいぶ前から候補地として決まっていたので、今年1月に入ってからすぐにキャンプ場の予約を入れました。

出発は金曜日の夜。仕事を終えて帰宅後、お風呂に入ってから家を出ました。東北道〜磐越道〜北陸道を走り、米山SAで一旦給油。約半分の30L弱しか入りませんでしたが、以前、北陸道でガス欠になりかけたことがあるので、早めの給油は欠かせません。時間も深夜になった頃、今宵のP泊地を「蓮台寺PA」と決め、そこで朝6時まで仮眠。隣に止まっていた車がエンジンかけっぱなしで、しかもエアコンの音がうるさくてよく眠れませんでしたが、こちらもテンションが上がっているのでそんなことではへこたれません(笑)。有磯海SAまで車を走らせ、そこで朝食となりました。

有磯海SA
富山B級グルメの代表「富山ブラック」。見てのとおりの醤油色。もちろん濃い目の醤油味。 「白海老かき揚げうどん」。かき揚げのボリュームが半端なく、天ぷら好きにはたまりません。

まだ早朝だというのに、SAのフードコートではたくさんの人が朝食を食べていました。さながら「休日のお昼どき」といった雰囲気です。やっぱり皆さん気合が入っていますね。

さて、せっかく富山に来たんだからと、「富山ブラック」と「白海老かき揚げうどん」を注文。席について出来上がりを待っていると、なんと妻の高校時代の同級生で、しかも同じ地元に住んでいるご夫婦と遭遇!娘さんが京都の大学に通っていて、GWの休みを利用して会いに行かれるのだとか。地元から400kmも離れた場所で、しかも同じ時間に隣の席で朝食を食べるなんて、こんなことってあるんですね。本当に驚きました。

富山観光(その1)

となみチューリップフェア
これだけチューリップが並ぶと圧巻ですね。美味しそうな食べ物が並ぶ屋台村もありましたが、朝ごはんを食べたばかりなのでグッと我慢しました。

高速道路を降り、最初に向かったのが砺波市で開催されているチューリップフェア。ガイドブックにも大々的に取り上げられていますし、ラジオで「周辺道路の混雑が予想される」とアナウンスしていたので、朝一番で訪れることにしました。開場は8時半からでしたが、8時の時点ですでに長い行列ができていました。

入場料は大人1,000円。スタッフの方が「コンビニで前売り券を買えば安く買えます」と言っていましたが、並んでからそれを聞いても仕方がありませんね(笑)。会場には赤や黄色、白、紫など、色とりどりのチューリップが所狭しと植えられており、まさに「今が見ごろ」と言った感じ。これは見ごたえがあります。久しぶりに持ち出した一眼レフで、あちこち写真を撮りまくりました。会場にはボランティアと思われる高齢の方が多く見られ、地域全体で運営しているという雰囲気が伝わってきました。

国宝「瑞龍寺」
国宝に指定されている巨大な「山門」。軒下の木組みが複雑で、その建築技術には驚くばかり。 こちらも国宝に指定されている「仏殿」。使われている材料は全て欅。古さを感じさせません。

次に向かったのは高岡市の「瑞龍寺」。加賀百万石の三代藩主、前田利常公によって建立された禅宗寺院で、江戸初期の建築物として国宝に指定されています。

参拝料を納めて入口の「総門」を入ると、真っ白い玉砂利が敷かれた場所に超立派な「山門」が現れ、門の左右に赤い金剛力士像がお出迎え。その山門をくぐって奥へ進むと、今度は綺麗な芝生の中に「仏殿」、さらにその奥には「法堂」が配置されています。これまでいろいろなお寺や神社を参拝してきましたが、こんなに整然としているところは初めてです。この日も多くの観光客が訪れていましたが、全く雑然とした雰囲気は無く、さすがに「禅寺」というような静かなピリッとした空気に包まれていました。参拝して気分がすっきりしました。

グリーンパーク吉峰
受付の「セットハウス」。生ビールのサーバーが置いてあったのですが、販売しているかは不明。 人気のバーベキュー場。団体の利用が多く、2日間とも多くの人で賑わっていました。

今回、キャンプ地に選んだのは立山町の「グリーンパーク吉峰」。富山の市街地からは少し距離がありますが、温泉入浴施設を併設しているのが大きなポイント。観光がメインの旅ですので、観光地巡りから帰った時にお風呂に入れるというのはありがたいですね。

このキャンプ場は、周辺一帯が「とやま健康の森」として整備されており、周囲に温泉宿泊施設、パークゴルフ場、バーベキュー場などが点在しています。オートキャンプ場のサイト数は20。各サイトに水道と流し台、バーべキューの「かまど」が備え付けてありますので、手軽にキャンプを楽しむことができます。

bP9のサイト。水平を取ることができず、若干前下がりになってしまいました。 木の枝が大きく張り出しているので、夏場は木陰ができて涼しいと思います。
はじめ、bP7のサイトを指定されましたが、立ち木の枝が張りだしていて車の屋根にあたってしまい、平らな場所に車を止めることができません。管理人さんにお願いしてbP9のサイトと交換していただきました。

ただし、bP9のサイトもサイト自体に若干の傾斜があり、完全に水平を取ることはできませんでした。サイトの広さとしては、「車1台+テント1張り」といったところ。大きめのタープを張るとすれば、張り綱等の位置を工夫する必要がありそうです。お隣との境を隔てる植栽などはありませんが、お互いの車が壁になるので、気になるということはありません。かえって通路向かい側のサイトが近いと感じるかもしれませんね。

トイレはキャンプ場の中央に1棟。水洗で良く清掃されているので、快適に利用することができましたが、トイレまでの通路が他のサイトのすぐ脇を通っているので、トイレへ行くのに若干気を使いました。妻と二人、「自分だったらもっと上手にレイアウトを考えるんだけどな」なんて話をしてしまいました(笑)。

場内の通路は舗装されていますが、幅が狭いのですれ違いは厳しいかもしれません。一方通行ではなさそうな感じでした。 サイト内の水道設備。これがあると洗い物が楽ですね。と言っても、コップ二つとお椀一つしか洗いませんでしたが(爆)。 バーベキュー用のかまど。焚き火台としての利用もアリかと思います。今回は火を使いませんでしたので、荷物置き場に。

吉峰温泉ゆーらんど
GW期間中ということで、地元の方より観光客の方が多かったような気がします。
風呂上がりの生ビール。たまりませんね。無料休憩所も広々していて快適です。

グリーンパーク吉峰のメインとなる施設。基本的には日帰り温泉施設ですが、宿泊することもできます。もちろんキャンプ場利用者も日帰りでお風呂に入ることができ、キャンプ場へチェックインする際、この温泉の「メンバーズカード」を借りることができます。そのカードを使えば、通常610円の入浴料が割引料金の550円で利用することができます。まぁ安くなる金額が60円ですので、割引率はそれほど高くありません。

浴室には、熱めの浴槽、適温の浴槽、薬湯のほか、露天風呂もあります。少し“ぬるっ”とした感触のお湯は美肌効果に期待が持てそうです。キャンプ場のサイトからお風呂までは歩いて5〜6分だったでしょうか。施設内には食事処もあり、風呂上がりに美味しく「生ビール」をいただきました。ちなみに、キャンプ場からお風呂に向かって歩いているとき、野生の猿と遭遇しました。畑の野菜をバリバリむしって食べていましたが、刺激しないようそっと脇を通り過ぎました。ん〜自然たっぷり。

キャンプグルメ?

何度も言うようですが、今回のキャンプは観光がメインなので、キャンプ場での料理は一切なし。全て出来合いの物で済ませました(爆)。ただし、せっかく富山まで来たのですから、地元の美味しいものを食べようということで、毎日が海鮮三昧。普通ならお土産に買って帰る「ますの寿司」や「鯖寿司」など、地元の名物をたらふくいただきました。

富山のスーパーで仕入れた“きっときと”の刺身。値段はそれほど高くないのですが、美味しかった〜!妻は焼酎、自分は日本酒で。 晩酌は地酒「立山」。ネーミングがストレートですね。すっきりした味わいで好みの味。自分用のお土産に、少し高い「特別本醸造」も買いました。 「ますのすしミュージアム」で買ったますの寿司。半分残して翌朝食べるつもりだったのですが、一晩で全部食べつくしてしまいました。
翌朝、ますの寿司を食べるはずだったのですが…。食卓に上がったのはカップみそ汁と「おつまみナッツ」。史上最も貧相な朝食となりました。 2日目夜も刺身三昧。氷見の道の駅で購入しました。もう一品は焼き鯖寿司。身が厚い鯖を軽く炙ってあるのですが、脂が乗っていて美味。 最終日の朝はおにぎりといなりずしとプチトマト。海鮮ものに食べ飽きたわけではありませんが、なぜかこんな感じになってしまいました。


富山観光(その2)

海王丸パーク
帆が張られたら圧巻でしょうね。「恋人の聖地」だけあって、船上で結婚式を挙げるカップルもいるそうです。 公園内の出店で、「富山ブラック焼きそば」なるものを発見。うん、想像どおり「醤油味の焼きそば」です。太麺が○。

「海王丸」は、昭和5年から平成元年までの約59年間、商船学校の練習船として活躍していた帆船。今は現役を引退し、この「海王丸パーク」という公園に係留されています。なんと現役時代、地球50週分を航海したそうです。

それにしても美しい船ですね。年に何回かは帆が張られるそうですが、一度見てみたいものです。乗船料400円で船内を見学できるとのことで、実際に中に入ってみましたが、部屋のデザインこそ歴史を感じさせるものの、きれいに手入れがされており、大事にされているんだなということを実感しました。なぜかこの公園は「恋人の聖地」に認定されているそうで、船内には「愛鍵」を掛ける「愛むすび部屋」なるものもありました。

内川遊覧&12橋巡り
小さな遊覧船。奥に見える大きな橋は1番目の「新湊大橋」で、通行料は無料。車で橋を通ると立山がきれいに見渡せます。 趣のある内川を通り抜けます。橋桁の高さが低いので、橋の下をくぐる際は、頭をぶつけないよう気をつけなければなりません。

海王丸パークから出航する遊覧船に乗ってみました。富山新港から新湊市内を流れる「内川」という川に入り、12もの橋をくぐった後、一旦外海に出て、また海王丸パークに戻ってくるという1周約50分のコース。

時間的に長いので、船内の椅子に座って見学しようかなと思っていたのですが、お客さんがたくさん乗っていて座れる場所がありません。仕方なくライフジャケットを着て外のデッキ部分に乗船したのですが、結果的にはこの方が大正解。眺めは良いし、風は気持ち良いしで、あっという間に時間が過ぎてしまいました。霞がかった空模様で、残念ながら雄大な立山連邦の姿は見ることができませんでしたが、船頭さんによると、ポスターのようにきれいに見渡せる日は少ないのだとか。また次の機会に期待したいものです。

富山グルメ

すし食いねぇ!「得もりランチ」

富山に行ったら「絶対回転寿司を食べよう!」と思っていました。車で走っていてたまたま見つけたお店に入ったのですが、ちょうどお昼時で店内は大混雑。30分以上は待ったでしょうか。写真のランチには大満足。あら汁も美味しかった〜♪
道の駅カモンパーク新湊「新湊丼」

道の駅のレストランで食べた「新湊丼」。名物白エビを使ったかき揚げ丼なのですが、なんと具材にホタルイカが入っています。このホタルイカが何とも言えない大人の味を醸し出していて、これが美味い!天ぷら好きにはたまらない一品です。
麺家いろは「富山ブラックチャーシューめん」

またまた富山ブラック。富山駅前のビルの地下1階にあるお店で、お土産を見ながらブラブラしていて発見しました。人気があるお店のようで、開店早々店内は大賑わい。とろとろのチャーシューが美味しかったです。白エビチャーシューめんもまた美味。

富山市内の路面電車。路面電車がある街を車で走るのは函館に次いで2ヶ所目だと思いますが、慣れないと結構緊張してしまいます。
こうして写真を見てみると、圧倒的に食べ物の写真が多いですね(笑)。せっかく海の幸が豊富な北陸へ来たのですから、これは仕方がないところかもしれません。旅行の計画を立てる際、最後まで「立山アルペンルート」とどちららにするか迷ったのですが、今回はこの「海鮮グルメツアー」で正解だったような気がします。

5連休のうちの2泊3日の旅行でしたが、天候にも恵まれ、楽しく旅することができました。最終日は雨の予報だったので、寝る際にキャンプ道具を全部車に収納しておいたのですが、結局天気が持ち直して、朝の散歩やカフェオレタイムを満喫することができました。周りの木々は鮮やかな新緑に染まり、まさに大好きな季節。キャンプと観光を両方楽しめる、大満足の旅となりました。

さて、次回はもう少し足を延ばして能登半島めぐりなんかも良いですね。いつになるかは全くわかりませんが、また美味しいもの巡りの旅ができれば良いなと思っています。