小道具  

バイクに乗ることはもちろん楽しいのですが、バイク用品をお店で探したり雑誌で見たりするのもバイク乗りの楽しみの一つだと考えています。ここには管理人が普段使っている小道具の使い心地などを載せてみました。まぁどうでもいいことではありますが暇つぶしにご覧ください。

 ※なお、インプレッションは独断と偏見によるものです。あしからず。

ヘルメット
SHOEI「SYNCROTEC」シンクロテック

メガネをかけているので、かぶりやすいヘルメットないかなとSHOEIのHP見てたらこれありました。フルフェイスとジェットヘルのいいとこどりです。内装のフィット感やかぶり心地もなかなか良好です。10数年前のヘルメットに比べると、今のメットはホントよくできてますね。

<素晴らしいところ>
・メガネ人にはすご〜く便利。メガネをかけたまま脱着できます。
・メットをとらなくても缶コーヒー飲めます。
・ベンチレーションも前頭部1ヶ所、後頭部2ヵ所、顎に1ヶ所あって至極快適。

<少々難があるところ>
・風きり音がけっこう大きい。(と思う。)
・ガード上げて歩いている姿はちょっとおまぬけ。低い所にぶつかる恐れあり。
1 通常の走行状態 2 バイザーを上げた状態  チンガードを上げた状態
SHOEI「NEOTEC」ネオテック(H25.10月購入)
新型になり帽体が若干大きく、そして重くなりました。同じグレーでも色味が少し変りましたね。 サンバイザーを内蔵。メガネ着用時でも使用できます。出し入れは耳元のレバーで簡単操作。

シンクロテックを使用して10年。さすがにこれ以上は危険じゃないかと思い、ヘルメットを新調しました。廉価な他社製品も候補に挙がりましたが、結果的には実績のあるSHOEIの後継モデルを選択。内蔵サンバイザーや曇り防止のためのピンロックシートが付属するなど、10年の間に確実に進化を遂げていました。特に、シールドに付属するピンロックシートの効果は抜群。気温5度の雨の中、全くもって曇り知らず。正直、これには驚きました。

グローブ
■YELLOW CORN

教習所に通うときドラスタで買ったグローブです。とにかく「地味なものを」と思って選んだのですが、使い始めがとにかく硬かった。教習中に筋肉痛になったのはバイクが重いだけではなく、このグローブのせいでもあると思っています。ところが最近になって手になじんできたら今度はすごく「いい感じ」だということに気づきました。ハンドルを握ったとき自然に「グー」になる形がブレーキやクラッチの操作をスムーズにしてくれます。今では手放せない一品です。
■南海部品「ネオシームラインUグローブ」

YELLOW CORNのグローブがあまりにも硬いので、とにかく「やわらかいもの」と選んで買いました。最初から手にフィットして、手触りもGood!防水・透湿インナーフィルムを内蔵しているので雨の日でも使えるとのこと。結構厚みがあるので寒冷期の走りにも応えられるかなと思っていましたが、意外に保温性が無かったのが残念。2年目にして色も落ちてしまいました。
■YELLOW CORN「インナーグローブ」

11月になって上記のグローブだけでは寒さで手がかじかんでしまうので、中に軍手をはめてたのですが、きつくなってアクセルやクラッチの操作感覚が鈍るので何かいい物ないかなと思ってドラスタ行ったらありました。
防寒効果は「しないよりした方がいいかな」程度。
いわゆる薄い軍手です。
■南海部品「クールコンビネーショングローブ」

夏用のメッシュグローブです。
このグローブ、かなり使い心地がいいです。
風がヒューヒュー入ってきます。それでいて甲側の必要部分にはパッドが入っているので安心感あります。
「牛革使用なのにウォッシャブル」と書いてあったので洗ったら革のところがちょっとまだらになりました。

(※H25.06月、経年劣化により指先が薄くなり、穴が開きそうになったので現役を引退しました。色もすっかり褪せてしまいましたが、この上なく使いやすいグローブだったと思います。)
■ゴールドウィン「スーパーウォームレザーグローブ」

かなり高価だったのですが思い切って買いました。カタログには「防寒性を細部まで徹底させた最上級レザーグローブ」とうたってあり、パッケージの箱書きには「超防寒」の文字まで。実際に使用してみると、それほど分厚くないのに確かに指先が冷たくなりません。手首まですっぽり覆う形なので隙間風も入らないし、革の部分もやわらかいので操作性もGood!これで冬のライディングも怖くない。
エルフ「ELG-2263」

H25.06月購入。サイズはLでぴったり。「ドットクール」という素材を使用しており、「特殊技術により糸の内部に汗を取り込み、毛細管現象の働きで吸水、乾燥させる高性能商品」なのだとか。手の甲にソフトなパッドが付いており、人差し指から薬指の部分にかけては三角の形をしたプラスチックの突起が付いています。転倒した際にスライダーとしての役割があるのでしょうか?手に馴染んでいないせいか、この部分が指に当たってけっこう痛いのですが、使っているうちに解消されるでしょうか。
ラフ&ロード「レザーグローブRR8508」(H25.09月購入)

春・夏・秋での使用を想定した3シーズンモデルを購入しました。指先を「アウトステッチ」という方法で縫合しており、グローブの中で指が縫い目に当たらないような仕様になっています。革が非常に柔らかく、すでに何年も使い込んだようなフィット感さえありました。手のひら側にはいつくかのパンチングホールが開けられていて、そのベンチレーション機能によりグローブ内の蒸れを抑え、快適さを保つ仕組みになっています。手の甲側には「樹脂ナックルバッド」、手首にはリストプロテクターを装着するなど、安全面にも配慮されています。

ジャケット
■南海部品「オールウェザージャケット」

肩、ひじ、背中にしっかりしたプロテクターがついていて安心感抜群。背中には大きなポケットがついてて、中にレインパンツが入っています。透湿防水素材を使用しており、雨の日でも快適とのこと。水を通さないだけあって風も通しません。ジャケット自体に中綿は入っていないのですが、フリースなどを重ね着すれば冬でも寒くありません。(気温4度のツーリングで実証済み!)ただレインパンツが入っている分ちょっと重さが気になるかな。

(※H24.12月、購入から10年が経過し、ファスナーの部分が劣化により破損していまいました。大型免許取得後、初めて購入したライディングジャケットでしたが、冬の寒さをものともせず、一緒にいろんな道を走ったお気に入りの一枚でした。)
■南海部品「スーパーウィンドスルージャケット」

夏用のオールメッシュジャケットです。このジャケットも肩、ひじ、背中にプロテクターを完備してます。さすがに社会人&家庭持ちライダーになるとケガが一番怖いですから、真夏でもTシャツ1枚で乗ることに抵抗があるので買いました。このジャケットはホントに暑くない!ほとんど全面メッシュなので風が通り抜けます。まさにスーパーウィンドスルー。おすすめです。
SIMPSON「SJ-812」(Red and Black)

早朝の時間帯に標高が高い峠へ向かう場合、「オールウェザージャケット」にするか「スーパーウィンドスルージャケット」にするか迷うことが多く、結局暑すぎたり寒すぎたり…。そこで、ベンチレーション機能を備えたジャケットを購入してみました。
両脇の下と左右の背中に計4ヶ所のベンチレーションが付いており、寒いときは閉めて暑いときはあけるという調節が可能です。このベンチレーションがないと、前だけ開けてもなかなか風は通り抜けてくれないんですよね。もちろん肩・ひじ・背中にパッドが入っていて、物理的にも精神的にも安全性を確保。デザイン的には「オールウェザージャケット」とほとんど似たような色合いですが、バイクに乗る時はこのぐらい目立った方が安全だと思っています。胸元の大きなロゴも気に入っています。
Greedy「脱着式防風ライナー付きメッシュジャケット(GNS-242)」

2着目のメッシュジャケット。南海部品のメッシュジャケットを使用していて不満はなかったのですが、夏用の赤いジャケットが欲しくて買い足しました。肩と肘にハードプロテクター、背中にはソフトタイプのプロテクターを標準装備。鎖骨と肋骨回りにも薄さ7ミリのスポンジが内蔵されています。これで完全に安全が保障されるわけではないのでしょうが、付いているだけで安心感が違います。
サイズはSIMPSONの3シーズンジャケットと同じLLサイズ。身長180センチの管理人としては、最初着た時に「少し小さいかな?」と感じましたが、ライディングフォームをとると非常にしっくりきます。実際これを着て走りに出ましたが、風でバタつくこともなく、ジャストサイズでした。脱着式の防風ライナーを装着すれば幅広い季節で着回しができそうです。
elf「ナイロンブルゾン(EL-2242)」

冬のライディングウェアは、長らく南海部品の「オールウェザージャケット」を愛用していたのですが、さすがに購入から10年が経過し、ファスナーの部分が劣化により破損してしまいました。そこでウインタージャケットを新調することにしたのですが、福島の厳しい冬を乗り切るには、半端な製品を購入するわけにはいきません。近くに大きなバイク用品店があるわけでもなく、結局実物を見ずにネットで購入することになってしまうのですが、届いたこの製品を見て、その質感の高さに感激しました。
表地はPU加工が施された防水仕様。中綿入の脱着式インナーが付属されており、ある程度の寒さには耐えてくれそうな気がします。中に着込むことを想定して1サイズ大きめの「3L」を購入しましたが、ちょうど良いサイズでした。

パンツ
■南海部品「レザーパンツ」

腰の脇にウレタンパッドが入ったストレートタイプです。
革は厚めでもやわらかく、腰の後ろにシャーリングが入ってはき心地もGoodです。
裏地はメッシュになってます。
ウエストは調節可能なベルクロ付。
この革パンも安全第一と思って買いましたが、防寒性があって気に入ってます。革パンってあったかいんですね。
中にスキー用アンダータイツをはいて使ってます。
夏ははかないでしょうね。
コミネ「PK―907 マーキュリオ2」

膝にはハードタイプのCE規格プロテクターを装備。腰の左右にもパッドを内蔵しています。中に取り外し可能なキルティングの保温インナーが付いていて、2重の構造になっています。ウェストのところをベルクロで調整できるようになっているので、その時の重ね着具合に合わせてフィットさせることができます。ファスナー付きの前ポケットが左右に二つ付いていますが、前傾姿勢になった時に邪魔になるので、あまり大きなものは入れられそうにもありません。入れられてもハンカチや小銭程度でしょうか。
シートと接する内股の部分に小さな滑り止めのパッチが2枚縫い付けてあるのですが、これが意外に効果があります。加速やブレーキングの時、体が前後へずれるのを防いでくれます。特に長距離ツーリングの時にはその効果が感じられるのではないでしょうか。大腿部にはファスナー式のベンチレーションがあり、走行中暑くなった場合に外気を取り込めるようになっていますが、このパンツを履くのは厳寒期のみだと思いますので、個人的にはあまり使えそうな機能だとは思っていません。
ラフ&ロード「RR5093 デュアルテックスハードツアラーパンツ」

膝の内側に強化プラスチック製のニーシンガードを装備し、その外側にソフトパッドが付いているので、2重に膝を守るような形になっています。膝以外の部分にプロテクションはありませんが、全体的に生地がしっかりしているので、ジーパンで乗るのとは全く安心感が違います。生地には防水・透湿・防風機能を備えた「デュアルテックス」という素材を使っているので、多少の雨ならカッパ無しでも大丈夫。ウエストの部分をアジャスターで調節できるようになっているので、自分の体形に合わせた微調整も可能です。
お尻の右側に大きなポケットがあり、財布などを入れることができます。マジックテープ式のしっかりとした蓋が付いているので、走行中に物を落とす心配はありません。見た目的にも違和感がありませんし、この大きなポケットはかなり便利な機能の一つだと思っています。太ももと背後の腰の部分にファスナー式のベンチレーションがあり、走行中に外気を取り入れることができるようになっています。ベンチレーションの周りにはフラップがあり、デザイン的にベンチレーション全開でも違和感が無いように工夫されている辺りは、良く考えられているなと感じました。
コミネ「PK‐700 プロテクトライディングメッシュパンツ ビランシア」

膝にはCEプロテクター、腰の左右にウレタンパッドを装着して安全性を確保。ファスナー付きの前ポケットが二つと股の内側に滑り止めのパッチが2枚付いています。膝から太腿の部分にかけて若干細身に作ってあるので、いつも履いているサイズを選択すると膝を曲げた状態できつさを感じるかもしれません。ただし、ウエストのところがマジックテープ式のベルトで調整できるようになっていますので、お腹周りについては自分の体形に合わせられるようになっています。
全面がメッシュになっているわけではなく、腰周り、太腿の脇と後ろ、膝周りにはしっかりとした生地が使われています。メッシュになっている部分が限られるので、涼しさ的にはスポイルされる部分があるかもしれませんが、これによって安全性は相当向上しているのではないかと思われます。

ブーツ
■南海部品「スーパーシェッドミドルブーツ」

皮革にフッ素を浸透させたという超撥水レザーを使っていて、雨の日でも大丈夫とのこと。
高さ28センチのミドルタイプなので、履いたり脱いだりも面倒くさくありません。このちょうどいい長さが気に入ってます。
ノンファスナーで、すべてベルクロ調節なので足にフィット。
ツーリングに欠かせない一足です。


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