大型自動二輪教習日誌

管理人は学生の頃「RZ250RR」というYAMAHAの2スト車に乗っていたんですけど、社会人になってからは原付以外のバイクには乗らない生活を送ってきました。ところが何を思ったか2002年1月、30半ばにして大型自動二輪免許を取得しました。いかんせん10年以上も乗っていなかったものですから、いわゆる昔の限定解除(試験場の一発試験)ではなく、教習所に通って取ることにしましたが、教習期間中いろんな方のホームページを拝見させていただいてとても参考になったもので自分の体験記も載せてみることにしました。これから免許を取得する方の気休めにでもなればいいなと思っています。

まずは1段階


1.適性検査

初日のお題は適性検査。おそらく最初に免許を取ったときもやっていたのかもしれませんが、すっかり忘れていました。制限時間内に三角形をいっぱい書いたり、引き算をたくさんやるとかそんな感じです。時節柄周りはほとんど高校生。高校の教室の中にいるみたいでなんか浮いてました。教習所に通う時期は考えたほうがよいのかも。ちなみに検査の結果は、「動作の速さ」がやや劣っているそうです。他は一応「問題なし」だったので免許取ることが出来そうです。そのあと教習料金を前納しました。普通二輪免許ありで11万1455円也。追加料金を払わずすむようがんばろう。

2.第1段階1時間目

車の取り扱い(これできないと教習始まりません)
サイドスタンド ・メインスタンド ・車体引き起こし ・8の字取り回し
発進及び停止の仕方(というかほとんど作法。もう完全に忘れてました)
乗車時の安全確認
@乗車する前に後方確認
Aサイドスタンドはずしてから乗車
Bリアブレーキ踏んでミラー調整
CイグニッションキーON
Dクラッチ切ってギアニュートラル
Eリアブレーキ踏んでエンジン始動
F左右後方を確認し、ギアをローに入れ、ウインカーを出す
G再度左右後方を確認し、いよいよ出発(首振りばっかりです…)
降車時の安全確認
@ウィンカーを消し、ギヤをニュートラルにしキーOFF
A左右後方を確認し降車
Bスタンドを出してハンドルを左に目いっぱい切る
円滑な発進・加速
二人乗り体験(教官の後ろにタンデムしました。これ結構面白いです)
外周走行
交差点進入

10年ぶりに単車に乗りましたが、教習車のCB750は乗りやすいですね。ギヤの入りもいいしクラッチのつながり具合もいい。250CCの2ストとは低回転での力強さが違います。さすがナナハン。ただRZはフロント18インチだったので、17インチのCBは低速でハンドルが切れ込むような気がしました。車体の取りまわしでは結構あせりました。車体の引き起こしはまだいいんですけど、その前に車体を倒すっていう作業になれてなくて(当たり前か)、変に力が入って腰悪くするかと思いました。

3.第1段階2時間目

スラローム
曲がりきれないと思って、フロントブレーキかけて転倒しかける。
一本橋
全然通過できない。必ず右に落ちる。(よく中免取れたと思います、ほんとに…)
クランク
通路のなるべく外側を通って、パイロンにさわることもなくクリア。
S字
パイロンが立っていなかったので難なくクリア。もちろん卒検では立つとのこと。
坂道発進
アクセル吹かしすぎ。リヤブレーキも甘かった。

体験ということで上記のメニューをちょっとずつ練習しましたが、はじめの1回目はめちゃくちゃでした。一本橋なんか全然渡れる気がしませんでした。これは問題になるかも。ただ、ようやくCB750の車体にもなれ、コーナーでは程よくバンクさせることができました。これがバイクの楽しいところですよね。あの頃の感覚がなんとなくよみがえってきました。

4.第1段階3時間目

ブレーキ操作
直線40キロ(4速)からの制動(後輪・前輪・前後輪)
@後輪だけ1回目。後輪をロックさせしまった。
A後輪だけ2回目。今度はロックさせないよう弱めにかけたが、停止線オーバー。
B前輪だけ。…のはずが、つい後輪もかけてしまった。
C前後輪同時。制動中についシフトダウンしてしまったが、一応停止線で止まることができた。(制動開始線から停止線までの距離11メートル)
Point
※制動中はクラッチを切らない。
※止まる寸前にクラッチを切る。(シフトダウンしない)
※再スタートするときは左右後方を確認する。

普段乗ってない人間にとって「坂道での8の字」は難しいです。腕力だけで廻そうとしているので腕が疲れました。そのあと平坦な通路でスラロームの練習をしました。通路でやる分にはうまくやれそうな気がするんですけど、パイロンが立つと突っ込みすぎてしまって、結局ハンドルきって回るしかなくなってしまうんです…。

5.第1段階4時間目

バランスのとり方(直線)
一本橋
1回目。左右後方を確認し、1速で台に上るがいきなり脱輪。初めて左に落ちた。ニーグリップが甘いと指導あり。
2回目。初めて成功!台に上るときは勢いよく上って、安定したら時間を稼ぐのがコツ。目線は遠くに、リヤブレーキだけ使う。クラッチは最初つなぎっぱなしで後半から断続に。
3回目。指導員がタイムを計る。9秒4(速いね〜。ちなみに合格ラインは10秒)フロントブレーキには指をかけない。
4回目。タイムは計らなかったが、かなり稼いだと思う。台の上でハンドルを切る余裕もできた。誰かのホームページに書いてあった「ハンドルを小刻みに揺らす」という裏技は有効かも。
バランスのとり方(曲線)
クランク
2速で進入。前輪をなるべく外側に通しながら2速のまま切り返す。ブレーキを使ってもかまわないし、クラッチを切ってもかまわない。車体を傾けずハンドルだけで曲がり、リヤブレーキをうまく使うのがコツ。
S字
2速で進入。2速のまま通過。4輪も同じS字を使うので、教習の段階ではパイロンがたっていない。そのため広々と通過できるが、感覚がつかめない。出口では左右確認して、そのまま行けるときには一時停止せずに次へ向かう。

6.第1段階5時間目

1段階みきわめ確認
スタート地点から乗車・出発
後方を確認し、ハンドルをまっすぐにしてスタンドを払う。
もう一度後方確認をしてからバイクにまたがる。
リヤブレーキを踏んでミラーを調整。
片方の手をハンドルに添え、一つずつやったほうがふらつかないですむ。
リヤブレーキを踏んだままクラッチを切ってキーをON。
ニュートラルになっていることを確認してスターターを廻す。
左右後方を確認してギヤをロー。
ウインカーを右に出して、再度左右後方を確認してスタート。
スラローム
進入する前に2速になっていることを確認。
進入したらウインカーを消し、クラッチ使わずに2速のままアクセル調節だけで通過。
最後のパイロンを通過したら、アクセルを開ける。
出口で後方を確認し、行けるようであれば一時停止しないでそのまま発進。
直線40km/h加速
直線で40km/hを出す。
左右後方を確認してスタート。
4速までシフトアップ。
ブレーキはポンピングブレーキで2速までシフトダウン。
一本橋
ギヤがローになっていることを確認し、橋に向って直線になるよう停止線に一時停止。
左右後方を確認して台に上り、フロントブレーキは使わない。
アイドリングのまま断続クラッチで進む。
台を降りたらウインカーを出して後方を確認し、行けるようであればそのまま発進。
クランク
2速で進入し、フロントブレーキは使わず、アイドリングのまま断続クラッチで進む。
前輪はなるべく外側を通す。
車体を倒さずにハンドルで曲がっていく。
坂道発進
坂の頂上手前でギヤをローにシフトダウンし一時停止。
リヤブレーキをかけながら左右を確認し坂道発進。
空ぶかしにならないよう半クラッチを上手に使う。
S字
2速で進入、途中出口が近くなったらウインカーを出し、出口で左右を確認。
いけるようであれば一時停止せずにそのまま発進。
踏み切り
言わずと知れた一時停止、左右確認。
降車
左白線に寄せ、黄色いポールに前輪を合わせて停車。
ウインカーを消しギヤをニュートラルにし、キーOFF。
左右後方を確認し降車。スタンドを出してハンドルを左に切り終了。

教官計測の結果、一本橋は10.3秒。スラロームは7秒を切っていない。もう少し秒数に余裕がほしい。一本橋の後半がふらつく。3回目は最後50センチのところで脱輪してしまった。ニーグリップのことが頭から抜けてしまうので注意したい。スラロームは結構調子が良くなってきたので、もう少しアクセルを空けながらでもできそうな気がする。前回スラローム進入時はゆっくり進入するようにと教わったのだが、今回の教官は時間を稼ぐためにもう少しスピードを出して進入するほうが良いとのこと。ある程度曲がれる自信がついたので、今度はもう少し積極的に進入してみよう。最後のパイロンを抜けるときもぐっと加速したい。何はともあれ「みきわめ」のハンコをもらうことができました。教官いわく「全然余裕がないので、2段階でがんばってください。」とのこと。


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