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「PasarRaya/ぱさらや」のオーダーメイド・オリジナル家具はインドネシアの自社工場・提携工房にて製作しています



― イタリア紀行2005 ―

(Milano編)

   ローマ1  ミラノ  フィレンツェ ローマ2 

■ ミラノへ ■

 ユーロスターにも乗りたかったが、時間もゆっくりあったので”Intercity”という特急で行くことに。指定席ではなかったので空いてる席を探す。ローマからミラノまでの間、フィレンツェ・ボローニャなどの主要都市に停車する。飽きもせず、イタリアの自然、建物のつくり、色合いなどを見ながら、特に感じたことは、イタリアの人々はお互い知り合いでもないのに一緒に乗り合わせ乗客の人とよく話をすること。もちろん何を話しているかはわからないが、日本との違いを感じた。また、女性やお年寄りには率先して荷物を持ってあげたり、席を譲ったりする光景をよく見かけた。

 そうこうしてる間にようやくミラノに到着。家具の見本市開催中のため、ホテルの確保ができず、イタリア人の知り合い(実際は知り合いのオーストラリア人のいとこ・面識なし)の家にお世話になることに。英語がほとんど通じないので、片言のイタリア語でまずは、ミラノの駅から電話で到着の連絡。地図で住所を探すと地下鉄で行けそうな距離だったので、1ユーロのチケットを買い、最寄の駅と思われるS.Agostinoまで行く。幸運なことに、見本市会場のFiera Campionariaまでも近く、歩いても行けそうな距離である。数人に場所を聞きながら、何とか住所の所まで着いたが、どの階かわからない。近くの公衆電話から電話すると、部屋から見えたらしく迎えに来てもらった。 


■ ミラノのインテリア ■

 今回、オーストラリア留学時代のホームステイファミリーのいとこのRAHINOさん宅に4泊お世話になった。旦那さんは近くで中古車ショップを経営している。街のほぼ中心に位置する築60年ぐらいの6階建てのアパートメントの4-6階部分に住んでいる。、1階部分のドアはオートロックで、入り口の所にはちゃんとカメラがついている。エレベーターもある。
 印象深かったのは色の合わせ方が、とにかく徹底している。さすがイタリア、さすがミラノである。

キッチンは鍋などの小物から冷蔵庫・
テレビまで黄色でコーディネート

バスルームは赤で

アンティーク家具@

アンティーク家具A

アンティーク家具B

アンティーク家具C

このタイプの座面チェアが多かった
意外と座面も小さく日本人サイズに近い

イタリアで見つけたインドネシア家具
(アリタリア航空に勤める娘さん夫婦の家で)


■ いよいよサローネ家具見本市へ ■

以前、インターネットでこの見本市のことを知った。何となく「いつかいければいいな」ぐらいで思っていた。今回ちょうどタイミングもよくミラノへ行くことに。しかし、行こうと思った頃にはホテルを探せなかった。ミラノでは見本市が多く、特にこの時期はホテルが飽和状態になり、閑散期の2-3倍にもなるという。以前オーストラリアで学校に行っていた頃のお父さんがイタリア人で、ちょうどいとこがミラノに住んでいるという。最初はホテルを探してもらっていたのだが、難しいようでが結局泊まらせてもらえることになった。
 運よく泊まっている家から車で約10分ぐらいと近く、お世話になっているANTONIOさんに送ってもらい会場まで。9時前に到着。開門は9:30からだが既に列ができている。35ユーロで3日間通しの券を買いいよいよ会場へ。とても広く1日では周りきれそうもなかったが、まず地図を見ながら行ったところをチェックしていく。撮影禁止のところも多く、写真をバシバシ撮る雰囲気でもない。回っているとパンフレットがどんどん増えていく。ブランドの名前が入った紙袋を置いているところもあったので皆それに入れていく。大きくてしっかりしているブランドの紙袋はすぐになくなる。慣れた人なのか、小型のスーツケース(飛行機のキャビンへ持込できるサイズでキャスターがついているもの)を持っている人が多い。
 せっかく遠くから来ているので、気合を入れて歩きまくる。昼食はパニーノとカプチーノ。おやつにはマフィンとカプチーノを食べ、夕方6時ごろまで回った。日本人もいたが、中国人が目立った。日本語の話せるイタリア人によると、一回だけコンテナで買い、中国でそのデザインをコピーしてヨーロッパへ輸出するそうである。イタリア人の一般客も目立った。
 翌日は見ていないところを見てまわり、残りは気になった店をもう一度。フィリピン・エジプトなどのブースもあり、インドネシアのブースも発見。ここで何とかイタリアにおけるインドネシア家具の人気、位置づけなどが聞け、多いに参考になった。
 スペインのブランドも多く、インドネシア家具を中心にエスニックな家具をイタリアで全国展開しているところがあった。当店が提携しているインドネシアの工場もスペインへ多く輸出しているのだが、こういった形で販売されているのかもしれない。

バスでの団体客も多い


 ■ ミラノ・カーショップ ■

 今回私がミラノ滞在中にお世話になったRさんのご主人はカーショップを経営している。夕食が終わり寝る前には、なんとそのご主人が明日の朝食用にとお皿などをセッティングしていた。朝起きてキッチンに行くとご主人が朝食を作っている。これには驚いた。8時ごろお店へ行き、近くのCAFEでまずエスプレッソを一杯。ぐいっと飲み干すとすぐに店へ。さすがミラノ、通りを歩いていると「インテル(サッカー)」の元有名選手に出会うこともあった。
 車は全て室内のショールームの中に飾ってある。やはりイタリア、日本車は少なく、アルファロメオ、オペル、スマート、ワーゲンなどのヨーロッパ車が多い。イタリアは道路事情・駐車場事情などからコンパクトカーに人気があるそうである。
 ショップ内のインテリアはやはり日本のカーショップとは違う。

お客様用チェア

収納もコンパクトにまとまっている

倉庫にはRさんの愛車「フェラーリ」が



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