最近思うこと 2004:初夏

 

佐野元春

この名前をご存知の方はかなりいらっしゃるでしょう。1980年代の日本の音楽シーンを牽引し、

そして今でも活動を続けているロックミュージシャンのひとりです。また、佐野さんは音源のCCCD化に対して

ミュージシャンとして反対の意思を明示し、新レーベル立ち上げという行動を起こした「Rockな大人」です。

その彼が2004年5月29日にテレビ出演し、あの名曲「Someday」と「Rock & Roll Night」をフルコーラスで演奏したのです。

フジテレビ「僕らの音楽」: http://www.fujiint.jp/ourmusic/index2.html

佐野元春公式サイト: http://www.moto.co.jp/

 

「Rockn' Roll Night」は元春ファンの間でも非常に人気があり、初期の元春サウンドのいわばフラッグシップ的

な名曲です。しかしこの曲はフルコーラスで8分32秒もあるため、今までメディアでフルに演奏されることが

ありませんでした(曲の長さからしたらさだまさしさんの「親父の一番長い日」やX JAPANの「Art of Life」

よりは短いですけどね:笑)。

10代後半(1980年代)元春ファンだった私は、オンエア20分前に新聞でたまたまこの番組を知り、

幸いにもリアルタイムで番組を見て、若かりし日の自分と佐野さんの姿を思い出す機会を得ることができました。

 

  この「たまたま=偶然の巡り合わせ」というのはほんとうに運命(おおげさかな?)を感じさせますよね。

  数年前も偶然テレビ雑誌で映画「Sid & Nancy」のオンエア情報が目に入ったことがきっかけで、私は

  SEX PISTOLSのアルバムを買い、リリースから約30年遅れではありますがパンクの元祖の洗礼を受けたのでした。

 

さて、当サイトのzilchのページでも佐野さんのことを取り上げていますが、佐野さんは字余りな歌詞で日本語をロックに

乗せることを試みたミュージシャンのひとりです。更に古い話で恐縮ですが、佐野さんは1982年に「NIAGARA TRIANGLE 2」

というアルバムで大瀧詠一さんといっしょに仕事をしています。大瀧詠一さんと言えば、1970年代に日本語ロックの先駆者

と言われる伝説のバンド、「はっぴいえんど」を細野晴臣さん(いわずと知れたYMOのリーダー)、松本隆さん(ヒット曲多数

作詞家)、鈴木茂さん(有名ミュージシャンからひっぱりだこの名ギタリスト)たちと組んでいたのです

 

はっぴいえんど → 大瀧詠一 → 佐野元春 という日本語ロックの流れはどんどん派生していき、そのなかのひとりに

hideさんがいた、と言うのはさほど強引な結論ではないと私は思います。hideさんが佐野さんやはっぴいえんどの

メンバーといっしょに仕事をした、という話は聞いたことがないですが、「日本語がロックに乗らないなんて絶対思わない」

と豪語していたhideさんが、彼らの作品にまったく触れていない、というのも不自然な気がします。

そこで探しました。hideさんと彼らの接点を。見つけました!ありました!それは1997年4月22日の「松本の独り言」です。

 

TODAY'S DISCS ◇ Cue / ZEPPET STORE ◇ Sinking Slowly /COALTAR OF THE DEEPERS ◇

Bitch in Zion /ELLIE ◇ Jr. / TOKYO NO,1 SOULSET  ◇ Heart Beat /佐野元春 ◇ 

Yellow Blood / A.R.B. ◇ Tensaw / TENSAW

 

「Heart Beat」、佐野さんの2ndアルバムです。私も持ってます(カセットですけど)。ハードエッジ寄りなイメージのある

hideさんのコレクションにこのアルバムが入ってるのは不思議な気もしますが、もしhideさんが10代後半にこのアルバムを

聞いていたとしたら、、そしてそれを15年後渡米するときにも持っていったとしたら、、私としては少しうれしいですね。

 

(updated June 2, 2004 たけさん)

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