高田渡を歌って酒飲んで送る会

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    2005年5月21日(土) ヒポポタマス


 土曜の午後5時開演ってことで競馬のメインレースも見ることなく出発。
 桜島直通の電車に乗ってまだ明るい時間にヒポポへ〜〜と、思ってたら・・・・
 西九条駅に入る手前で緊急停車「あれっ・・・どないしたんやろ・・・・」
 車内放送で「今宮駅で起きた人身事故のため緊急停車いたしました」とのこと。
 結局20分近く動かず開演に間に合うかどうか・・ホンマにギリギリの時間やった。
 しかしダイヤが乱れてて到着してないお客さんも多々・・・ヒポポには珍しく開演を10分ほど繰り下げ。

 まずは大王の挨拶からでんな。
        きょうは何と前座が7組も・・・・・。
  電車が停まってて前座の予定の「鎌倉研」ちゅうのが天保山あたりから泳いできてるらしい・・・
  今日の皆さんのチャージは全てシバの東京からの交通費となります・・・と。
  (ここで☆は思いましたな・・・「鎌倉研とライブで会うときは何か起こる・・・」)



  さていよいよ前座軍団の登場〜
       
    ギタレレ軍団の師匠真鍋はん・かげやん・みおちゃん・ミカちゃん、そして「てったい(手伝い)の
   マンドリンの兄ちゃん」で『くつが一足あったなら』・・・日頃の練習の成果を〜〜


  次に登場はヒポポ大王・・・てったいの兄ちゃんを従えて『スキンシップブルース』
       
    そして二人に末期癌と戦いながら歌ってると言う「東田さん」が加わって『仕事さがし』を。
   次にその「東田さんとその一味」が登場して『ゼニがなけりゃ』
       


  毎月第二木曜日の無料ライブでお馴染みの「キャシはる」登場〜
  『私の青空〜アイスクリーム〜私の青空』を楽しく陽気に披露
        
                                       ピアノの上には渡さんの写真

  そして前々回の渡さんのヒポポライブで前座を務めた「代田幸子」登場〜
  その時、渡さんに言われたことがまだ理解できないままなのにいなくなってしまった、と。
         
  渡さんの歌を一曲ということで『夕暮れ』をしんみりと・・・・力強く。
  恋人に裏切られその彼は結婚してしまってその悔しさをこの歌に込めてとオリジナル曲の
  「彼の夢とランブータン」を〜


  休憩を挟んでいよいよゲスト登場って時に絶好の?タイミングで「鎌倉研」到着。
  早速ステージへ〜ギターもピックも店のを使って彼は歌詞カード3枚持ってきただけ・・・
  チューニングしながら「この違いは素人には分からんやろ」といつもの調子で笑わせる。
  「皆様テーブルの上のグラスを・・・」ってことで渡さんに献杯〜「献杯は鎌倉研パイ」のギャグ・・・
  渡さんは研の一回目の?結婚の保証人にでその際「こんなの失敗してる人間に頼んじゃ駄目だ」と
  言われたらしい・・・その通り一回目の結婚はあっけなく終ったらしい。
  その時、押してもらった渡さんの実印は天皇陛下の印鑑を作ってるところで作ってもらったらしい・・・。
     
  長〜い話の後に披露したのは『ブラザー軒』・・話も長いが歌も長い(笑)


  ここから本編のゲスト陣が続々?と登場ってことでトップは「西沢和弥」。
  本編に入れてもらって申し訳ない・・・前座で良かったんですが、と言いながら
  いつものスタイルでいつものイントロ〜〜
       
  『魚釣りブルース』や『結婚』などマニアックな選曲で。
  こんな曲を選ばないと他の人とダブってしまうと・・・、みんな苦労してますな(笑)
  『自然の神秘』など2曲オリジナル曲をやった後『すかんぽ』を。
  ここでてったいの兄ちゃんが登場〜
  京都の長岡京市在住同士でご近所さんらしい。
  イズミヤで最初に出会った時はびっくりした、そして電話番号も4番違いだとか・・・
  そんな二人でこれまたマニアックな『頭を抱える宇宙人』を。
  そして再びソロで『酒が飲みたい夜は』


  次は「てったいの兄ちゃん」から「宮崎勝之」に変身?してソロで登場。
  今日みたいな誰かの手伝いで何度もステージに出るのはマンドリンをやってたらよくあることと・・
  この数年渡さんのバックをやってきたのだが最初のうちは演奏とコーラスだけだったのが
  最近は渡さんの休憩?のため繋ぎでソロのコーナーもするようになったと。
  お寺でやった時は渡さんが客間で寝てしまって帰ってこなかったそうだ。
  マンドリンのインスト曲からオリジナルの『誰かが星を見ていた』
  そして渡さんの『この世に住む家とてなく』、この歌は宮崎と坂庭省悟の作ったアルバムに収録されてて
  渡さんとのツアー中、唯一リードをとらせてもらった曲だそうだ。
  そして最近レパートリーにしたと言う『ユリカモメの飛ぶ街』、渡さんの『風』などを歌って最後は
  マンドリンで『エルクンパンチェロ』
                       


  ゲストの最後を締め括るのは渡さんとは30年以上の付き合いのシバさん。
  渡さんがじっくりと曲を作る話(詞は他人のものなんだが・・)や京都の下宿屋での
  思い出話などを語って『夜風のブルース』を。
  渡さんが上京してきて「いせや」へ飲みに行こうと誘われたことやそれまではコーヒーばかりで
  酒は飲んで無かった話をして今年の元旦(渡さんの誕生日)に膝の皿を割って約束してた
  渡さんとのコンサートが出来なくて結局最後に会ったのは去年のトリビュートアルバムの
  発売記念コンサートだったと。
                  
  いろんな話を交えながら『酒』『石』『火吹竹』などを披露。
  亡くなって一ヶ月が過ぎてみんな疲れが取れては来たみたいだけど飲み友達で一番の親友だった
  GWANさんが一番ショックを受けてたみたいで出棺の時もみんなで拍手をして楽しく送り出したのだが
  彼だけは何とも言えない顔をしてたと。
  70年代はみんなバカをやってたけど体のメンテナンスが必要になってきたと。
  オリジナルの『バイバイブルース』『思い出』でステージは終了〜


  さて、ここからはみんなで渡さんの歌を歌うコーナー
  シバ・宮崎勝之・西沢和弥・ヒポポ大王他のメンバーがステージに上がっての歌唱指導?で
  『生活の柄』『自衛隊に入ろう』『自転車にのって』『くつが一足あったなら』を。
             

             

  こうした企画があれば僕達は歌いに行くのだがなかなかやる人がいないみたいで東京でもまだ無いみたい
  だとシバさんが言ってましたな。
  本日のみの「生活の柄入り渡カレー」も好評のうちに完売したようで無事「高田渡を歌って酒飲んで送る会」
  は閉幕しました〜酒飲んで、の部分はこの後も続きましたが・・・・


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