あれっ・・・電車を降りたら五郎さんが・・・
    中川五郎 ライブ

  2005年7月17日(日) ヒポポタマス


  鶴橋から桜島直通の電車に乗って安治川口へ〜まだ明るいやんけと思いつつホームに降りて
  エスカレーターに向かおうと前を見たら・・??五郎さん・・「えっ・・後30分で開演やで」と・・・・
  五郎さん6時開演を知らず家にいたら大王から「まだ来ぃへんのん」と電話がかかってきたとか・・

         

  リハしてませんのでただ今より2分間の公開リハーサル(大王)の声でライブはスタート。
  チューニングに必死の五郎さん(笑)
  前回来た時は雨の中一時間半ほどシャッターの前で待たされて・・・それで今日は・・・と弁解。
  デビューした当時お世話になった片桐ゆずるさんの作った詞『いつも戸口までだったね』
  この戸口までって言うのが何かセクシャルな感じで・・・・次の曲も別の意味合いを込めて僕は
  歌ってるんですけど・・・カントリーの大御所ハンク・ウィリアムスの作った脱獄囚の歌に日本語を
  付けてみました、一言で言えば[道ならぬ恋]ですかね・・『湖のほとり』
  9月に東京の狭山でハイドパークコンサートってのがあって僕もそれに参加できそうなんですが
  アメリカからマークベノや僕の大好きなエリック・アンダーソンなんかも来て楽しみです・・。
  そのエリック・アンダーソンの歌『カム・トゥ・マイ・ベッドサイド』

         

  去年の4月にアルバムを出して・・売れないとは知りつつも今日も持ってきました・・・・
  ジャケットは沖縄で撮ったんですけどちょうど渡辺勝さんが来ててアルバムのベースになる音だけでも
  ここで入れれば安上がりと思ってやってもらいました。
  沖縄には合コン好きの船戸君も来てて彼に手配してもらって合コンをやったんですが50過ぎの男達と
  現地の若い子の話は合うはずもなくカラオケでさっきの『カム・トゥ・・・』を歌ったらさっとひかれちゃいました。
  つい先日も父の日に制服向上委員会っていう若い子達と一緒に仕事をしたんですがライブをその子の父母達も
  聴きに来てて歌ってとっても評判の悪かった『父の日』

  花見も今年は悲しいものがあって・・・・・花見の歌を作ってみました『花見の歌』
  ほぼ男性ばっかしの中で情け無い男の歌ばかり歌ってますがそんな歌をもう一曲
    ♪〜離れていれば想いは募る〜〜♪

  僕は大阪の寝屋川の出身なんですけど昨日同窓会がありまして・・誘われてたんですけど怖くて行けな
  かったですね・・・あの頃の人達と会うのはちょっと・・・時の流れに驚くと言う体験が・・・
  そんな時の流れを感じさせる歌で30年前に作った歌、僕にも幸せな時があったんだと『25年目のおっぱい』
  今、翻訳の講座をやらせてもらってて、先日その講座が終了して生徒達と飲みに行ったんですが・・・
  もちろん全員女性で・・・みんな娘より年下なんで悪い気持ちを起こすのを我慢するのが大変でした(笑)
  ディランの訳詩も出版社から頼まれてて5月締めだったんですが・・7月に延ばしてもらって・・・・
  それもまた危ない状況で、五百曲くらいあるのにまだ五十曲くらいしか・・・

  三木卓さんの詩に曲をつけた『系図』(作曲:高田渡)
  
  『眠られぬ夜』『僕の遺書』と披露
  4月16日に渡が亡くなって18日に告別式を・・そして火葬場に行って骨をみんなで拾ったんですが
  結構持って帰る人もいて・・どうするんだろ、食べるのかな、なんて思いましたが・・・・
  その中に友部正人もいて、彼はニューヨークのセントラルパークの木の根っこに埋めたと・・・
  そんなことしていいのかと思いますが・・渡とニューヨークってのも・・・・
  ニューヨークと言えばルー・リード、彼の歌に勝手に詩をつけた『ビッグスカイ』
  明日は吹田でふちふなと・・明後日は神戸でモーガンズの秋本君と・・そして函館に行って東京に帰ると
  56歳の誕生日・・寂しい誕生日です(笑)
  やりたいことをやりすぎると問題の起こるこの人生・・・・『30歳の子供』
    
                  (ヒポポの広〜いステージで動き回る五郎さん) 

  体力の限界になりましたので最後の曲に・・・報われなかったラブソング
  ある女優さんとの実話なんですけど・・まぁ56歳の賢者からのアドバイスとしては「女性と二人きりに
  なったときはジェントルマンになるな。すぐくっつっけ」ってことですかね・・『90cm』

       
  (あっ・・やっぱし弦切った・・・・・)             (アンコールのため急いで張替え)

  アンコールは世田谷の都議選の応援の際に作った憲法第九条の歌、曲はPANTAさんが。
  『理想と現実』


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