引退を決意して立っているステージで、ビッチーは強い視線を感じます。彼女を食い入るようにみていたのが、ギャンブルにのめり込んでいる(?)ベン。彼は、男性に対して壁を築いているビッチーに押しの一手でお近づきになっていきます。
ギャンブラーだった前夫の女癖の悪さに心底、傷ついたビッチーは、 どうして自分は駄目な男ばかりに惹かれてしまうんだろうと暗澹たる思いを抱くこととなります。ベンのギャンブル好きに眉をひそめながらも、その磁力にとらわれてしまったビッチーは彼との情事に溺れていきます。
体から始まった関係に、永続的なものを期待しては駄目だと自分に言い聞かせているビッチー。そんな彼女が、ラストステージが終わったあとベンを探して入ったカジノで見た光景は、傍目も気にせずに美女と戯れている彼の姿……。裏切られたと思ったビッチーは、当然、行方をくらまし、彼女を探し回ることになるベン。再会した2人の息詰まる告白は、過去に受けた傷の深さを垣間見せてくれます。
メモ:歌手なのにビッチーは煙草の吸い過ぎだっ。 |