バーバラ・マコーリィ

謎めいた恋人たち D-860 (株)ハーレクイン  発刊:2000.09.05
ヒロイン:カーラ・シンクレア(警備会社経営・26歳) ヒーロー:キリアン・オニール・ショーネシー(表向き携帯会社経営・情報局勤務・33歳/愛称イアン)

あらすじ:秘められた思い3 シンクレア兄妹 末っ子長女編
次の任務まで2週間。親友ニックの結婚式に参列したあと、イアンは釣りをしながら、ひたすらぼーっと過す予定だった。
その予定を、邪魔しようとしている存在にイアンの堪忍袋の緒は切れかけていた。この蒸し暑いなか、水辺の茂みから、ご苦労なことに3時間もこちらの様子を覗き見している女がいるのだ。
取っ捉まえて、正体を吐かせてやる……イアンは、不慣れな偵察を続けている女の背後へと移動し始めるのだった。

捨て子だったイアンの出生の秘密が明らかになります。それをもたらしたのが、カーラなのですが……依頼者の心情に入れ込みすぎて、イアンに自分の考えを押し付け過ぎ。
どう考えても、イアンのテリトリーに土足で入り込むような真似をしているのに、頭を下げるということをしらないヒロインだったなぁ。
自分の能力を過信しすぎているし。
命を狙われている事実を軽く見てるカーラの態度は、警備会社の経営者としてはいただけないのでありました。
メモ:シンクレア兄妹 長男ゲイブ35歳 三男ルシアンが、登場。次男は「K.S」というイニシャルのみ表示。カーラの特技縄脱け


危険な提案 D-895 (株)ハーレクイン  発刊:2001.06.05
ヒロイン:アビゲイル・トーマス(シンクレア建設秘書・26歳) ヒーロー:カラン・シンクレア(シンクレア建設経営・33歳)

あらすじ:秘められた思い シンクレア兄妹 次男編
叔母達が途切れることなく押し付けてくるお見合いに戦々恐々としていたアビゲイルは、つい、
「婚約者ができたから」と、嘘をついてしまった。
相手の男性について、根掘り葉掘り聞いてくる叔母達の質問に答えるために、婚約者になってもらったのは、一年前にアビゲイルを秘書として雇ってくれたカラン・シンクレア。
これで、斡旋されてきた男性に会わずに済むと思っていたのに、叔母達は、そのカランを見にわざわざ足を運んできたのだ。
内緒で婚約者に仕立て上げていたことをカランに知られたら……アビゲイルは、シンクレア建設を退職しようと決意した。

カランの妹カーラの「兄をきりきり舞いさせるの」という助言に従って、妖艶なる美女に大変身したアビゲイル。
ビジネスディナーの席上で、彼女が膝の上に広げたナプキンになれるものならなってみたいと、妄想し出したカランの悶々ぶりが楽しい。
仕事中は、目を惹くようなスタイルに変ったアビゲイルを避けようと部屋に籠ったものの、閉じたブラインドの隙間から、ついつい覗き見をせずにはいられないし……カーラの策略に思いっきりハマってます。
メモ:シンクレア兄妹 長男ゲイブ36歳 次男カラン33歳 三男ルシアン 4男リース31歳 長女カーラ27歳(「D-860謎めいた恋人達」のヒロイン)


闇にさすらう淑女 LS-136 (株)ハーレクイン  発刊:2002.05.20
ヒロイン:メラニー・ハート(アンティーク店員/本名メリッサ・ヴァン・キャンプ) ヒーロー:ゲイブリエル・シンクレア(シンクレア建設経営者・35歳/愛称ゲイブ)

あらすじ:秘められた思い シンクレア兄妹 長男編
夫フィリップの度重なる浮気と従順でない態度をとった時に振るわれた暴力のおかげで、メラニーは離婚を決意した。弁護士をたてて挑んだ離婚調停は、泥沼だったが、ようやく法律上でもフィリップから自由になれると思った矢先に、彼がモーターボートの事故で命を落とした。
メラニーと、その息子ケヴィンにとってそれからの出来事は、地獄行きに等しいものだった。
姑にあたるルイーズは、夫を亡くしたばかりの所に一人息子だったフィリップまでも失い、精神的に不安定になった。亡くした一人息子の代わりに、ケヴィンを欲しがったのだ。
メリッサとケヴィンの言動を、監視するかのように管理しだしたのが手始めだった。
フィリップの母校だからと、6歳にもなっていないケヴィンを寄宿学校に入れようとメリッサに何の相談もなく話を進めたりもした……。
ケヴィンを奪われないためにも、メラニーはルイーズの元から、逃げ出すことを決意するのだった。

友人のところに身を寄せる予定だったメラニーは、道中、休息を取るために、以前、商品を納品したことがある老婦人ミルドレッドを頼ろうとします。まさか、ミルドレッドが2週間前に老衰で亡くなっているとは知らずに、その屋敷に入り込むメラニー親子。
万が一、追っ手がやってきた場合に備えて、戸締まりを厳重にしていたところ、屋敷に侵入者がいることに気付きます。
やって来たのは、ゲイブ。ミルドレッドの遺産である屋敷の修繕のため、出向いた所に、二人は出会います。
何か訳ありのメラニーが、頑なに、自分一人で解決しようとしている姿に、ゲイブは手を差し伸べずにはいられません。けれど、ずーっと、断られっぱなし。ゲイブがちと哀れです〜。
メモ:ミルドレッドの日記・黄色いバラの押し花