昔からデートをうまくこなせたためしがないと自嘲するダニエルが、武骨に礼儀正しく、アントニアを誘う姿が微笑ましい。でもまぁ、大人の男性なので(バツいち、18歳の息子あり)、お付き合いも早々に大人向けモードに一直線。
けれども、元夫アランに家庭内暴力を振るわれ未だに心の傷を抱えているアントニアの告白に、癒そうと抱擁するだけという姿勢を貫こうとする度量の深さを見せます。
アントニアをもう一度支配しようとやってきたアランをつい、叩きのめして追い払うということをしでかす程、彼女にぞっこんのダニエル。
その求愛に、殻をまとったアントニアがどう、とかされていくのかが、話しの筋となってます。
メモ:サットン家の構成
長男ダニエル(牧場主)・次男ケイター(ミステリー作家)・長女ベス(大物プロデューサーの妻・一男あり)・三男クイン(保安官)・四男コーリー(大学三年生)
・ジェームズ(ダニエルの息子・高校3年生) |