15歳の少年ゲイジは、異父妹のシャノンを子守中に義理の父親だったセスに彼女を攫われてしまうという経験をします。自分は、親になる資格はないと思い込んでいるゲイジの心傷をケルジー親子が癒していく様が根底にある物語。
亡くなった親友リックの奥さんだったケルジーのことを、惹かれているとはっきり意識したのは、外し忘れていたクリスマスの葉飾り(ヤドリギ)の下でのキス。最初に出会ってから、6年以上の月日が流れてます。でも、2人の関係が動き出すのには、そこから更に、一年半。
ただ「親友の最愛の妻」という存在以外には、見ないようにしていただけなんですが……。なんせ、結婚式の披露宴でケルジーを見初めちゃった感のあるゲイジ。しかし、心の奥深くにその思いをしまい込んじゃったもんだから、母親にも「見かけ倒しのうすのろじゃないか」とか長兄のサムには100ドルの負け(求婚時期の賭けを次弟としたらしい)をしょい込ませる始末。
外し忘れのヤドリギ効果は効き目が遅かったようです(笑)
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