あらすじ
母親の再婚でハンナに6歳違いの美しい義姉ジルができた。ジルは気まぐれで自己中心的であったが、接し方さえ間違わなければ問題なかった。
モデルとして成功した姉が離婚したあと、たまに手紙かハガキで連絡をとりあう程度の仲だったが、2年半振りに再会することになったのだ。
インフルエンザと肺炎がようやく完治しかけていたハンナにとってメキシコ湾岸沿いにある島への招待は、魅力的だった。
しかし、浮き立つような気分は島でハンナを出迎えたジルの言葉に水をさされた。
後妻の座を狙っている男性ルシアンの子ども達の子守りをさせるために呼び付けただけで、ジルの領分に絶対に首を突っ込むなと警告まで受けてしまったのだから。
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