ジョスリン・デイ

誘われて夢のなか 58(セカンド チャンス アト ラブ) (株)日本メール・オーダー  発刊:1983.09.20
ヒロイン:ジャニュアリー・マックファーランド(テレビ局勤め/愛称ジャン) ヒーロー:ローガン・ピアス(テレビ局オーナー・財閥の一員)

あらすじ
ローガンは、親身になって後援している画家アントン・バータノリの個展で、若い女性が傍若無人な人間に突き飛ばされるのを目の当たりにした。ローガンが腕を掴まなければ、飾られている絵に突っ込んだに違いなかった。
「ありがとうございます」
助けた女性がローガンに向けた心もとなげな笑みは、最初、彼女を目にした時に感じた、冷ややかさを身につけている女性だという印象をがらりと変えた。
どこか世慣れていないその印象に、好感を抱いたローガンだったが、それはすぐに崩れ去った。ローガンが連れだってきた女性と離れた途端、さっと側にやって来て
「お電話番号を教えてください」
彼女は、男を追い掛け回すような人間だったのか……。

ローガンのことをエスコート業をしている男性だと勘違いしたジャン。
故郷で近々行われる親友の結婚式に、同行してくれる男性がどうしても欲しかったために、日頃の慎重さをかなぐり捨てて行動してしまいます。
その結婚式には、立身出世のためにジャンを捨てた元婚約者のポールも参列するようだったから。家柄も立派な上に美しい妻を伴ったポールに、見下されたくないと思い込んでます。
この思い込みの強さが、職業倫理の低さにもつながってます。ライバルに勝つためには、逡巡するものの手段を選ばないことが度々。
そのことで、ローガンから小言&雷が落ちてます。


愛あればこそ 116(セカンド チャンス アト ラブ) (株)日本メール・オーダー  発刊:1984.09.20
ヒロイン:アリ・ラースン(書店員・元トップモデル・27歳/芸名アレクサンドラ・ラースン) ヒーロー:デイン・サクスター(カメラマン)

あらすじ
3年前、酔っ払いの運転する車に衝突され、アリは片目を失った。失ったのはそれだけではなかった。
トップモデルとしてのキャリア、そして夫デレックの愛情。モデル事務所を経営しているデレックは、片目のないアリを見ることすら厭いだし、公然と浮気までする様になった。
これ以上、自分を駄目にしたくなくてアリが離婚を決意したのは1年半まえのことだった。
ハワイで書店を営んでいるおばの元に身を寄せ、傷ついた心を癒していくのだった……。

書店のサイン会にやってきたデイン・サクスターは、モデル時代に大げんかをやらかしたことのある人物。
彼は、相変わらず、我を通そうとするところは同じ。サングラスをかけたアリをどこかで見かけたことがあると追い掛け回し、その身元を割り出し、事故のことを知った後も執拗に追い掛け回してます。
前夫デレックに傷つけられて頑なになっていたアリの心が、再び、愛情を信じられるようになるまでを描いた作品。


口づけはさりげなく 151(セカンド チャンス アト ラブ) (株)日本メール・オーダー  発刊:1985.04.20
ヒロイン:マーティン・J・ダール(公認会計士・27歳) ヒーロー:レイド・ハーディン(投資家・複数の不動産オーナー)

あらすじ
長年、確定申告を頼んでいたウィル・ベンソンが卒中に倒れた。彼からは、事務所を引き継いだマーティン・J・ダールに、今後も仕事を続けさせて欲しい頼まれていた。
事務所が再開した当日は、顧客が引っ切りなしに訪れていた。ようやく、波が途切れたのは終業時刻の夕方だったが、レイドは、事務所に顔を出した。
戸口近くにあるキャビネットの前で、ファイルを取り出そうとしている秘書のスカートがまくれ上がって、魅力的な脚が覗かせている。つい目がそこに集中したのを、秘書がとがめる様に、
「ご用でしょうか」
秘書だとばかり思っていたその彼女が、会計士本人だったとは……。

マーティンは、夫ポールの支配的な態度に窒息寸前だった結婚生活を3年前に終わらせてます。実の両親の不幸な結婚生活も合わせ持って、マーティンは男に隷属するような結婚生活は2度とおくりたくないと堅く決意してます。
レイドは、父親が25歳年下だった愛妻に捨てられて金の亡者となったことが原因で、結婚に懐疑的。
そんな2人が、最悪な出会いをして、レイドが強引に押し迫ってお付き合いが始まります。そして、互いに結婚したいと思うわけですが、相手は結婚を全否定していると思い込んでいるので、ボタンの掛け違いよるに諍いとすれ違いで物語が進んでます。
レイドの好きな女の子をつい、いじめてしまう度合いが過ぎてたり、マーティンの男性に対する劣等感が強過ぎたりして、何だかなーと感じる個所があちこちに……同じパターンがすったもんだが繰り返され、もうそろそろええ加減にしといてという展開。