あらすじ
映画撮影の危険なシーンで、マリリンのスタントをしていたリネットは、監督の我が侭による安全軽視の為に、生死の淵をさまよう大怪我を負うことになった。意識が戻った時、リネットはマリリンとして扱われていた。映画会社は「宣伝になる」、マリリンは「婚約者フェリーぺにばれない内に離婚しなければ」というとんでもない理由で、病院側にも婚約者側にもマリリン自身が入院していると思い込ませていたのだ。一度は、真相を正そうとしたリネットだったが、人の良さから、マリリンの役を引き続けることを承諾してしまった。高額な治療費も出してもらえることだしと、楽天的だったのは、病院にフェリーぺの異母兄アルバロが見舞いにくるまでの短い間だった。
|