深く思っていた少女ジャナに対して、7年前からとても誠実だったライアン。再会してから、ジャナにいけすかない婚約者がいるのが大層気に入らなくて、つい、いじめてしまいます。嫉妬ゆえに、きつくいたぶってしまう展開。
パーティの夜にジャナが髪につけていた白バラの造花を、7年間、旅先にまで持ち歩いたエピソードが、ライアンの深い思いを物語ります。
それにしても、ジャナの母親が俗物的で、いやーな感じ。
婚約者のコリンも、その父親もしかり。だから婚約が破棄になった後、コリンがすぐに付き合い出した女性が、悪意ある噂を振り回くのが大好きという、品性下劣な人物だったのでした。お似合いですな。
メモ:母親が手紙を隠す。 |