あらすじ
リチャードが監督する映画が、近々、撮影開始されようとしていた。
だから、ヒロイン役に抜擢したベッキー・ターナーの母親が、娘の芸能界入りに難癖をつけている現実をどうにか打開するために、労力を割かなければならないのは仕方がないことだった。
ロケ地での撮影期間中、ベッキーの付き添いに叔母にあたる女性をつけないといけないらしい。
ジョアンナ・カーソンというその女性は、高校で優秀な教師をしているそうで、それだけでどれだけお堅い人物か、先が思いやられた。
とりあえず、彼女が勤める高校に挨拶に出向いたリチャードだったが、本人には会えず仕舞いだった。
そのかわり、ホッケーのゴールキーパーの扮装をした女生徒にサインをねだられ、愛想良く、キスともに対応したのだったが……。
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