スーザン・ネーピア

恋のクランクイン I-444 ハーレクイン社  発刊:1988.07.05
ヒロイン:ジョアンナ・カーソン(高校教師・23歳) ヒーロー:リチャード・マーロウ(映画監督・元人気俳優・28歳)

あらすじ
リチャードが監督する映画が、近々、撮影開始されようとしていた。
だから、ヒロイン役に抜擢したベッキー・ターナーの母親が、娘の芸能界入りに難癖をつけている現実をどうにか打開するために、労力を割かなければならないのは仕方がないことだった。
ロケ地での撮影期間中、ベッキーの付き添いに叔母にあたる女性をつけないといけないらしい。
ジョアンナ・カーソンというその女性は、高校で優秀な教師をしているそうで、それだけでどれだけお堅い人物か、先が思いやられた。
とりあえず、彼女が勤める高校に挨拶に出向いたリチャードだったが、本人には会えず仕舞いだった。
そのかわり、ホッケーのゴールキーパーの扮装をした女生徒にサインをねだられ、愛想良く、キスともに対応したのだったが……。

新人女優ベッキーに付き添ってきた叔母ジョアンナの容姿にガツンとほぼ一目ぼれ状態に陥ったリチャード。シルバーな髪をレザーカットにして、少年のような肢体をもつジョアンナの、その性格までもがリチャード好み。
色々と理由をつけては、ジョアンナの周囲をうろうろとしてます。
俳優陣と、ジョアンナが仲良く喋るのも気に入らなくて、監督権限を色々と駆使したりと、可愛いなぁ。
何度か、ムフフフないい雰囲気になるものの電話に邪魔されたりと、お預けを喰らいっぱなしというのも楽しい展開です。


ブロンド変身作戦 I-1091 (株)ハーレクイン  発刊:1997.07.05
ヒロイン:ハリエット・スミス(秘書・26歳) ヒーロー:マーカス・フォックス(保険会社経営)

あらすじ
ブルネットの髪に、いつも地味な服装を着て生真面目で、面白みのない堅物の秘書だったハリエット・スミスは、さようなら。髪をブロンドに脱色し、タイトなミニスカートに念入りな化粧を施したセクシーで大胆なハリエット・スミスよ、こんにちは。
彼女が大変身を遂げたのは、愛猫のフランクが、轢かれて亡くなったのが引金だった。
2年前、あんなに活動的だった兄が髄膜炎で急逝し、後を追うように母と父が相次いで亡くなった後、 フランクだけがハリエットを慰める存在だったのだ。婚約者だった男性は、父の看病の仕方をめぐって衝突した後、別れていた。
真面目にコツコツ生きていても、何の得にもならない……。
身なりを180度転換させたハリエットに、同僚や上司は唖然とするのだった。

会社の大晦日パーティの夜から、マーカスは雇っているハリエットのことを(こっそりと)つぶさに観察し始めてます。婚約者と別れたせいなのか、少しばかり情緒不安定な感じだった彼女が、ある日突然、妖婦のようなタイプに大変身。
その上、堅物だった私生活ともオサラバする気満々で、終業後のお稽古事、ビル内随一の女たらしや出会い系サイト経由で見つけた男性とのデートに勤しむ日々に大突入していきます。そんな彼女の変身振りをハラハラとしながらも見守るしかないマーカス。
と、思いつつも、あれこれ手を出したり、説教を垂れたりと口うるさい保護者を喜々としてやっています。
ハリエットとマーカスが交わす微妙に噛みあわない会話が、笑いを誘います。