生まれてすぐに父を亡くし、身体の弱かった母親はロビンを手元で育てられなくなり、5歳の時からシスター達が運営する孤児院で成長することとなります。
そのまま、19歳になるまで世間の汚さとは無縁の場所で育つロビン。
世間ずれしていないロビンに出会って、彼女との会話が本当に楽しくて、ほぼ一目惚れ状態だったキャル。自分の身分を言うことでその親密さが消え去るのが嫌で
、隠してしまいます。
それでも、旅の最後の日に本当のことを言おうと思っていたら、彼女は早くに下船して叶わず……しまったー、どこに行くのかも聞いてない。
と、焦っていたら、隣の別荘を借りた家族が雇っている家庭教師だとわかります。が、自分の身分もロビンにばれて、身を引かれてしまうのはお約束の展開。
なんとか、自宅に家族ごと呼び寄せたり、食事に誘ったりしてアプローチするのですが……うまくいかず、更に警戒される始末(笑)
いきなり大人の男性に迫られたら、そりゃ逃げたくなるよなーと思うんですが、キャルは最後まで自分のやり方を通してます。傲岸不遜です。
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