戦闘について


戦闘では「アタックとストライク」「武勇と身体」という言葉が理解する鍵となっています。


アタックとストライク
自分なりに考えて、置き換えられる言葉を考えると、アタックはその敵の「襲撃回数」、「しつこさ」、 「しぶとさ」、
ストライクはその敵の「人数」もしくは「素早さ」等と考えると解り易いかな とか思いました。

つまり、「オーク1アタック、5ストライク」では、オークの部隊の襲撃が1回あって、 そのオークは5人いた。と考えます。5人のオークと戦うのだから、こちらも、 5人で戦えば互角の戦いができますが、こちらが1人の時などは、苦戦を強いられるでしょう。
(原作のボロミアの様に...。)(;_;)
ドラゴンなど1体で複数のストライクを持つものは、素早さと考えます。
こちらが、1回攻撃する間に相手は2回攻撃してくるその攻撃をよけながら戦うのはやはり 困難である。

また、複数のアタックを持つクリチャー「暗殺者」(3アタック)「殺戮者」(2アタック) は一人の暗殺者(1ストライク)が「しぶとく」何度もおそってくると考えるとよいかな、 と思っています。

武勇
「武勇」は攻撃力、戦闘力です。高いほど敵からの攻撃をかわし易くなります。
戦闘をするときは、キャラクターのカードに書いてある武勇の数値に 2d6(さいころを2個振って出た目)を足し、 敵の武勇(クリチャーの武勇もしくは自動アタックの武勇)と比較し、 大きい方が勝ち、同じならば引き分けになります。

キャラクターのカードに書かれている武勇の値は通常キャラクターが全力を出したときの戦闘力で、 カードの効果やアイテム、または負傷、アンタップを維持するなどの修正(後述)がつきます。
キャラクターが負けたときはすぐに負傷(カードを天地逆にする。)させ、 その後身体チェックを行います。

身体
身体はキャラクターの「頑丈さ」「けがをした時の死ににくさ」です。
クリチャーなどに襲われて、負傷した場合身体チェックを行います。 別名「死亡チェック」です。
身体チェックは常に殺す側のプレイヤーがダイスを振ります。
2d6をして出た目がキャラクターもしくはクリチャーの身体値よりも 大きければそのキャラクター/クリチャーは死亡したことになります。

タップとアンタップ
キャラクターはタップをすることで、行動力を使用してしまった、(疲れてしまった) 事を表します。
通常の戦闘では、全力を尽くして敵と戦うので、タップをするを選びます。
しかし、そのターン中にやりたいことがある場合、サイトフェイズまで行動力を残しておきたい 場合は、アンタップ(タップをしない、疲れない)で戦闘を行うことが出来ます。
アンタップを選択する場合は、つまり、力を残して敵と戦う、全力を出さずに敵と戦う 事を選ぶ訳ですから、当然戦闘では不利になります。
ゲーム上では戦闘でアンタップを選択するときは、武勇の値に−3の修正がつきます。 これが実際は結構大きかったりします。

グローフィンデルやビヨルンなどの、よほどの武勇の高いキャラクターでもない限り、 なれない内、通常は戦闘はタップをして処理をする方が良いでしょう。

(例1)エルロンド(武勇7) 対 洞穴のドレイク(武勇10)
○エルロンドがタップをした場合:
 2d6で3が出れば引き分け。1ゾロが出なければ、エルロンドは負けることはない。
 エルロンドが負ける可能性は1/36

○エルロンドがタップをしなかった場合(アンタップを維持した場合)−3のペナルティ:
 2d6で6以上で引き分け。
 エルロンドが負ける可能性は1/6

(例2)グローフィンデル2世(武勇8) 対 オーク戦士隊(武勇7)
○グローフィンデルがアンタップを選択(武勇−3)しても、  修正された武勇5に2d6が加えられるので、1ゾロでもグローフィンデルが負ける事は ない。
このような場合は迷わずアンタップを選択しましょう。

また、弱いクリチャーの殺戮ポイントを積極的に取ろうと言う場合はタップをする などの状況に合わせた戦略が必要とされます。

武勇の修正
ルールブック背表紙にまとめてあるように、戦闘において以下の場合武勇にペナルティーが つきます。

タップをすることを選択・・・・行動力を使って全力で戦うことを選択。
               カードに書かれている通常の武勇の数値を使用。
タップ状態のキャラクター・・・疲れているので        −1
負傷状態のキャラクター・・・・けがをしているので、     −2
タップしないことを選択・・・・力をセーブして戦闘をするので、−3

タップとアンタップで述べたように、「タップしないことを選択」の−3の修正は、かなり大きな ペナルティーですが、それに対して、タップ状態のキャラクターのペナルティ−1は実は それほど大きくありません。
無理にアンタップを選択して負傷をしてしまうよりも、無難にタップをして戦闘を 安全に行う方がなれない内は良いでしょう。

超過ストライク
アタックとストライクで述べたように、自分のキャラクターの数よりも多い クリチャーのストライクと対決するときには、その超過の分だけいずれかのキャラクターへの 武勇のマイナス修正として加えられます。 この選択はハザードクリチャーをプレイした攻撃側のプレイヤーが選択をします。 余ったストライクは、分配をして自由に割り振ることが出来ます。 (例1) ピピン(武勇1)とボロミア(武勇6)をオーク戦士隊(武勇7X5ストライク)がアタックした場合。 キャラクター2人に対し5ストライクなので、5−3=3ストライク分が余ります。 攻撃側プレイヤーはこの3ストライク分を任意にマイナス修正としてキャラクターに割り振ることが 出来ます。
ボロミア一人を集中攻撃して−3をつけることも、またはピピン一人に−3つけることも出来、 また、どちらかに−2、もう一方に−1の修正をつけることが出来ます。
仮にピピンをこのオークたちが集中攻撃をした場合(−3)ピピンが、戦闘で 負傷する確率は6/36から20/36に跳ね上がります。

ストライクの割り振り
ハザードクリチャーのストライク数よりもカンパニーのキャラクターの人数が多いときには、 カンパニーのプレイヤーがストライクと対決をするキャラクターを選択することが出来ます。
ただし、カンパニー中にアンタップ状態のキャラクターと、タップ状態のキャラクターが いる場合アンタップ状態のキャラクターにストライクを優先的に割り振らなければなりません。
また、たまに、攻撃側プレイヤーが目標キャラクターを選択できるなどの特殊な能力を持つ クリチャーがいます。この場合、キャラクターのタップ、負傷状態は考えず、 攻撃側プレイヤーが選択することが出来ます。

ストライク・アタックの処理
ストライクを処理するには、1度だけダイスを振ることで解決されます。
ダイスを振って、武勇の最終値が大きかった方の勝ちとなります。
従来のRPGのようにどちらかが死ぬまでダイスをふり続けることは必要はありません。
クリチャーは一度攻撃をしたら、その結果に関係なく、クリチャーはその場を立ち去って (もしくは逃げ去って)しまうのです。
全てのキャラクターに割り振られたストライクが解決されればアタックは終了します。

アタックの撃退と統率ポイントの獲得
ストライクの武勇を比較した結果は、どちらのキャラクターが勝ったかを決定する ロールです。
キャラクターが勝っても、クリチャーはけがをしただけで、逃げてしまうかも知れません。
逃がしてしまったクリチャーからは殺戮・統率ポイントを得ることが出来ません。

身体のあるアタックの撃退
身体のないクリチャーはキャラクターが勝てば必ず殺せ(統率ポイントを得られる)ますが、 身体の数値のあるクリチャーを殺したかどうかを判断するには、 クリチャーの身体チェック(撃退チェック・殺したかチェック)をする必要があります。
身体チェックは攻撃が成功した方のプレイヤー、この場合はキャラクター側のプレイヤーが 振ることになります。
クリチャーの身体チェックでクリチャーの身体の値よりも大きい値を出した場合、 そのクリチャーを退治(殺)した事になります。

「アングマールの魔王」(身体12)について
アングマールの魔王については身体が12なので、(通常は2d6で13は出ない・・・。) 通常の手段で倒すことが出来ません。
「現身の犠牲」などの強力なカードを使うか、 ナズグルに対するボーナスを持つ女性を使うしか撃退する手段はありません。

複数のアタック、ストライクのあるクリチャーの撃退
複数のストライクがあるクリチャーの場合、全てのストライクを撃退しなければ クリチャーを殺したことにはなりません。
このことから、このゲームでドラゴンが、いかに強いかわかるでしょう。

名勝負をカードで再現

キャラクターのあとのかっこ内の数値は(武勇/身体)です。

バルド(3/6)VSスマウグ(18/8)(スモーグ)

バルド(3)VSスマウグ(18+1)(2ストライク)
捨て身の一撃(+3)
年老いたツグミ(+3)
黒い矢(+1)
これだけ強力なカードを入れて、10対19、2D6で9で引き分け、10で勝ち
身体チェックで5以上を出せばスマウグ除去!

エオウィンVSアングマールの魔王

エオウィン(2+6)VSアングマールの魔王(17/12)
メリーの支援(+1)
顔を兜に隠し(+2)
以上で11対17、2D6で6で引き分け7で勝ち。
身体チェックで7を出せばアングマールの魔王除去!

ギル=ガラド+エレンディルVSサウロン
以下憶測の数値が入っています。
ギル=ガラド(8/9)
サウロン(以下、中江氏談)
リドレスアイのサイトカードバラド=ドゥアの自動アタック、マイア24と
ドラゴンなどの自動アタックを参考にすると、サウロン単体の武勇は26程度。
『夜の扉』+『アイグロス』で武勇MAX11。
『捨身の一撃』で+3。
ロールで12が出て、やっと26。
これにイシルドゥアの援護で+1。
おお!これでギル・ガラドがサウロンに勝つシーンが再現できる。

でもサウロンの身体って...?

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