今日の注目の1枚

suddencall

Sudden Call突然の召集

LE(Lidless Eye)のカード。 サウロンによる、ナズグルたちの召集がかかるカード。
ミニオンプレイヤーが勝利するために必要な「サウロンの謁見」を行うために必要なカード。
滅びの山に向かう8人のナズグルたちが描かれている。
なんの事はない、固定セットのカードであるが、実は私が、映画化に向けて、 最も期待している場面である。
噴火する滅びの山と、主人の命を受け、自らの命?をも省みず、滅びの山へ急行する、 8人のナズグルたちと、おぞましき獣・・・。
滅びのきれつに突入していくナズグルと、響きわたるおぞましき獣の断末魔。
一体どんなシーンになるのでしょう。 とても楽しみです。
みなさんの期待されるシーンてどこでしょうか・・・?


khamul

東夷のカムール

ドル・グルドゥアのチーフ 第2ナズグル 旅の仲間上 でホビットたちがバックの里への締め金の渡しを渡ったときに 対岸まで追跡してきたナズグルはこいつであったらしい。 TW(The Wizard)のカード
クリチャーもしくは永続イベント
ユニーク。第2ナズグル
クリチャーとしては、1ストライク武勇18身体8
《茶色の国》《闇の森中央》《ゴルゴロス》《南闇の森》でアタック可能。
永続イベントとしては、移動災厄フェイズ中にタップすると、対戦相手は プレイに出ているナズグルの枚数だけ手札をディスカードしなければならない。

adunaphel

アドゥナフェル

TW(The Wizard)のカード
クリチャーもしくは永続イベント
第7ナズグル
クリチャーとしては、1ストライク武勇15身体10
《茶色の国》《ダゴルラド》《ゴルゴロス》《西闇の森》でアタック可能。
永続イベントとしては、移動災厄フェイズ中にタップすることで、任意のキャラクターひとりを タップさせることができる。

ところで、アドゥナフェルってHeではなくて、Sheだって知ってました?
ついでに、「アングマールの魔王」も英語名"Witch King of Angmar"ですが、 WitchってWizardに対する女性の名詞で、「魔女」って意味ですよね。
こいつも女なのかしらん?
どなたか、真実をご存じですか?

lady

黄金の森の奥方 Lady of the Golden Wood

AS(Against the Shadow)のカード
クリチャーもしくは永続イベント。
ガラドリエル様のクリチャーの相。
1ストライク 武勇12 身体10。
永続イベントとしては、ミニオンプレイヤーがデッキやディスカードパイルをのぞいたり、 その中からカードを選んで取り出したりする行為を禁止する。

これが、どれほどの効果があるか、まだわかりませんが、(おそらく「煙の輪」「予期せぬ見張り」 はおろか、「ウーヴァタ」「サウロンの口」などの効果を封じられるのでしょう。)
さて、問題はこのイラストです。
小説のキャラクターをイラストにしてしまうのは、読み手のイメージを破壊してしまう、 とても危険なことであるということは、今さら述べる必要のないことです。
この絵は・・・。
私からすると、この絵では、ガラドリエル様がどうしても、『18歳から25歳くらいの小娘に しか見えん!』というのが感想です。
この絵が美しいものかという点でも、賛否両論あるのですが、。
まあ、光を嫌うような闇の軍勢からすると、このように見えるのかも・・・。
なんだかんだいって、好きなカードの一つではあります。


stolen

盗まれた記憶

TD(The Dragons)のカード
裸の女性が森の中をかけて行く・・・。
こんな場面原作にあったかなぁ・・・?
と思っていたのですが、「シルマリルの物語」を読み終えて、この女性が ニエノール・ニーニエル、その人であることに気づきました。
指輪物語エダインの系図参照。
トゥーリンとニエノール、なんと数奇で悲しい物語。
ア トゥーリン トゥラムバアル トゥルン アンバルタネン
旅の仲間のみなさん、是非「シルマリルの物語」も読んでみてください。


michini

道に迷うかもしれない

DM(Dark Minions)のカード
鮮やかな色使いで、吸い込まれそうに美しいカード。
大会でハザードとして使われました。
2d6をふって、出た目が7以上なら、カンパニーは道に迷い、ハザードプレイヤーの選択する、 隣接した地域のサイトに移動させられる。
ただし、カンパニーに野伏が一人いるごとにダイスの目にー2の修正がつく。
成功するととても嫌なカードであるが、たいていのカンパニーには野伏が一人ないし、 二人いるので、ダイスの目が9以上、11以上でないと道に迷うことはない。
それほど成功率の高くないハザード。
それ故、カードのタイトルも「道に迷う」という断定でなく、「道に迷うかもしれない」 という、控えめな、自信なさそうな表現になっているのが正直で共感がもてる・・・。

willshaken

Will Shaken

AS(Against Shadow)のカード
カードを見ていて、ちょっと変わった面白い使い方をするのに気づいたので、紹介します。
以下、英文のテキストです。
Hazard Permanent Event
This card cannot be played. If your opponent looks at cards from your hand(due to the use of one of his cards or abilities) and sees Will Shaken, place this card in his marshalling point pile. He loses two miscellaneous marshalling points. Your opponent may skip his turn in order to place this card in your discard pile.

このカードはプレイすることができません。
このカードが手札にあり、相手が、(パランティア、なぞなぞ遊び、ガラドリエルの鏡、 リドレスアイなどの効果によって)手札をのぞいて、この札を見たら、 これを、相手の統率ポイントパイルに置く。相手は"その他のポイント"に−2のペナルティが つく。
相手は自分のターンを一回放棄する事で、このペナルティを消すことができる。


myprecious

いとしいしと

ゴクリのエージェントの相。
武勇2/身体9 斥候・ホビットと特に特徴のないエージェントの様に思えるが、 強力なのは、その出現範囲の広さであろう。
エージェントは通常、自分のホームサイトで相手カンパニーを待ち伏せして、 何らかのアクションを行うが、相手カンパニーのうまい誘い込み、うまい 行動予測をしなければ、相手カンパニーがエージェントの待ち伏せているサイトに 足を踏み入れる事がなく、ゲームの終了まで、ずっと裏返しのエージェントが 残っていることも少なくない。
これに対して、ホームサイトの多い=出現地域の多い「いとしいしと」は大変 強力なカードと言える。

さらに、「お前たちを連れていく」と同時に使用することで、モリアでアタックした キャラクターをはるか遠くの「滅びの山」まで連れ去ることができる。(逆も可)
(こんなむごい戦略をするなんてさすがフェアリーウッズの人・・・)

しかも、アタックが成功すれば、指輪をひとつディスカードさせることができる。 (攻撃側が選択。)
対ひとつの指輪デッキにおいて超強力カード、
このアタックを防ぐには、自ら先に「いとしいしと」を公開するのがもっと有効。


nenya

ネンヤ

ガラドリエル・・・、原作ではまさに「神々しい」という表現がぴったりのキャラクター、
でも、ゲームでは、最強のキャラクターとはいえ、身体10・・・
負傷して、身体チェックが、2d6で11,12ならば、死んでしまうんだよな・・・、
36分の3の確率といったら、約10回に1回は死んでしまうんだよな、 ちょっと残念だなと、思っていたのですが、カードを見ていてこんなことに気づきました。
「ネンヤ」、「ガラドリエル」の武勇+2、身体+2、直接影響力+2 これをガラドリエルが使うことによって身体は12、つまり、「アングマルの魔王」と 同様、ふつうの手段では死なない不死身の最強キャラクターが出来るのです。
ガラドリエルは、聖域意外の場所にいる場合は−3の修正付きで 堕落チェックをしなければなりませんが、原作では、ガラドリエルは、聖域にいたし、 ネンヤも持っていたので、まさに、これを使うことによって、武勇5,身体12
原作と同様、完全無欠のキャラクターを再現できるようになります。
また、注目すべきは、ネンヤの持つもう一つの特殊能力、キャラクターの堕落チェックひとつは 自動的に成功するです。
わたしはワンリングデッキでは、「指輪の意志」対策のお守りのために一応サイドボードに 入れてあります。

《戻る》