DUO-QUAD RULES VERSION 2.0
タッグ・チームルール バージョン2.0

by Daniel Spronk


GENERAL OUTLINE
概要

Duo−Quadの形式では、あなたはあなたのパートナーとともに 勝利を分かち合うものである。 以下のルールは、双方のチームのプレイヤーがお互いにゲームに 使用することを同意したときに使用できる。 各チームはそれぞれ2人のプレイヤーから構成される。 各々のチームはあなたとあなたのパートナーから成り立ち、 もう一方のチーム(あなたの対戦相手)は、 あなたに対するハザードのプレイヤーと、あなたのパートナーに対する ハザードプレイヤーとなる。 このゲームは以下の特殊なルールを除いて、通常のゲームと同じ手順で行われ、

Victory Condition
勝利条件

1.統率ポイント 自由の民会議もしくは突然の召集が行われるために必要な 統率ポイントは、あなたとあなたのパートナーの獲得ポイント による。 1デッキゲームの場合、これは38ポイントで、 2デッキゲームの場合45ポイント、 3デッキゲームの場合は65ポイントとする。 自由の民会議が召集されたとき、もしくは突然の召集が プレイされたときプレイ中の他のプレイヤーはそれぞれ 最後の1ターンをプレイすることができる。 対戦相手と対戦相手のパートナーの両方が ある一つののカテゴリーの統率ポイントを得ていない場合のみ、 そのカテゴリーの統率ポイントを倍にしてよい。 (注:このルールがあれば、 これは各プレイヤーのデッキの特化を可能にする。) リングレイス、もしくは(堕落した)ウィザードが除去された場合、 すぐにゲームを終了させずに、自由の民の会議後の最終的な 統率ポイントから5引かれる。

CARDS AND DECKS
カードとデッキについて

1.ウィザードのプレイヤーは、デッキとサイドボードの中に あわせて合計3枚までの同一のウィザードを入れてよい。 また、その他のウィザードを1枚ずつ好きな種類だけサイドボード に入れてよい。 2.サイドボードの上限はそれぞれのゲームで5増やすものとする。 3.あなたの手札にあるウィザードを対戦相手がすでに公開してしまっている 場合、あなたは自分の手札にあるウィザードのカードを サイドボードにあるウィザードのカードと取り替えてもよい。 4.対戦相手のハザードリミットを半分にしてサイドボードにアクセス することはできない。

GETTING READY TO PLAY
プレイの準備

1.ゲームの開始時に、それぞれのプライヤーは2d6をし、 最も高い値のプレイヤーからターンを行う。 最も高い値を出したプレイヤーの対戦相手の 値の高いプレイヤーが2番目にターンを持つ。 もしも、値が同じだった場合は振り直しをする。 次に残ったプレイヤーで最初にターンを持ったプレイヤーのチーム のパートナーが3番目のターンを持ち、最後のプレイヤーが4番目に ターンを持つ。 2.それぞれのプレイヤーは25人のキャラクターのプールをもってよい。 3.両方のチームのプレイヤーが同じ属性(ヒーロー、ミニオン)だった場合、 もしくはいずれかのチームが堕落したウィザードをプレイする場合は、 キャラクタードラフトが用いられる。 各々のプレイヤーは2d6をし、最も高い値のプレイヤーが 初めにキャラクターを公開する。 次に対戦相手のダイス目の高かったプレイヤー、 3番目に、最も高い値を出したプレイヤーのパートナー、 4番目に、2番目にキャラクターを公開したプレイヤーのチームの もう一人ののプレイヤーがキャラクターを公開する。 4.両方のチームが堕落したウィザードをプレイする場合、 キャラクタードラフトの例外が認められる。 ・双方のチームが同じ堕落したウィザードをプレイすると宣言した場合、 (たとえば両方のチームが堕落したパルランドとサルーマンをプレイすると 宣言した場合。) それぞれのチームからのプレイヤー一人が2d6をし、 値の高かったプレイヤーのチームが宣言ずみの堕落したウィザードをプレイできる。 もう一方のチームは、使用しようと思っていた堕落したウィザードのデッキを、 代わりの堕落したウィザードのデッキと交換することができる。 ・双方のチームが堕落したウィザードをプレイすると宣言して、 どちらかのウィザードが重なってしまった場合は、 双方のチームから一人ずつが2d6をし、値が高かったチームのプレイヤーが 堕落したウィザードをプレイできる。 もう一方のチームのプレイヤーは、使用しようと思っていた堕落したウィザードのデッキを、 代わりの堕落したウィザードのデッキと交換することができる。 (パートナーが用意した代用のデッキを使用してもよい。) 5.ハザードプレイヤーの決定 最初にターンを行うプレイヤーがハザードプレイヤーを対戦相手の プレイヤーから指名する。 このプレイヤーは、あなた(ハザードをプレイされたプレイヤー)が ハザードをプレイするプレイヤーでもある。 プレイヤーのパートナーはもう一方の対戦相手のプレイヤーにハザードを仕掛け、 同様に対戦相手のプレイヤーからハザードを受ける。

PLAYING AND DRAWING CARDS
プレイとカードのドロー

1. 長期イベントフェイズ中に取り除く長期イベントは、 あなたの前回のターンにプレイされたものだけである。 他のプレイヤーのターン中にプレイされた長期イベントは 取り除かない。 2. プレイヤーが移動/災厄フェイズに入った時点でハザードリミットが 決定される。 ハザードプレイヤーがハザードのプレイを終了した時点での ハザードリミットをチェックする。 ハザードリミットよりもプレイされたハザードの数が少ない場合は、 ハザードのパスを行う。 ハザードプレイヤーのパートナーが、新たに現時点のハザードプレイヤーとなり、 ハザードリミットの残りをを1減らしてハザードをプレイすることができる。 言いかえると、ハザードのパスをすることによって、 ハザードプレイヤーとそのパートナーで、 ハザードリミットを全て使い切ることができる。 ハザードのプレイはハザードリミットに達するか、 ハザードプレイヤーがハザードのプレイの終了を宣言すると終了する。 3.「黄昏」の様なカードを含め、現時点のハザードプレイヤーか移動を 行っているプレイヤーのみがカードをプレイできる。 ただし、この例外として、自分の出した環境カードを黄昏から守るために、 黄昏をプレイすることはできる。 4.プレイヤーは自分のターンに、 「賢者たちは不思議を語り」「Voices of Malice」を自分のパートナーのために 用いることができる。 5.「The White Council/The Black Council」をプレイする場合、 カードに記されている'you'とは、『あなた』と『あなたのパートナー』を指し、 'your opponent'はあなたの対戦相手2人を指すものとする。 (あなたはあなたのパートナーと勝利、統率ポイントを共有する。) 6.あなたのカンパニーとあなたのパートナーのカンパニーが同じサイトに位置するのならば、 あなたはサイトフェイズ中にアイテムを一つ自分のカンパニーからパートナーのカンパニーに 移し替えることができる。 アイテムを手放す側のキャラクターも受け取る側のキャラクターも、 堕落チェックを行わなければならない。 すでにタップをしているのでなければ受け取る側のキャラクターをタップする。 この操作はサイトのタップを必要としない。 7.また、自由の民会議において、同じサイトに位置するのならば あなたのキャラクターはパートナーのキャラクターをタップによって堕落チェックの支援を 行うことができる。 8.Duo-Quad Tournamentにおいて、1デッキゲームでは1ゲーム30分、 2デッキゲームでは2時間を推奨する。 また、小さなトーナメントにおいて十分なプレイをするために、 可能ならば参加者にプレイ予定のリングレイス、ウィザード、フォレンウィザード を早めに確認して登録してもらっておくとよい。 もしこれらのことがなされれば、それぞれの参加者は、 最良の戦略を再構築することが可能になるであろう。 これは特に、堕落したウィザードのプレイヤーの、 代用デッキ構築の負担を減らすために行って欲しいと思う。
This document copyright ©1998 by Daniel Spronk. Non-commercial use is permitted by ICE and Daniel Spronk, and each of them, so long as proper attribution is made as to authorship and the copyright is included. Commercial use is strictly prohibited without a signed agreement by all parties involved. The name 'Duo-Quad' is used with acknowledgement to Spif Fountain.

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