ミドルアースと私

Lure of Power
『力の誘い』
ミドルアースについての考察その2
マイアたちのジレンマ



MECCGがなぜこんなに日本で売れていないかの考察その2

つい、最近「マジック」なるものを買って、
なぜ「マジック」は売れているのに、「指輪CCG」は売れていないのか?
という疑問をはらすために、「マジック」と「指輪物語CCG」
とを比較、検証してみることにした。

「マジック」を買って、ルールブックもろくに読まず、(ルールブックはついていなかった。)
まあ何とかなるだろうと思って、いきなり対戦をしてみると、
対戦相手は速攻性のある「赤タンバーンデッキ?」というやつを使っていて、
何がなにやらわからぬまま、ボーン、ボーン、ボボボーン、ってな感じで、
20もあったライフを一気に減らされ、3分ほどであっさりゲーム終了してしまった。
指輪CCGであったら1ゲームが終わるのに1時間30分はかかるのに・・・。

あまりのあっさりさに、さすがに少しとまどいはしたが、
T.Sは勝敗にムキにならず、ゲームはあくまでゲームである、
と考えるクールな人間である(と、自分では思っている)ので、

せっかくルールを教えてくれている対戦相手に対して、
「すぐに終わってしまって、全然面白くない。」とか、
「こっちはシールドデッキなのに、そっちはレアがたくさんはいった構築デッキを 使っているから、ずるい。」とか、
仮に心の中で思っていたとしても、決して口には出さなかったが、
マジックのルールのシンプルさに驚いてた。

相手を(相手の魔法使いを?)殴ったり、魔法で攻撃してライフを20減らした
方が勝つ、なんとも明快でわかりやすいルールである。

マジックのルールと比較して、指輪CCGのルールは複雑で地味なものだ
勝利するための方法は、

「自由の民を助け、団結させ、自由の民のためになるリソースを集める・・・。
集団を説得し、同盟者を募る・・・。」

はっきりいって、わかりにくい。


そして、「マジック」であれば、デッキ構築の時、プレイヤーが望むのならば
俗に言う「ファイヤーボール」や「ライトニングボルト」等といった
派手な魔法もデッキに投入することができるのであるが、
指輪CCGではそれほど派手な魔法はない。(注!!!後述参照)

私も一時期、MECCGにも「マジック」の様な「ファイヤーボール」や「ライトニングボルト」
の様な派手な魔法があれば良いのに・・・。と思っていた。

そして、なんでそういったかっこいい魔法がないのだろう、

「これこそがマジックが人気があり、指輪CCGが売れない理由だ。」 と、さえ思った。



しかし、原作を思い出してみて、
実際に原作の中で、ガンダルフを含めた魔法使いたちが、
ファイヤーボールやライトニングボルトなど派手な魔法を使っていた
場面があっただろうか??


私が記憶しているガンダルフが用いた魔法は
霧降山脈越えの時、凍えた仲間たちの体を温めるための、たき火、


モリアでトロルを退けたときのファイヤーボール、


あるいは風見が丘で、ナズグルの追っ手と戦ったときに、
何らかの魔法を使っていたかもしれないし、
ホビットの冒険の中で、パイプの煙をふかしたり、花火を打ち上げたり、
トロル3人をはめた腹話術も魔法の一つかもしれない。
(他にも思い当たる箇所はあるけどとりあえず、これだけ・・・)

また、自由の民の心を燃え立たせるために、火の指輪「ナルヤ」を用いていたかもしれない。

しかし、それらの箇所でさえ、実際に「魔法を使った」というような記述はどこにも見あたらない、



実はマイア(魔法使い)たちは西方の諸神であるヴァラールから、
「自由の民を助けよ。しかし、マイアとしての力は用いず、
人間たち自身の力でサウロンを打ち倒させよ。」

との重要な命令を受けてきていたのある。

そして、魔法使いたちはその命を守り、中つ国で働いているのである。

そう、MECCGはあくまで原作を忠実にシュミレートしている、素晴らしいゲームなのです。

こうして、また一つ指輪CCGのすばらしさに気がつくことができました。
次回に続く・・・。

!!!注!!!

>指輪CCGではそれほど派手な魔法はない。

というか、強力な魔法は以下の様にないこともないのだが、
「魔法使いの火」
「魔法使いの焔」

「真のファーナ」
「現身の犠牲」

魔法使いがプレイに出ていないと使用出来ないという制限があるのと、
そもそも、MECCGにおいて魔法を使うことは
堕落チェックというとても危険なおまけが付いていて、まさに諸刃の剣
そうやすやすとは用いることができないのである。


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