指輪物語と私

MECCG2001年世界大会報告

3日目 『リプレイ』カントリーカップ



カントリーカップとは各国の代表者による対抗戦である。
各国から2名の代表者が参加し、タッグ・チームプレイ(Duo Quad Rules)を行う
イベントである。

世界大会最後のイベントと言うことで、日本チームの代表
T.SとOKKOは特に気合いを入れて、
優勝トロフィー(エロスティリオンのパランティア)
を日本に持ち帰るぞ、という意気込みで参加。



参加8カ国

アメリカ
イギリス
スウェーデン
カナダ
日本
フランス
オランダ
ベルギー

デッキの構築

ブランチの後、場所を移動し、
図書館近くの喫茶店?で
デッキを構築、

トレード用カードを持ってこなかったことを後悔していたT.Sは
ベルギーのルックに、ドラゴンズの日本語コンプファイルを見てもらう。

ちょうど数日前にジャパンチャンピオンの登録をしておいたので、
彼は、「僕のサイトは彼のサイトからリンクしてあるんだよ。」
と話題にしてくれていた。


カントリーカップはシールド戦ということで、
1人分=TWスターター1XTWブースター2+TDブースター1
を配られると言う話であったが、

主催者側の好意で、余ったスターター、ブースターは全て配ってしまおう、
という事になって、
予想されていたものの3〜4倍くらいのカードを配給される。

これはシールド戦というよりも、ほとんど構築戦。

たくさん配られたスターターとブースターを開封していく。

ありゃりゃホビットが、固定セットの「こまどり」しかないや・・・。

パートナーのOKKOさんとは、以前から相談しておいたように、
作戦はアイテム収集プレイヤーと集団収集プレイヤーに分ける様にする。


あまり当たりのカードは無かったが、その中ででめぼしいカードを選び、
T.Sはあまり単純なデッキは組みたくないとわがままを言って、
良いカードをどんどん取っていってしまった。
そしてできたのが、
T.Sの戦略「あっと驚く戦略」
「現身の犠牲」+「顔を兜に隠し」
ホビットアイテム収集

T.Sのデッキには最強クラスのレアアイテム「竜殺しの剣」が入る。

大きなコンボを組むこと、またこのルールのシステムでは、
デッキを枯渇させることはまず無理であるということを考え、
ウィザードは「ラダガスト」X2「パルランド」X1を選択する。
ラダガストが第一候補である。
しかし、「パルランド」が先に手札に来たら、迷わずプレイすることとする。


OKKOの戦略「地味で固い戦略」
「堕落ハザードデッキ」
集団召集デッキ
OKKOさんのデッキのレアは「アルウェン」くらいか・・・。

にする。


同盟者はそれぞれのデッキに1枚ずつ入れる。

T.Sのデッキには「ゴクリ」を入れる。

構築に許された時間は約1時間

急いで構築をする。

追加のサイトは、グレーターアイテムが獲得でき、
「現身の犠牲」「顔を兜にかくし」で餌食となる
相手のクリチャーをさそう、「グンダバド山」を選択。

制限時間がコールされ、場所を移動。
構築したデッキをしまう暇もなく、裸のままもって店から図書館へと移動・・・。


第1戦
VSアメリカ
ジム・ガット
ジョエル・ペチョーリ

展開が速い、
相手の堕落戦略にOKKOさんが苦しめられれる。

最初にOKKOさんがジムに堕落カードを貼りまくったときは、
「Oh, Mr. Corruption.」とか言われたが、
なんのことはない、相手もガチガチの堕落戦略を実行してきていた。

プレイ中に相手のハザードで警戒カードに「強欲」や
「利便主義の誘い」が使われかなり厳しかった。
こちらは幸運なダイス目によって助けられた。

T.Sに対してはアタック戦略の様だったが、
回避カードを用意していたので、なんとかうまくしのぐ、

全員タップ状態のまま、サイトに侵入、
ジョエル:「全員タップしているぞ・・・。」
ジム:「ハーフリングストレンクスだろう・・・。」

そうだよーん。
「小さい人の体力」

うまくグレーターアイテムがプレイできる。

プレイ中にOKKOさんより、

「ラダガストの特殊能力を使って、ドローをせよ。」
とのブロックサインがでる。

「現身の犠牲」はろくな用途に使えなかった。

T.SもOKKOも良いドローとロールに助けられ、
始終リードしてゲームが進む。
相手の焦りが感じ取れるほどであった。

ラストターンにOKKOさんが堕落の危険を冒して、アイテムプレイ。

(ここでT.Sは勝っているのだから安全策を取ればいいのに、と目で訴えたが・・・。)

最終的に、高得点を獲得。
彼はただの勝利に満足することなく、
相手の2倍のポイントをとる予定だったらしい。
(結局トーナメント戦ということで、勝敗には関係が無かったのであるが。)

展開が速く、
45対23位で勝利。

優勝候補のアメリカチームに快勝!!!
これはいけるか?


第2戦
VSイギリス
Andrew Fox アンドリュー・フォックス
Daniel Dreiszigerダニエル(fromカナダ助っ人17歳)

席に着くと、
「君たちがアメリカチームから45点も取った日本チームかい?」
と言われ、とすでに噂になっていた。(と思う)

あちらはスタートとして、スライン2世(レア)を出していた、

「」〜の1ターン目、相手はマイナーアイテム「スロールの地図」を
プレイした。

プレイしたところを見ていなかったT.Sは「ユニークのマイナーアイテムは
スタートキャラクターに持たせられませんよ。」と
つっこみを入れてしまうと、OKKOさんに
「いや、それは今プレイしたんですよ。」と訂正された。


こちらの1ターン目に「グンダバド山」へ移動をすると、
「インドゥア!!!」
の声とともに、ナズグルのアタックが!


思わず、プレイヤーの四人とも笑ってしまった。
こちらは、ナズグルがでることは期待していたのだが・・・。
(こちらのデッキはナズグルを屠る事をテーマとしたデッキ)

あいにく、まだ、「現身の犠牲」も「顔を兜に隠し」と「エオウィン」も
引けていなかったので、残念。

Surprize...  What is surprize?
「今度はそっちが驚く番だ!」
とか、きめゼリフまで考えたのに・・・。
ちょっと早いよ、まだこちらの準備が出来ていない・・・。

スランドゥイルをみんなで支援して、よいロールを出して、アタックを無効にするが、
撃退はできなかった。(おしい!)

アタックの後、ダニエルが「このデッキにはナズグルが2枚入っているんだ。」
と言ったので、「デッキの中身をばらすとは愚かなやつ・・・。そのナズグルを
狩ってやる!」と心の中で思う。

途中、「スライン二世」のカンパニーに、「フラム・フラムソン(レア)」が
加わり、手が着けられない。
「フラム・フラムソン」はシールドでは、とても強い事が思い知らされた。
こんなカンパニーには、「洞穴のドレイク」程度では負傷すらさせられない

こちらのハザードでは、「スライン」を「我が家の呼び声」で追い返し、
強力なドレイクで弱いキャラクターを除去し、それによって、アイテムを持ちきれない状態にして、
相手のアイテムをディスカードさせることを期待していたのだが、
強力なドレイク、「真の火のドレイク」が「夜の扉」がないがために、
原野不足でプレイ不可能・・・。
おしい・・・。

次のターンに勝負を決めてやる。と思ったのだが、

このゲームは、お互いにプレイ時間に長くかかり、
結局、1人3ターンしかプレイできなかった。

T.Sはグンダバドでアイテムをプレイし、
聖域に戻ってから、「ゴクリ」をプレイしたところで、ゲームが終了してしまった。
(「ゴクリ」プレイできたっけ?よく覚えていない。)

最終ターンに、OKKOさんは、「スランドゥイル」が堕落したため、
代役で、「???」が集団「森エルフ」の召集を試みるが、
失敗。

残念。

イギリスチームに敗退。
結局イギリスチームは4戦全勝で優勝するのだが、
イギリスチームは強いレア、(「スライン二世」、「フラムフラムソン」など)
をもっていたと思う。

「三ターンしかできなかったから、残念だ。」
(さっきは10ターン近くプレイして、45点もとれたのに・・・。)
というと、
アンドリューは「うーんそうだねぇ、情けないねぇ・・・。」
「Yes, It's shame...」
といっていた。

プレイ中に、〜2が「イセンガルド」をプレイし、「アイゼンガルド」
と発音していたので、すかさず、


「日本の旧訳では、これを『イセンガルド』と言っていましたが、
『アイゼンガルド』が正しいの?」と聞くと、

「多分そう。」という答え、

「じゃあ、ミナス・ティリスはマイナス・ティリスか?」と訪ねると、
「よくわからないとの答えだった。」


アンドリューは典型的なイギリス英語の発音で、自分の英語(アメリカ式)
とまったく発音ちがうことに
驚かされた。

中学校の頃は「アメリカ英語でなく、イギリス英語を勉強しよう。」
と心に誓っていたのだが・・・、いつの間にか・・・(高校の頃から、)
アメリカ英語になってしまっていたのだなぁ・・・。

たった一人のイギリスからの参加者アンドリュー、
もっといろいろとお話をしたかったですが、時間が無くて残念です。



第3戦
VSスウェーデン
トーマス
ヘルガ(シモンfrom オランダ助っ人)

スウェーデンからの参加者も一人であったので、助っ人パートナーに
シモン(オランダ)が加わる。

うっしゃー。ヘルガ(シモン)と対決じゃ。
スウェーデンからの参加者は一人であるので、
助っ人としてオランダの(シモン)が加わっていた。

シモンは堕落デッキ、こちらに堕落を張りまくる。

エオメルがスタートではじき、
シモンがエルケンブランドに直接影響力行使、くそー。

エドラスをホームサイトとするキャラクターがいないと、
「顔を兜に隠し」が使えない。

序盤にウィザードを引きまたも、
ラダガストでなく、パルランドになる。

「現身の犠牲」を使ってドレイクを倒し、MPをもらおうとすると、
何、そのカード、「そんな強い、(インチキ臭い)カードがあるの?」

「私、そのカードレアだから知らない。」との発言。

「なんだって!?」

対戦

シモン。むちゃくちゃ強え。

こちらのキャラクターに直接影響力行使はするは、
集団を3つくらい獲得し、同盟者もとりまくる。

こちらはアイテムをなんとか獲得したが、明らかに負けている。

T.Sの最終ターン、どこに行くか迷う。

同盟者ポイントが倍にならないようにしたかったのだが、
手札には「ゴクリ」はない、
デッキからゴクリを引くために移動する、
という危険な賭にはでることができなかった。
結局、移動をしてみると、ゴクリを引いたのだが・・・。
ゴブリンの裏門に行っていたら相手の同盟者ポイントが倍にならなかったであろうが・・・。

シモーン強すぎ・・・。まさに勝利の女神・・・。

トーマス、あんた何やってたの?



第4戦
VSカナダ
フランソワ・ペティトゥクレク
ジャン・ルック

結局、ここまで1勝2敗・・・。
優勝の可能性が無くなった・・・、ので、最終戦は
「ほのぼのやろう」という方針に
転向・・・。

カナダチームはこれまで0勝3敗。

1ターン目、ウィザードが出せたが、これまでの戦いでは安全策をとって、
カンパニーを分割していなかったが、
これが展開を遅くする原因だったかもしれないと思って反省し、
また思い切り派手にやろうと思い、
カンパニーを分割してスタート。

フランソワのカンパニーはビヨルンとお供の弱いキャラクターで、
自動アタックを回避するときに、わざわざ「ビヨルン」を負傷させて「脱出」。
その後、お供のキャラクターが「治癒の薬草」を用いて「ビヨルン」をアンタップ。

なるほど、気がつかなかった。コモンカードによる優秀なコンボである。

これを使うとアンタップのままストライクと対決するという危険を冒さずに
安全にアンタップのキャラクターを残せるのだ。

感心していると、
「ビヨルンが「怖いよー!」って逃げたけど、「お供のキャラクター」が
大丈夫だよ。」って言って助けたんだ。」とにこやかに状況説明をしてくれた。

パートナーのジャンルックも、よし、「クールなコンボだ。」とにこやかに
答えていた。

カナダチームはホストの国と言うことで、とても気を使って、
多くのプレイヤーが気持ちよくもてなしてくれていた。


終盤。
バイラナクス狩りにつっこみ、「現身の犠牲」を成功。
やっと、「現身の犠牲」で3点とれた。

得点差で敗北。

最終結果

ジャパン・チーム
1勝3敗

優勝イギリスチーム4勝
準優勝ベルギー・オランダ(同着)



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