指輪物語と私

MECCG2001年世界大会報告

帰りの機内でのこと。(トロント−成田)


国際便

いよいよカナダ出国。

入国するときはそれなりに手続きが面倒であったのに、
出国手続きは驚くほど簡単に終わった・・・。

こんなに簡単に出しちゃっていいのか・・・?
きっと、カナダは住み易い国だから、
カナダから脱出したい(逃げたい)と思う人は、いないんだろうなぁ、
きっと、よい国なのだなぁ・・・。と笑ってしまう。

飛行機に乗ってみると、すごい席が空いていた。
わがままな客の何人かは、席を移動させてもらって4人掛けの席に寝転がって
いるやつもいた。


12時間も飛行機に乗っていると暇なので、ヘッドセットでラジオやテレビを聞こうと
思ったのだが、どうも雑音が入ってしまい、聞こえない。
スチュワーデスさんに、
「どうもヘッドセットの調子が悪いみたいなのだけど、交換してもらえますか?」
といって、新しいのをもらって聞いて見るが、
どうもそれでも聞こえないので、
「どうやらこのブース(席)の調子がおかしいらしい。」と伝える。
そして、どうせ席が空いているのだから、席を移動させてもらう事にする。
おかげで、本来よりも広い席でゆったりと過ごせた。ラッキー。


その後、
「スパイ・キッズ」というコメディー映画を見て、(当然英語で)
まわりのカナダ人と一緒に大笑いをしていた。
I want a shoes like that!!!
これはおもしろい映画だった(私好み)、もう一度見たい。(注:お馬鹿映画です)


 その後の映画、"What's Girls want"もそれなりに良さそうな映画だった。
(これは何年か前に日本でも公開されていたはず、邦題は忘れた。)

 時間つぶしに、気合いを入れて、日本からもってきた、
「ゲド戦記V・帰還」を読み進める・・・。うーん渋い・・・。

 それでも、あまりにも暇であったので、思いつきでスチュワーデスに、
「フランス語わかります?」
「私は「モントリオール」いたのだけれども、「モントリオール」ってそもそも、
どういう意味?「モンブラン」とかの「モン」か?だとしたら、本当は
「モン・トリオール」と発音した方が正しいのか?」
とかまたくだらない質問をしていた。」
スチュワーデスは、いやな顔せずに、
「いや、やはりフランス語で、「モント・リオール」です。
ただし、「モント・リオール」は英語読みで、フランス語読みならば、「モン・レアール」
になります。」
と答えてくれたので、
「モンは英語でマイの意味ですね?ではレアールとは何ですか?」
とさらに訪ねると、
「王のという意味です。」といっていた様な気がする・・・。

その後、カントリーカップのシールド戦で得たカードの配分の話に
なって、
(自分のデッキの方が、「現身の犠牲」「顔を兜に隠し」「竜殺しの剣」などの
強力なレアがそろっていた。)
何気なくカードをを取り出して見ていると・・・、

旅の最後に思いもかけないドラマが・・・!!!



 なんと、私のとなりの席に座っていた美しげなマダムとレディーが
我々が広げている奇妙なカードに目をとめ、
「それは何ですか?私の娘がやっているようなRPGみたいなものですか?」
と尋ねてきたのであった。

質問されたからには、答えねばならない。
(決して、無理矢理説明したわけではない。)
ここで、我々の蘊蓄が爆発!!

たしかに、これはファンタジー関係のゲームですが、
娘さんがやっている、テーブル・トーク・みたいな
RPGではなく、カードゲームです。

しかし、日本でも有名なマジック・ザ・ギャザリングのようなものではなく、
これはトールキンの世界をモチーフにしたものです。

トールキンの世界というのは、
ドラクエの元祖・・・というか、すべてのファンタジー小説の元祖で、
それによってファンタジーのみならず、以後の多くの作品に影響を与えたものです。
エルフ、ドワーフ、などという今でこそ当たり前になっているものも、
すべてトールキンがはじめに作ったモノです。

以前はテーブル・トークRPGが人気があったのですが、
今の忙しい社会情勢を反映してか?時間のかかるテーブルトークは衰退して、
新たに手軽なカードゲームが生まれてきたのです。

しかし、あくまで原点は小説『指輪物語』であり、そこから、
テーブルトークRPG>コンピューターRPGへと発展していったのです。

我々は原点の、トールキンのゲームの世界大会に参加するために、
カナダまで行って来たのです。

カナダでは世界中からのいろいろなファンが参加し、楽しめました。
ほんとに感動して、泣きました。

etc.・・・などの説明をかいつまんで、ワカーリ易く説明して差し上げた。




レティーに、「おもしろそうねぇ。私もやってみたいなぁ。」
と言う社交辞令的返答を真に受け、また、あちらがさらに説明を希望されたので、
さらに詳しく紙に書いて必要な情報を説明。

小説の始まりの部分は、「ホビットの冒険」と言う小説で・・・。
と説明すると、

レディーが、「あ、それ私持ってる。」との答え・・・。
ちょっとうれしくなる。

指輪物語は日本ではマイナーなのですが、
世界的に(英語圏では)有名で、世界中に多くのファンがいる、

今は日本ではマイナーですが、もうすぐ、映画化されますので、
きっと日本でもある程度メジャーになると思いますよ。
日本のトールキンファンはもちろん、世界中のトールキンファンが
映画の公開を心待ちにしていますよ。


さらに、自分のホームページのアドレスも教え、
指輪の布教活動につとめる。



その女性方は、仕事の出張でカナダを回ってきたらしかった。

おもしろそうですね、と言っていただけたので、
記念に、シールド戦で使ったデッキのレアをぬいて、
コモン・アンコモンのカードを差し上げた。

OKKOさんは、ゲームにも誘えと言っていたが、
その人たちは九州の方に住んでいるとのことだったので、

カードははまると大変だし、集めるのも大変なので、
記念として絵のきれいなカードをしおりとして、
使うのがおすすめですよ。と言っておいた。


このように、最後の最後まで、エキサイティングな指輪の旅だった。



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