指輪物語と私

MECCG2001年世界大会報告

大学の自慢話 at 成田空港


成田空港に無事帰ってきたときの話である。

帰国手続きをおえて、税関なども通過し、無事日本国内に入ることができ、
空港ロビーに戻ることができた。
もう、見慣れた日本だ。後は電車とバスで帰ることができる。

ほっとしたので、T.Sはトイレに行った。

(T.Sは行きの飛行機でも、帰りの飛行機でも12時間くらいのっているのに、
一度もトイレに行かなかった。特に寝たりしていたわけでも無いのに。すごい!)

トイレから帰ってくると、荷物の番をしてくれていたOKKOさんが、
見知らぬ老人に話しかけられていた。
その老人はうれしそうにして、お話をしたがっているようだったので、

まあ、暇なお年寄りのお話を聞いてあげるのもボランティアかと思って、
少し油を売ることにする。特にもう急ぐ必要もないし・・・。


 老人はどうも海外から帰ってくる孫を迎えに来て、待っている様子だった。

老人:うちの孫がヨーロッパに行ってね。
   スペインから帰って来るんですよ。

老人:うちの孫は優秀でね。ICUとか言う、大学に入っちゃってね。
   英語だから、なんだか良くわからない名前の大学なんだけど、
   すごい大学らしいんだよ。
   ICUっていってね。

OKKO:ああ、ICUなら、すごいですね。国際基督教大学ですね。
     (International Christian University)

老人:そう、そう、たしかそんな名前の大学。

OKKO:有名だからもちろん知ってますよ。すごいですよ。

老人:そう、その大学は、入るのがすごく、むずかしいらしいんだけど、
   うちの孫は受かっちゃったんだよ。
   全国から何人も受けているんだけど。そんなに人数をとらないんだよ。
   すごいよねぇ。良く受かったよ。

老人:今年は、孫はヨーロッパに行っているんだよ。

老人:今、スペインに行っていて、帰って来るんだよ。

老人:一度、アメリカの人に、孫があっちの誕生パーティーに招待されてね、
   行ってみたんだけど、やっぱりあっちの誕生パーティーはすごいって言っていたね。

老人:いやぁ。合格したと聞いたときはびっくりしたねぇ。



   と、まあ、こんな感じで暇な老人の孫の自慢話が続くのを
   延々と聞いていたのであったが。(例によって同じことが何度も繰り返される・・・。)

     そのうちに、孫の自慢話だけでなく、息子の自慢話にまで・・・発展。

老人:うちの息子は、早稲田でね。



   ここで、老人の話を聞いているだけで暇でしょうがなかったT.Sが会話に参加!



T.S:え、早稲田なんですか?僕も早稲田なんですよ。
    OKKOさんは大学どちらでしたっけ。

OKKO:え、私は一橋ですけど・・・。言ってませんでしたっけ・・・。

T.S:え、一橋なんですか???すごいじゃないですか!!!

T.S:一橋って言ったら、東大、京大、の次くらい?

OKKO:国立の大学って、前言ってましたよね。言ってませんでしたっけ?

T.S:一橋かぁ、すごいなぁ。ビックリしたなぁ。
    今までの、数々のご無礼、大変失礼しました。


    そこで、また老人の反撃が・・・。

老人:いやね、息子の嫁さんは東大なんだけどね・・・。




もう、大学なんて、どうでもいいんだけどね・・・(^_^;

とっくに卒業してるし・・・。 ICUよりも、ネーム・バリュー的に言えば、早稲田や一橋の方が格が上だと思うが、 良い大学に入ったからといって、良い人生を送れるか、優れた人間であるかということは、 全く別問題ですから・・・。 ただ、英語をまじめに勉強したいのならば、早稲田や一橋、なんかよりも、 ICUのような大学の方が良いかも。 でも、言語を習得したいのなら、大学なんかに、4年間も行くよりも、 外国に1年くらいいた方が、よほど効果があるのだけど・・・。 英語が話せるからと言って、単に便利であるだけで、 もう、すでに、何もえらいとか、すごいとか言う時代じゃないんだから。  ・・・そうこうしているうちに、そのおじいさんの息子さん(お孫さんのお父さんね) がおじいさんを捜しに来て、 お父さん:おじいちゃん、何こんな所でやってるの、帰ってきたよ。 というふうに、迎えに来てくれたので、 T.SとOKKOさんはおじいさんのディテインメント・アタックから解放されたのであった。

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