"Treehugger"ラダガスト高速回転デッキ

デッキデザイン:クライッヒ オーブライアン

コンセプト

なるべく早くデッキを回し、なるべく早く統率ポイントをかせぎ、自由の民会議を招集する。

地域およびサイト

風見が丘 狼煙台の廃墟 水湧きいずる広間 ロスソス族のカイリン グンダバド山 ホリン 青の山脈のドワーフ砦 モリア 裂け谷 袋小路屋敷 ロリエン

キャラクター

ビルボ ギムリ グローイン キーリ サム・ギャムジー トーリン2世

ウィザード

ラダガストX2

リソースカード

 計25枚
集団
青の山脈のドワーフ ファンゴルンのエント族
アイテム
マザルブルの書 ミスリルの鎧 ゴンドリンの剣 オルクリスト
同盟者
なし
イベント
朝の門      x3 旅の仲間 X3 伝承の夢 身をかわす    X3 潜む       X3 脱出       X2 良き原野の旅   X3 捕虜救出  X2

ハザードカード

 合計25枚
クリチャー
死人の蝋燭    X3
イベント
心の絶望     X3 強欲 X2 利便主義の誘い X3 自然の誘い X3 感覚の誘い X3 裏切り者 X2 心のつかれ X3 黄昏 X3

サイドボード

 合計15枚 トゥックの血X2、我が家の呼び声x3、海の呼び声X2 友達の一人や三人X3、古き友情X3、小さい人の体力X2

スターティングカンパニー

トーリン キーリ ビルボ サム マイナーアイテム ホビットにエルフのマントX2 キャラクターがホビットとドワーフなので、自然の誘いの効果を受けない。

プレイの指針

キーとなるカードは「ラダガスト」であり、デッキのシャッフルの運が悪いと、厳しいものがある。 手札に「ラダガスト」を引くまでは、狂ったようにカードを捨てまくり、危険なサイトにも カードを引くためだけに行くこと。 「ラダガスト」を引くためには、どんなことでもし、また、「ラダガスト」を引けずとも、決して あきらめないこと。 というのは、このデッキはとても早いので、「ラダガスト」なしでも勝利することがあるからである。 「ラダガスト」がプレイに出せたら、地域移動を用いるようにする。これは、もちろん、 4つの原野地域を通過し、余分に4枚のカードをドローするのが目的である。 移動するときは、必ずこの効果を活用すること、原野を多く通るために遠回りする事になってもかまわない。 このデッキは可能な限り、早くなるようにデザインされている。 ほとんどのカードがすぐにプレイすることがでるが、唯一の例外が「青の山脈のドワーフ」で、 「青の山脈のドワーフ砦」で収納する予定の「マザルブルの書」がプレイされるまで待った方が 良い。 ハザードは堕落で、これが、最も早く使いやすいハザードである。ただし、キャラクターを殺すことは できない。よって、堕落ポイント、所持するアイテムの統率ポイントが高いキャラクターに効果的に 使用して堕落させることが必要。 堕落ポイントがたまったら、「強欲」と「死人の蝋燭」を使用するチャンス。 これに加え、「裏切り者」が使えれば、とても効果的な災厄となる。 手札がたまりすぎることになったら、統率ポイントを得られない「身をかわす」「潜む」 などのカードから捨てるようにする。

サイドボードについて

見てもわかるように、リソースのイベントはアタック(クリチャー)回避用のものばかりである。 これは、相手も堕落デッキだった場合に問題になる。 この場合は、ラダガストを使って、プレイデッキにサイドボードのカードを移して、 手札に引くのを待つしかない。 デッキが枯渇したら、ハザードをサイドボードから移す。 これの目的は、相手のキャラクターを取り除き、それによって「旅の仲間」を取り除くことである。 「自由の民会議」で勝つには、堕落チェックで勝たなければならない。 その勝負で鍵となるのが「旅の仲間」である。

注意点

「包み込む影」「モルグルの夜」の様な原野を他のものに変えてしまうカードに気をつける。 そのために「朝の門」「黄昏」を準備する。 また、相手が「長い冬」「吹雪」などを使ってくるようならば、「朝の門」「黄昏」は 最も重要なカードとなる。

デッキについて

「良き原野の旅」がこのデッキでは万能と考えられるので、「浅瀬」は入れなかった。 「ヴァラールの恩寵」もデッキの枯渇を遅らせるので、入れない。 どのハザードカードも取り戻すほど重要なものは入っていないので、「サウロンの口」 も入れなかった。 これは堕落災厄デッキで相手がクリチャー災厄戦略の場合特に有効である。 デッキ制作 1996年 2月3日
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