2001年世界大会報告

第2日目 イベント
「ワールド・ファイナル」参戦記

記憶に頼ったリプレイ&プレイした感想


世界大会リプレイ(世界大会準決勝 予選は免除)

第1戦 対GEAN BERRY ジーン・ベリー
第2戦 対JAMES MONTANUS ジェームズ(ジム)・モンタナス
第3戦 対BRIAN WONG ブライアン・ウォン
第4戦 対WILLIAM KENYON ウィリアム(ビル)・ケニヨン

第1戦
 緊張の第1戦。相手はELROND・GALADRIEL・PALLANDO(予備にCIRDAN)
を使って手札上限を増やすデッキ。ELRONDが「ELF-SONG」と「VILYA」
と「GREAT-ROAD」を使い、PALANTIRを取ってすぐ聖域に戻ってくる(
RIVENDELLで待機しているHALBARADがPALANTIRを使う)。
 いきなり「VILYA」を使用したELRONDがBILBOに「THE RIDDLE GAME」
を仕掛けてきて「SCROLL OF ISILDUR」と「THE ONE RING」を指定される。
初手にあった「THE ONE RING」を捨てさせられる(相手はHOBBITだけを
見てかまをかけたつもりで、びっくりしたらしい。普通は手札を公開
させられるだけだろうから。)。序盤「TOKEN OF GOODWILL」を2連続で
失敗する(誤算)。「GREAT SECRETS BURIED THERE」で「SCROLL OF 
ISILDUR」と「PRECIOUS GOLD RING」を奥底に埋められる。奥底に行けば
取れるのかと質問したら、相手が警戒して「GREAT SECRETS BURIED THERE」
を自ら破壊(「SCROLL OF ISILDUR」を奥底で取られるのを警戒して
ディスカードさせたらしいが考えすぎ)。相手は「TOKEN OF GOODWILL」
が手札にあること手札を覗いて知っていたはずなのに、CIRDANではなく
IORETHに「FOOLISH WORDS」をプレイ(多分相手のミス)。「TOKEN OF 
GOODWILL」で「SCROLL OF ISILDUR」をDISCARD PILEから取り戻しプレイ。
上手くドローできた「GOLLUM」もプレイ。相手は「VILYA」を使い何度も
影響力行使を狙ってくる。LORIENからEASTERLING CAMPを経由しMOUNT DOOM
へ行く。最終ターンは相手はリソースを捨ててハザードに専念。「MORDOR 
IN ARMS」が序盤から出てびっくりするが、「MARVELS TOLD」で破壊してから、
NURN経由でMOUNT DOOMに向かう(リミットゼロコンボが間に合わなかった
ので見切りスタート)。すると「LOST IN DARK-DOMAINS」が出て、「INDUR 
DAWNDEATH」でアタック(なんと「THE PALE SWORD」も出る)。SARUMANが
なんとか引き分ける(負けたらすごい堕落ポイントがついてテストが出来ない
ところだった)。「THE WILL OF THE RING」をもっていそうで怖かったが、
一回目のテストは途中で行う(失敗。逆に失敗でよかったのかも)。その後
「THE MOUTH OF SAURON」で「MORDOR IN ARMS」を拾って再びプレイされて、
全員負傷するがなんとか生き残る。さらに「REVEALED TO ALL WATCHERS」
がでて、2枚目の「LOST IN DARK-DOMAINS」をプレイされる。ハザード
リミットが再び倍になって、基本4×2倍の8、更に倍されてリミット16
になる(信じられない。相手のハザードが30分くらい延々続いた)。また
何かに何度か殴られてカンパニーはぼろぼろになる(全員怪我)が、MOUNT 
DOOMに到着。で、テストに成功すれば勝ちだったけど、ここでテストに失敗。
MPで14対12で勝利(テストに失敗してもポイント勝ちできる事はわかっていた
ので2回目のテストはぎりぎりまで控えた。「THE WILL OF THE RING」が
怖いから。多分この判断は正しかったろうと思う。HOBBIT達の体力で勝った
感じ)。
 最終的にはこの試合で指輪を破壊し損ねた事が結局明暗を分けた。しかし、
ジーンのハザードはONE RING DECKを狙い打ちにして組まれているとしか
思えない程であった。「MORDOR IN ARMS」がデフォルトで入っているのに
驚いた(日本では経験したことない。そういえば、日本ではNURNを経由せずに
スターター移動でLORIENからMOUNT DOOMへ行ってもよいことになっていたし、
NURN近辺の集団を呼集するデッキは流行しなかった)。とにかく、ジーンは
日本で見た事もないユニークなデッキだった(勉強になった)。


第2戦
 相手HOBBIT4人で海アイテム戦略。 ARAGORNUがEDHELLONDでALATARの下に
出て、「ARMY OF THE DEAD」をプレイするデッキ。ドラフトでSAMが重なるが、
こちらはBILBOを下りてFRODO、FOLCOで始める。向こうはBILBO、BOLGER、
MERRY、PIPPIN。相手のハザードは堕落。
 序盤サーチカードを引かずにもたつく。相手の手札を「ROLLED DOWN TO 
THE SEA」で見ると、なんと「SCROLL OF ISILDUR」と「ORCLIST」と「TORQUE 
OF HUES」を持っている。今相手はISLE OF THE ULONDにいるので、次に
TOLFALASで「SCROLL OF ISILDUR」を取るだろうと絶望する。こちらはSEARCHが
間に合わなそう。しかし、次のターン、相手は何故かTHE STONESで「ORCLIST」
をプレイ(こちらがONE RINGと見抜けなかったようだ)。ぎりぎりでSEARCH
して先に「SCROLL OF ISILDUR」出す。相手はVALE OF ERECHで「PATHS OF 
THE DEAD」をプレイし、「ARMY OF THE DEAD」を招集。そんなことできるとは
知らなかったのでちょっと質問(抗議)してみるが、時間が惜しいので結局流す。
 最終ターン、相手が会議招集。こちらはBANDID LAIRから「ASH MOUNTAINS」を
使ってMOUNT DOOMへ行き(相手は距離が届かないと油断していたかも)、無事に
到着。テストに成功すると、警戒カードの「GREED」を公開。指輪のプレイに
対応して公開できるのかどうかもめるが、オランダ代表のWIMが無理だと調停
してくれた(「GREED」はサイトをタップさせるアイテムのプレイじゃないと
公開できない)。後から思うと、どちらにしても「GREED」はWIZARDとHOBBIT
には効果なしだったんだけど。「GOLLUM'S FATE」で勝利。世界大会の記念
すべき初DUNK(ひとつの指輪を滅びの亀裂に投げ入れる事をダンクと呼ぶ)。


第3戦
 昼食時にブライアンに2戦終わってTP11点なら頑張れば決勝いけるよって
励まされる。で、そのブライアンと当たってしまう。ブライアンはBALROGで、
BUTHRAKAURとSHAGRATとULKAUR THE TONGUELESSの怪物リーダー3人組カンパニー
が辺境を破壊する凶悪なデッキ。序盤、HOBBITがGOBLIN-GATEへいこうとするも、
2回も「BEORNING SKIN-CHANGERS」の後段の効果(武勇4以上のアンタップ
状態の武人がいないカンパニーを出発サイトに戻す効果)で出発サイトに
戻される(こんなに効くとは)。THE WORTHY HILLSのCIRDANはBUTHRAKAURに
カンパニー間戦闘(カンパニー・バーサス・カンパニー・コンバット,CVCC)
を仕掛けられ逃げ回る。そして、やっぱり「BANE OF THE ITHIL-STONE」が出て、
SEARCHが出来なくなる(全然「MARVELS TOLD」をひかない)。(帰国して
しばらくして気づいたのだが、「BANE OF THE ITHIL-STONE」は「プレイデッキ
又はディスカードパイルを覗いたり、サーチしたりを禁ずる」のであって、
サイドボードには言及していなかった。サイドボードも使えないと勘違いして
いて、「LONG BOTTOM LEAF」を泣く泣く全部ディスカードしていた。
「PROMPTINGS OF WISDOM」を2枚もサイドに入れていたのに大失敗。昔の自分の
メール等を見ると、昔の自分はちゃんと理解していたので余計悔しい。)
 終盤やっとISENGARDにSARUMANが出るが、もう指輪破壊は間に合わない。
最終ターン、なんとか集団の一つでも呼集して1TPでも取ろうとするが、
武人でないSARUMANには「BEORNING SKIN-CHANGERS」、野伏でないCIRDANには
「RIVER」で、完全にブロックされて1つも集団がとれず、点差が開いて完敗
0TP負け。相手のデッキも強いし、プレイも上手くてノーミスでした(こっちは
ミスだらけ)。ちなみに、ブライアンは今回優勝しました(ちょっと慰め)。


第4戦
 相手はTHRAINUとDWARFいっぱいのRADAGASTデッキ。とりあえず「KING UNDER 
THE MOUNTAIN」戦略だろうと想像する。後から聞くとどうやら「A FRIEND OR 
THREE」等を使った影響力行使を狙ったデッキのようだ。ハザードはELFやWIZARD
の直接影響力を使えなくして(「REBEL-TALK」「SO YOU'VE COME BACK」とかを
貼ってくる)総合影響力をぎりぎりにさせ、影響力行使か、「CALL OF HOME」
を使うハザード。堕落ではないのだが、キャラクターに永続イベントをバンバン
貼られたので、「WIZARD UNCLORKED」が役に立った。
 こっちがどんどんSEARCHしてリーチがかかると慌てて相手のRADAGASTカンパニー
がLORIENに来る。狙いは影響力行使だと読めたのでSARUMANが「WIZARD'S LAUGHTER」
をピックアップ。DEAD MARSHESで「SCROLL OF ISILDUR」を取っていると
「WIZARD'S VOICE」を使って(移動中に「WIZARD'S VOICE」を使っていた。
堕落カードを貼られるのを避けたのだろうが、こちらにとっては思う壺であった)
「SCROLL OF ISILDUR」を持ったSAMに影響力行使に来る。「WIZARD'S LAUGHTER」
でかわす。RAIDER-HOLDに移動して「TOKEN OF GOODWILL」で再び「WIZARD'S 
LAUGHTER」を回収(SARUMANタップで「WIZARD'S TEST」も回収)。次のターンも
再びSAMに影響力行使に来たので、回収した「WIZARD'S LAUGHTER」でまたかわす
(向こうも諦めたように「WIZARD'S LAUGHTER持ってる?」って聞いてきた)。
MOUNT DOOMにそれほど強い抵抗もなく到着し勝利。恐そうな印象だったけど
話してみるとビルはすごくいい人だった(「TOKEN OF GOODWILL」とTHE WORTHY 
HILLSのコンボを絶賛してくれた)。




結局、4-2、7-0、0-6、7-0で18TP。19TPがボーダーでベスト4に入れず。第1戦の
破壊ミスが足を引っ張ったが、十分健闘した。日本チャンプを名乗ってクオリファイ
(予選免除)しただけに面目を保ててよかった(5人くらいONE RING プレイヤーが
いたが、その中では最高順位だった)。

反省点&感想

1.「TOKEN OF GOODWILL」は強く、奇襲効果は抜群だった(何度も通用するわけ
ではないが)。1戦目はテスト失敗で破壊できなかったが、「必要なカードが
必要な時に手札にくる安定性のあるデッキ」としては十分機能した。
「3勝1敗でトーナメントポイント21点とって決勝に行く」という当初の目標は
一応狙えるデッキであったと思う。

2.「ハザードリミットゼロコンボ」は間に合わなかった(そんな余裕のある
プレイはさせてもらえない)。ハザード永続イベント対策に「MARVELS TOLD」
ではなく「GATES OF MORNING」&「THE COCK CROWS」を選択して、「MANY TURNS 
AND DOUBLINGS」を使ってハザードリミットを減らすコンボの方が良かったかも
しれない。「GATES OF MORNING」は純粋道路封鎖ハザードの対策にもなるし、
NAZGULマシーン対策にもなる。

3.「BEORNING SKIN-CHANGERS」は天敵(強いカード)。道路封鎖を突き抜ける
事が出来る「PROMPTINGS OF WISDOM」は重要だった。又、対ミニオンの特に
CVCC対策が必要。実は対ミニオンのハザードについてはこれだという対策が
思い浮かばなかった(影響力行使やキャラクターが重なる事が無い分、逆に
組み易しと軽視していた。CVCCは少し警戒して回避カードを増やしてあったが、
SARUMANが「VANISHMENT」を毎ターンリサイクル出来るようにならないと守り
きれない)。ヒーローデッキの方が一般的に強いだろうから、世界大会はヒーロー
だらけだと予想して、対ミニオンを想定していなかった。実際のヒーローと
ミニオンの参加者の割合は不明ながら、海外では日本ほどヒーローに偏っては
いないようだ。

4.SARUMANは多分人気が無かった(重ならなかった)。「WIZARD'S LAUGHTER」
を再利用できたのは勝因の一つ(影響力行使は重要な戦略として認識されていた
ので対策しておいて良かった)。堕落対策として「WIZARD UNCLORKED」を用意
していたが、「REBEL-TALK」等の対策にもなって役立った。

5.最後に、SEARCHとSPELLリサイクルを禁じるミニオンの「BANE OF THE 
ITHIL-STONE」は凶悪(ミニオン側は不利益を受けないのはちょっとずるい。
禁止してしまいたいくらい)。ヒーロー側には「LADY OF THE GOLDEN WOOD」
があるからおあいこといえばおあいこだが(但しこちらはユニーク制限)。

6.指輪対策カード筆頭とみて警戒していた「ROLLED DOWN TO THE SEA」は
一度も食らわなかった。逆に自分が2度程使っただけだった。変だなあ。

 とにかく、楽しく有意義な世界大会だった。海外プレイヤーとの交流(会話)
を含め、すごく勉強になったし(特にジーンのデッキは日本では想像できない
価値観のデッキだった)、「真剣な知恵比べ」も出来た。また来たいと思わせる
感動的な体験だった。

以上、ご報告終わり。

使用デッキのレシピ

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