Lord of the Rings Movie

脳内変換用翻訳 旅の仲間その1


世界は変わって行く・・・。
私はそれを、水から、大地から、大気から感じることができる。    >>?臭いがする
かつてあった物の多くは失われ、それを憶えている者は今ではほとんどいない。

物語は力の指輪が造られたことから始まった。            >>指輪の誕生で始まった。
3つの指輪は不死で賢く美しい種族、エルフにゆだねられ、
7つは偉大なる採掘士にして岩の館の細工師であるドワーフに与えられた。>>●細工物・・・
そして、9つ、9つの指輪は人間という種族、
誰よりも力を望む種族に、与えられた。               >>●権力を欲する
この指輪にはそれぞれの種族を支配する(統治する)力が封じ込められていたからである。
                                 >>☆自らをおさめる・・・

しかし、それらは全て彼らを欺く物であった、
モルドールの国の奥で、闇の王(冥王)サウロンがもう一つの指輪、
支配の指輪を鍛えていたからである。                >>○指輪はもう一つあった
彼はその指輪に彼の全ての残忍な悪意と、全ての生き物を
支配したいという意志をそそぎ込んだ。               >>○

一つの指輪は全てを統べよ・・・。           >>●つまり全世界を支配する指輪だった。

次第に中つ国の自由の民達はその指輪の力の前に屈していった。
しかし、その力に耐えた(立ち向かった)者たちがいた・・・。

人間とエルフの最後の同盟軍がモルドールの軍勢に立ち向かい、
敵をモルドールの滅びの山へと追いつめた。            >>滅びの山の中腹で、
彼らは中つ国の自由を守るために戦った。

勝利は目前と思われた、                     >>勝利はもう目前
しかし、指輪の力はまだ失われてはいなかった。          >>彼らを圧倒した

サウロンが姿を現し、彼の槌矛一振りで、幾多の兵達がなぎ払われた。

全ての望みがついえるかと思われたその時、
イシルドゥア、王の息子が父の剣を拾い上げた。

イシルドゥアが剣を拾うと、サウロンがそれを折った、
しかし、イシルドゥアは折れた剣を用いて、サウロンの指からその指輪を切り落とした。

そして、自由の民の敵、サウロンは倒された。
指輪はイシルドゥアの手に渡り、たった一度だけの、
悪を永久に滅ぼすチャンスが与えられた。             >>●絶好の機会
しかし、人間の心とは容易に堕落する物で、
                      >>○堕落の道を歩むのが人間の道というもの。
力の指輪はそれ自身の意志を持っていた。
指輪はイシルドゥアを裏切り、彼は命を落とすことになった。

  イシルドゥアはゴブリンに襲撃を受け、河の中で命を落とす、
  指輪は水の中へ失われる。


そして、忘れられてはならぬはずの物が失われ、      >>★★★忘れてはならぬ教訓は
歴史は伝承となった。
                      
やがて伝承は神話となり、2500年の間指輪は忘れ去られていた・・・。

偶然によって、他の所持者に見つけられる、その時が来るまで・・・。
                            >>しかしふとしたことで、
ゴクリが川底の指輪を見つけた。

いとしいしと、私自身。                 >>●貴重なものを見つけたぞ。

指輪はゴクリという生き物の手に入り、それは霧降山脈の奥底の
洞窟へと持ち去られ、そこで指輪は彼を貪り尽くした。   >>そのとりことなりはてた

これは私の所に来た、私自身、私の愛するもの。いとしいしと。
                            >>おれの大切なもの。

指輪はゴクリに通常では考えられないほどの長い寿命を与えた。
                            >>??★★長寿をあたえ

500年もの間、それは彼の心を蝕んだ、そして暗いゴクリの洞穴の中で、
それは時を待った。
世界の森に再び暗闇がおとずれ、東方に暗い噂が流れ、
言いしれぬ恐怖がささやかれるようになった時、
指輪はその時が来たことを知った。
                            >>★★★??指輪の力に目覚める人々
それはゴクリを捨てた。
しかし、その時、指輪が予期しなかったことが起こった。
指輪はもっとも考えられなかった生き物によって見つけだされることに
なったのである。                    >>○もっともにつかわしくないものが
                               それを拾った。
ホビット庄のホビット、ビルボ・バギンズである。


な、なんだ、これは?指輪だ!

なくなった!いとしいしとがなくなった!         >>●大切な指輪がなくなった。

ホビット達が運命をきめるときが、やがてやってくる。   >>☆





   60年後、ホビット庄

  フロドが木の下で本を読んでいる、ガンダルフの歌声が聞こえてくる。
  フロドは走ってガンダルフに会いに行く。

遅刻だね。

魔法使いが遅れるなどと言うことはないぞ、フロド・バギンズよ。
早く来すぎることもない。魔法使いは正確に彼の意図した時間に
あらわれるのじゃ。                   >>★裂け谷での再会の伏線★

  二人とも真剣な顔をしようとするが、吹き出してしまう。
  フロドはガンダルフに飛びつき、抱きつく。

また会えてうれしいよ、ガンダルフ。

わしがビルボの誕生日を忘れたとは思わなかったじゃろうな。
                            >>●★おまえの父さんの誕生日だろう。


世界はどうなっているの?全部話してよ。

好奇心の強いやつじゃ、ホビットらしくないのう。
何から話せば良いことやら。世界はずっと動いておる。
ずっと昔からな。たくさんの新しいものが生まれ、
古いものが消えて行く。
ホビットのことを知るものはほとんどいないが、      >>日々のくらしにおわれ、
それはわしにとって喜ばしいことじゃ。            ホビットのくらしを気にするものもいない。             


  2人はテントや横断幕の張られた広場を通って行く。


ふむ、待ちに待った誕生祝いか。あのいたずらものは元気かの?>>待ちわびた祝いだな。
こいつは特別大きなパーティーになりそうじゃの。


ビルボのことですから、大笑いするような会になるでしょうね。


うむ、彼は大喜びするじゃろうな。

ホビット庄の住人の半分が招待されるのですよ。
彼は大忙しですよ。

本当かね?

彼は何か企んでいるんでしょ?

ふーむ。

ああ、言わなくてもいいよ。
あなたがホビット庄に来る以前は、バギンズ家の者は
とても思慮分別のある者だったのですよ。         >>?あなたが冒険を教えた。

そうかね。

冒険に出たり、予想外のことは決してしなかったのに。

おまえが竜退治のことを言っているのならば、わしはほとんど
関わっていないのだぞ。
わしはやつのドアを軽くこづいただけじゃ。

あなたが何をしたとしても、あなたは平穏に暮らす人には
疫病神だと思われていますよ。              >>村の平和を乱したことは
                              たしかだよ。

  ホビットの子供たちがガンダルフを見つけ、走り寄ってくる。

ガンダルフ、ガンダルフだ!花火を見せてよ。ガンダルフ!

  ガンダルフは知らぬふりをしながら、蝶々の花火を仕掛ける。
  見ていた老人は子供たちが喜ぶのを見てほほえむが、
  老婆のしかめ面に気がつくと、けしからんという顔にしようと
  努める。

帰ってきてくれて本当にうれしいよ。

  フロドが荷馬車から飛び降りる。

私もだよ。フロド。

  ガンダルフが袋小路屋敷前で荷馬車を止める。
  「パーティー関係者以外立ち入り禁止」の札を越え、
  杖でドアをノックする。
  不機嫌そうな返事が中から聞こえる。

はい、ごめんよ。協力者もお客も遠い親戚も間に合ってるよ。

古い友人が訪ねてきたとしたらどうじゃ?

ガンダルフ?

ビルボ・バギンズよ!

ああ、ガンダルフ!

百と十一歳か!だれが信じよう。         >>それで111才とは、あのころのままだ。
昔のままじゃないか。

さあ、入って入って、いらっしゃい。
お茶がいいかな?それとももっと強い飲み物かな?
まだ、とっておきのワインがとってあるんだ。
1296年物だ!ほとんど私と同じ年齢だよ。
☆私の父が作ってね。あけようかな?       >>おやじが買い込んだんだ。

  ビルボはガンダルフの帽子と杖を片づける。

いや、お茶で結構。

  ガンダルフがシャンデリアにぶつかる、
  それをなおしてから、振り返ると、梁に頭をぶつける。

私は先週からあなたを待っていたんですよ。
しかし、あなたはあなたの気の向いたときに顔を見せて、
そして、さって行く。

  ビルボが食事の支度をする間、ガンダルフはテーブルに
  広げられた地図に目をやる。

もし、よければ卵料理も作ろうか?

  ビルボが部屋に入ってくると、ガンダルフの姿がない、
  ガンダルフは彼の背後からあらわれる。

お茶だけでよい。

ああ、わかりましたよ。
私は食べてても良いですよね?

  ビルボはすでにたくさん口にほおばっていた。

あ、ああ、もちろんだ。

  だれかがドアをノックする音が聞こえる。

私は留守だ!                        >>○居留守を!
私は邪魔な親戚共から隠れたいんだ。
彼らは一日中ベルを鳴らし続けて、気の休まる暇もない。
私はもう一度山々を見てみたい、ガンダルフ。山脈だよ!
そして、どこか静かな、私が自分の本を書き上げられる
ような静かな場所に落ち着きたい・・・。
よし、お茶が湧いたぞ。

それでは、いよいよ計画を実行するのじゃな?

ええ、全て計画通りです、もう準備は出来ました。

フロドが気づくかな?

もちろんフロドはうすうす感づいていますよ、
堅屋村のうすのろの袴帯家なんかとは違って、         >>●利口な子ですからね。
彼はバギンズですからね。                  >>●ボンクラとはちがう。

彼には伝えるのじゃな?

はい、はい。

あいつは本当にお前さんのことを好いとるぞ。

わかっています。彼はもし私が願えばきっといっしょについてくるでしょう。
でも、ほんとは彼はまだホビット庄のことが好きなんです。   >>○この土地を愛しています。
森と、野原と、小川が。
私は年をとりました。それは目には見えていません。でも、   >>年に見えなくても、
自分の心の中に感じ取ることが出来るのです。           老いを感じている
『薄く引き延ばされたような感じ』が、少ないバターを大きすぎるパンに
すりつけられたような感じです。               >>気力が薄れていく。

私には休息が必要です。長い長い休息が。
そして、もう帰ることはないでしょう。私は実はそうしたいのです。>>○戻らないでいい休み。

ビルボとガンダルフが袋小路屋敷の外でパイプを吹かしている。

トビー爺さん印、南四ヶ一で最高の草だ。

  ビルボは煙の輪を吐き出し、ガンダルフは船を吐き出す。
  船は、煙の輪の中をくぐり抜けて行く。

ガンダルフ、私の古き友よ、今夜は忘れられない夜になるぞ。

  ガンダルフが花火を仕掛ける、木、泉がジェット機に変化する。

  フロドがサムの隣に座る。

サム、行きなよ、ロージーと踊ってもらえよ。

サムは恥ずかしがる。

お酒をもういっぱいもらいますよ。

ああ、だめだよ。

  フロドはサムをロージーの前に押し出す、彼らは踊り始める。


  ビルボは彼の物語をホビットの子供達に話してあげている。

 ・・・そこには3匹のトロールがいて、捕まえた私たちを
どうやって料理しようか相談していたんだ。
串焼きにしようか、それとも踏みつぶしてゼリーにして食べようか!

しかし、そいつらはあまりにあーでもない、こーでもない ???
と喧嘩をしていたために、そのうちに木々の上から朝日が昇って、
そいつらをみんな石に変えてしまったんだよ!

  ガンダルフは蝶々の花火をセットし、子供達はそれを捕まえようとする。

  ガンダルフは彼の荷馬車の花火を取りに戻る。
  彼が立ち去ると、メリーとピピンが彼ら用に花火を
  盗みに姿を現す。

ちがう、そっちの奴だ、おっきい奴、おっきい奴!

  ピピンはそこにあった一番大きな花火をつかむ、それは馬鹿でかく
  明るい赤色だった。彼らはすぐさまテントに戻り、捕まることはなかった。
  ピピンが火をつける。

ほら、行け。

それはまず、地面にささなきゃいけないんじゃないの?

地面にさせ!

外だ!

これは君が言い出しっぺだろ!

  花火に火がつき、テントもろともとんで行く、
  メリーとピピンはすすまみれになって地面に倒れる。

  花火は空高く上がり、竜の頭となる、振り返り、羽を広げ、
  人々の上、すれすれを飛びさる。
  人々は逃げまどうが、フロドがそれを見つけ、ビルボに
  警告をする。

ビルボ、ドラゴンだ気をつけて!

馬鹿言っちゃいけない、この辺には1000年以上も竜は住んでいないんだ!

  人々は地面に伏せ、ドラゴンを避ける。
  ドラゴンは充分なスリルを与えて、飛びさり爆発して、
  火花を散らす。
  メリーとピピンはその結果を見て機嫌を良くする。

やったね。

もう一発行くか!

  ガンダルフが彼らの背後に来て、彼らの耳を捕まえて引っ張る。

メリアドク・ブランデーバック、ペレグリン・トゥック
お前たちに気がつくべきじゃったな。


  メリーとピピンは罰として、皿洗いをさせられる。

  何人かのホビットがろうそく付の大きなケーキを運び、
  ビルボが立ち上がる。

謹聴!謹聴!                      >>スピーチ

親しいバギンズの皆さん、ボフィン家の皆さん。
トゥック家、ブランデーバック家、臭井家、丸面家、角吹家、
ボルジャー家、袴帯家、足高家の皆さん!         >○


上げ足家だ!                      >>●プラウドフィーツ!


本日は、私の百十一歳の誕生日です。

悲しいかな、皆さんのように優れた立派ホビットと共に過ごすには
111年はあまりにも短すぎると言わねばなりません。

ここにおられる半数の方々は、残念ながら余りよく存じ上げておりません。
また、皆さんのうち半数以下の方々に対しては、
その方々が受けてしかるべき好意の半分しかいだいておりません。
                      >>?浅からぬ仲、その仲は仲としてこれまで、●

  一同、これははたしてほめ言葉なのかと首をかしげる。

私にはやらねばならぬことがあります。    >>今まで出来なかった。

私は遠くに、長く出かけなければなりません。
残念ですが、これでお別れです。
これから旅立ちます。皆さんごきげんよう!
さようなら。

  ビルボは指輪をはめ、消え失せる。ガンダルフ以外の皆が驚く。
  袋小路屋敷へと、足跡が登って行く。
  扉が開き、ビルボが指輪をはずし、あらわれる。
  ビルボは指輪を自分のポケットにしまい込む。
  ドアのそばの杖を選んで手に取る。
  ガンダルフがあらわれる。

うまくやったと思っているみたいじゃな。         >>うまくやった

やめてよ、ガンダルフ!みんなの顔のおかしかったこと!  >>連中の顔を見ました?

世の中にはいろいろな魔法の指輪があるが、どれも軽々しく
使ってはならん物じゃ!

ちょっとふざけただけですよ。あなたはいつも正しいことを言いますがね。
                            >>あやまります
                              あなたはいつも正しい
  ビルボは旅の支度をする。

フロドのことを見ておいてくれるのでしょう?

2つの目でな、時間がある限りは。

私は何もかもあいつにおいていくつもりです。

お前さんの指輪もじゃな?

ええ、封筒に入って、暖炉の上に。

  ガンダルフは暖炉の上を見る。

ああ、待ってください、違った、私のポケットの中だ。
おかしくありませんか?えーと、なぜだろう。
なぜ、私が持っていてはいけないのですか?

おいていっても良いだろう。おいていけない理由があるのかね?

いいえ、いや、ありますとも。ようやくわかった。☆☆
私はそれと離れたくないんだ。
私がそれを見つけた!それは私のもとに来たんだ。

怒ることもあるまい。

もし私が怒っているとすれば、それはあなたのせいですよ。   >>●おこるさ
それは私の物なのだ。私自身の、いとしい人・・・。

いとしい人?それは以前にもそう呼ばれていたことがあったな。
お前さんにではないが。

私の物をどうしようと、あなたにどんな関係があるというのですか?>>指図はやめてください

あんたはその指輪を少々長く持ちすぎた様じゃ

あなたがこれを欲しいのでしょう。


  ガンダルフの回りに影が集まる、内に秘められた力を表しはじめる。

わしをそこら辺のインチキまじないしなどと一緒にするな、
わしはあなたからそれを奪い取ろうとしているのではないのじゃ、

  影が消え去り、ガンダルフは前のやさしそうな老人に戻る。

わしはあんたを助けたいのじゃ。

  ビルボは彼に走り寄る。

長い間、わしらは友達であったじゃないか。
以前のように、わしを信じておくれ、それはおいていくのじゃ。

あなたの言うとおりです。指輪はフロドに譲ります。      >>指輪はフロドに、
もう遅いし、道のりは長い、そうだ、旅立ちの時だ。

  ビルボは袋を手に取り、扉へと向かう。
  ガンダルフが扉の前のビルボを呼び止める。

ビルボ、指輪はまだポケットの中だぞ。


ああ、そうだった。

  ビルボは指輪をとりだし、手のひらにおく。
  そして、力を振り絞って、手のひらを返すと、指輪が床に
  落ちる。ビルボは息を大きく吸い込み、外へ出る。

私の本の結びの言葉はもう考えてあるんです。
「そして、彼は死ぬまでずっと幸せに暮らしました。」
とね。                     >>「彼はこの世を去るまで幸せに暮らした。」

そして、あんたはきっとそうなるじゃろうよ、古き友よ。

さようなら、ガンダルフ。

さようなら、ビルボ。

  ビルボが歌いながら旅立つ。

また会うときまで・・・。           >>またいつか会おう


  ガンダルフは床の指輪をさわり、『目』を見る。
  そして、そのままそこにおいておくことにする。
  火のそばに座り、ビルボの言葉と、指輪のことを考えてみる。

私のもの、私自身、いとしい人・・・。       >>おれの指輪だ・・・


暗闇の謎問答・・・。いとししと。         >>?発端はなぞ問答・・・。

ビルボ!

  フロドが入ってくる。指輪を見つけ、拾い上げる。

彼は言ってしまったのですね?           >>行ってしまった?
彼はずっと長い間話をしていた。
本当にするとは信じていなかったのに。
ガンダルフ?

  ガンダルフが顔を上げる、フロドが指輪を持っているのを見つける。

ビルボの指輪だ。彼はエルフのもとに行った。
彼は袋小路屋敷と全ての物をお前さんに残していったよ。 >>??ホビット庄も・・・
その指輪もお前さんの物じゃ。             >>指輪はおまえのものだ。

  ガンダルフは封筒を取り出し、フロドは指輪を中に入れる。
  ガンダルフがロウで封をする。


これは見つからん所においておくのじゃ。

あなたはどこへ行くのですか?

  ガンダルフは扉へ向かう。

ちょっと調べなければなならんことがあるのじゃ。

何について?

心配事じゃ、答えを見つけねばならぬ。

でも、あなたは来たばかりじゃないですか!
どうしたって言うのですか?

私にもわからん。それは秘密にしておくのじゃ。なくさんようにな。


  ガンダルフがミナス・ティリスへと馬で駆けつける。
  再建されたバラド・ドゥアから滅びの山が見える。
  「ホビット庄!バギンズ!」の叫び声が聞こえる。
  9人の黒の乗り手が塔より放たれる。
  ガンダルフはミナス・ティリスの書物庫でイシルドゥアの巻物に目を通す。

 第二紀、3434年。ここにゴンドールの王であるイシルドゥアと、
指輪の発見を見つける。
力の指輪が私のもとへ来た。
これは我が父のあがないの代として我が元に来た。    >>私が指輪を手に入れた。
我が世継ぎ達はこれと運命を分かつであろう、      >>・・・を継ぐ者への宝物
なぜなら私がこれを破壊しないことをきめたからである。 >>・・・指輪が定める運命に従うべし
これは私にとって「いとしもの」である、たとえそのために
大きな代償を支払ったとしてもである。
指輪にあった文字は見にくくなり、書いてあった文字も
見にくくなっている。                 >>火の力を借りて秘密をしる

  木を切っているホビットが黒の乗り手に脅かされる。
  彼の犬は怖れを感じて家に逃げ込む。

ホビット庄、バギンズを探している。

ここにバギンズはいない。ホビット村にいる、あっちだ。

  彼は自分の犬を追って家に入る。
  乗り手はホビット村に走り去る。


  フロドが酒場から家に戻ると、窓が開け放されて中は暗闇。
  ガンダルフが後ろから彼の肩をたたく。

あれは無事か?秘密は漏れていないか?        >>指輪は無事か?

  フロドが封筒を取り出す。
  ガンダルフがそれを暖炉の火にに投げ入れる。

なんてことをするんですか?             >>★★何する!

  封筒が燃えて、指輪があらわれる。
  ガンダルフが火ばさみを使って、それを火から取り出す。

手を出してみなさい。冷たいままだ。         >>手を出せ、フロド、熱くない
何が見える?何か見えるか?

何も。何もないよ。いや、なにかがある。       >>文字のようだ。
エルフ語の何かだ、でも私には読めません。

それが読めるのはほとんどおるまい。
モルドールの言葉だ、それを私は声に出して言おうとはせん。  >>モルドール語

モルドール?

共通語で言うと、こうじゃ、

一つの指輪は全てを統べ、             >>●○支配し
一つの指輪は全てを見つけ、
一つの指輪は全てを捕らえ、
暗闇の中につなぎ止める。             >>●○暗黒の中に

これが一つの指輪じゃ、サウロン自身によって滅びの山で
鋳造された物じゃ。
イシルドゥアがこれを昔サウロンの手から取った。

ビルボが見つけたんです。ゴクリの洞穴で。     >>●○ゴラムの洞窟で


60年の間、それはビルボの許にあり、
彼の命を引き延ばした。
しかし、もはやこれまでじゃ。モルドールには悪が
跋扈しはじめた。
指輪は目覚め、主人の呼び声を聞いた。

でも、あれは滅ぼされたのでしょう?サウロンは滅ぼされたのでしょう?

  指輪がささやき、それを否定する。

いいや、フロド。かの者の精神は滅ぼされなかった。
サウロンの命は指輪の中にある、そして指輪は生き残った。  
サウロンはよみがえり、かの者のオークの兵は数が増え、
モルドールのバラド・ドゥアの塔も再建された。
再びこの世を闇に包むためにかの者はたった一つ、      >>この指輪があれば、
この指輪だけが必要なのじゃ。               彼は世界に第二の暗黒を・・・
奴はこれを探しに探している。
奴の思いはただこれだけにそそがれている。
指輪は自分の主人の下に戻りたいと望んでいる。
指輪と闇の王は一体なのだ。                >>一心同体
しかし、奴がこれを手にしてはならんのじゃ。        >>★★指輪をうばわれるな

  フロドが指輪をつかむ。

わかりました、私がこれを隠し通します。
どこかに隠して、誰にも決して言いません。
誰も知ることがないでしょう、ねえ?

  ガンダルフは沈黙したまま。

ねえ、わかりっこないでしょう、ガンダルフ?

ビルボが指輪を持っていたことを知っていた者は他にも一人いた。
わしはゴクリを探し求めたのだが、われらの敵がそれを
先に突き止めてしまったのじゃ。

わしには奴らがどれだけ長い間ゴクリをいたぶり、責めたかはしらん。
しかし、意味のわからない叫びの中に彼らは2つの言葉を
見つけだした。 ホビット庄、そして、バギンズ。

  乗り手が夜の歩哨を殺す。

ホビット庄!バギンズ!                >>シャイアー、バギンズ
ここは、もう安全じゃぁない!             >>敵がここへ

  フロドがガンダルフに指輪を差し出す。

受け取ってください、ガンダルフ!           >>いれない
これは、あなたが持っていなければだめだ。       >>受け取って

私に指輪はよこさんでくれ!

あなたに差し上げるのです!              >>お願い

私を誘惑しないでくれ。
わしはその指輪を受けとらん、それを安全にするという目的でもだ。
わかってくれ、わしはそれを良いことに使おうとするかもしれない、
                           >>★??わしなら良い目的のために使う
しかしそれは私を得ることによって、
恐ろしい力を得るのだ。

しかし、これはここでは安全じゃない!         >>この地にはおけない

その通りじゃ。                    >>よそへ

  フロドは自分の運命を受け入れる。

どうすればいいの?

あなたは旅に出なければならない、そしてすぐ出発しなければ  >>持ち出すのだ
ならない。

どこへ?

ホビット庄をでて、ブリー村へ向かえ。           >>シャイアを出て、ブリー村へ

あなたはどうなさるのですか?

わしはそこの宿屋、踊る子馬亭で待っている。

そこでならば、指輪は安全なの?


わしにもわからぬ。答えはないのじゃ。
わしはまず、わしの上位者☆☆賢人団の代表者に会わねばならぬ。>>?●○かしこい先輩に聞こう
彼は力があり、賢明じゃ。
わしを信じるのじゃ、彼が良い助言をくれるじゃろう。
これからバギンズという名を使ってはならぬ、
その名前はホビット庄の外では、もはや安全ではない。
夜には旅をするな、そして、道りは使うな。          >>○わき道を行け

私は十分畑を突っ切っていけますよ。             >>田舎道にはなれてる

  ガンダルフが話をとめ、フロドを見る。
  彼はすぐに荷物をまとめ、マントを羽織り、長く危険な旅の
  準備を整える。

フロドよ、ホビットとはもっとも驚くべき種族だよ。
彼らのくらしなりは一月もあれば知り尽くせる、
しかし、100年つきあってもホビット達は私を驚かすな。  >>まだ驚かされる。

  外から音が聞こえる。

伏せろ。

  フロドは床に伏せる。
  ガンダルフが窓から杖を出し、何かをたたく。
  サムの首をつかんでうち伏せる。

あきれたやつじゃ、サムワイズ・ギャムジーよ、
盗み聞きしていたとは。

盗み聞きなんかしてないですよ、だんな、本当に。
私はただ、窓の下の草を刈っていただけです。
わかってくださいますか?

はじっこの草を刈るにしてはずいぶん遅いな。    >>○こんな遅くに草刈りか?

大きな声なら聞きましたが。

何を聞いた?話せ!

大事なことは何も。
指輪のこととか、闇の王のこととか、世界の終わりのこととか。
私を傷つけないでください、旦那。
私を何か変な物に変えたりしないでください。

いいや、せんよ。もっと良いお前さんの使い道を思いついた。
                        >>おまえには別の役目がある。

  ガンダルフとフロドが歩いて行く、ガンダルフが彼の馬を引いてくる。

来い、サムワイズ、ついてこい。

  サムがついて行く。3人は木の下で止まる。

2人とも気をつけるのじゃぞ、敵は多くの間者を持っておる、  >>敵はスパイをはなっている。
鳥や獣も、やつの僕じゃ。あれは無事かの?          >>指輪は?

  フロドはポケットを調べる、そこには指輪が隠されている。

それを決して使ってはならぬぞ!
闇の王の手下はその力に引き寄せられる。
その指輪は元の主人の所に戻りたかっている、見いだされることを
望んでいると言うことを忘れるでないぞ。

  ガンダルフは去って行く、フロドとサムは野原を通り、
  ブリー村へと向かう。
  サムは小麦畑のへりで立ち止まる。

ここまでです。                       >>ここだ

何がだい?                         >>何が

ここから先は私の知らない土地です。

行こう、サム。                       >>★●?来いよ。

ビルボがいつも言っていたことを憶えているかい?
扉から出て、外に行くと言うことは危険なことなんだぞ、
道へ出て注意をしなければ
どこにたどり着くかわからないんだから。

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