Lord of the Rings Movie

脳内変換用翻訳 旅の仲間その3


我が声を聞け、光のもとに帰ってこい。(エルフ語)

  フロドが目を覚ます。
  ベッドにいることに気がつく。

ここはどこだ?

ここはエルロンドの館じゃ、10月24日、朝の10時じゃ。
もし知りたいのならばな。

ガンダルフ?

ああ、わしもここにおる。また会えてよかった。
後ちょっとで我々の治療も空しくなるところじゃった。
しかしホビットとは何とも驚嘆すべき力の持ち主よ。>★ホビットながら、なかなかしぶとい

何がおこったのですか?なぜあなたは来なかったのですか?

すまなかったの。わしは遅刻した。(伏線回収)>★



  塔の頂上

サルマンとの友情はもろくも崩れ去った。
彼もよこしまなる物となった。

  サルマンがガンダルフを塔の縁から落とそうとしている。

最後のチャンスだ。指輪を取るか、破滅を取るか。

指輪は1人の主人しか持たん。
指輪をはめることの出来る物は1人だけじゃ。
サウロンが力を分け与えてくれるはずが無い。

  ガンダルフは塔から飛び降りる。
  鷲の王が彼をつかまえ、彼らは飛び去る。

愚かな、死の道を選ぶとは・・・。




ガンダルフ?それはどういうこと?

何でもない。

サムとエルロンドが入ってくる。

フロド、目が覚めたんだね!良かった。

サムは離れないといって聞かなかったのじゃ。>サムがお前の看病を

あなたも心配していたじゃないですか、ガンダルフ???>心配しましたよ。


偉大なる癒しの手を持つ、エルロンドのおかげで
なんとか持ち直すことが出来たのじゃ。

裂け谷へようこそ、フロド・バギンズ。

  フロドがメリー、ピピンと再開する。
  ビルボに会う。ビルボは以前よりも年を取っている。

ビルボ!

ああ、フロド、私のかわいい子!

  フロドはビルボの本を見る。

「行きて帰りし物語、ホビットの物語」ビルボ・バギンズ著
すごい、すてきだね。

私はもう一度行きたかったんだ。
闇の森の道をぬけて、湖の町、はなれ山へと、 >?レイクタウン
でも年月が流れた。私にもお別れの時が近づいてきたみたいだ。

ホビット庄に帰りたいよ。
私はあなたと一緒に旅に出たいなと思いながら、>?★あなたはすごい。
そこで、子供の時代をずっと過ごしてきたんだ。☆☆☆
でも、私の冒険はあなたの物とは違った冒険でした。>それがこんな旅に。

ああ、私のフロド。

  サムが荷造りをしている。

何か忘れ物は無いかな?

荷造りはすんだのか?

用意周到すぎても困ることはないですだ。

お前はエルフを見たかったんじゃ無かったのかい、サム?

そうですよ。

何よりも一番に。

そうでしたが、私たちは何よりもまず、やらなければならないことを
やったんでしょう?
私たちは指輪をここまで運んできた、裂け谷まで、
そして、あなたは元気になった。
これで私たちは帰れるんでしょう?家に?

そうだね、サム。
私たちはガンダルフが望んでいたことをやり遂げたんだ。 >君の言うとおりだ。
指輪は裂け谷で安全だ、私は家に帰るよ。        >指輪はもう安全だ。

  ガンダルフとエルロンドがフロドとサムを見ている。

彼は元気になったようだな。

彼の傷は決して完全に癒されることはないじゃろう。
彼はずっとあの傷を引きずって行くんじゃ。

それにしても、今まで指輪の力に耐えてきたとは、
ホビットとは悪に対する特別な力があるようだな。

あの重荷は彼には重すぎる、これ以上フロドに
期待することはできん。

ガンダルフ、敵は動き始めているぞ。
サウロンの軍は東で集結し始め、かの目は裂け谷に
向いている。そして、そなたが伝えたように、
サルマンがわれらを裏切り、われらの同盟者が減った。 >裏切っただけでなく、

彼の裏切り好意はそなたが知るよりもはるかに深いものだ。
サルマンは忌むべき手段を用いて、オークとゴブリン人間を
交配した。彼の兵はアイゼンガルドの洞窟から生まれ、
その兵達は日の光を恐れず、はるかな距離を恐るべき速さで >日中
移動できる。サルマンが指輪を求めだしたのじゃ。

そのような悪はエルフの力を持っても対抗しきれん。
われらにはモルドールとアイゼンガルド両方と戦うだけの力はないぞ。
                     >モルドールとアイゼンガルドの兵には・・・
ガンダルフ、指輪はここに置いておくことはできん。   >★★指輪はよそへ

  ボロミア、レゴラス、ドワーフの一行が到着する。




この危機は全中つ国を覆うものである。       >??★中つ国の会議で決めよう
われらはどのようにこれに対抗するか考えねばならない。
エルフの時は終わり、我らは海の彼方へと去って行く。>?エルフに変わる味方は?
我らが中つ国を去ったときには、中つ国にどの種族が残ろうか?
ドワーフか?彼らは山に潜み、財宝を求めるだけで、
他のことは省みんだろうな。★

我らの希望が託されるのは人間という種族にじゃ。

人間だと?人間は弱い。人間も滅びつつある。
ヌメノールの血も薄れつつあり、その誇りも尊厳も忘れ去られた。
そもそも一つの指輪が生き残ったのは人間に理由があるのだ。
私はそこにいたのだ、ガンダルフ。私は3000年前にそこに居合わせたのだ。
指輪が生き残ったのは人間の性のため、
私はその時、人間の弱さを知った。



イシルドゥアが指輪を拾う


イシルドゥア!急げ。
ついてこい。

私はイシルドゥアを滅びの山の中心へと連れていった、
指輪が造られた場所へ。指輪を破壊することの出来る
ただ一つの場所へ。

投げ込め!今破壊するのだ!


だめだ。

イシルドゥア!!!!!



あのときに全てが終わっているはずだった、しかし悪は生き延びることになった。
イシルドゥアが指輪を持ち、王の血統は途絶え、今や人間に
力など残っていない。
彼らは数も減り、ちりぢりになり、指導者もいない。

まだ一人いる。ゴンドールの王権を主張出来るものが。

彼はずっと以前にその道をそれ、逃亡の生活を選んだ・・・。
                 >彼はその道を捨てた。彼は流浪の身だ。



  アラゴルンの顔があらわれる、本を読んでいる。

偉大なる剣、ナルシル・・・、サウロンの手から指輪を
切り落とした剣だ・・・。

  ボロミアが刃をさわる、彼は指を切る。

いまだに鋭いとは・・・。

  馳夫が見ていることに気がつく。

たかが折れた剣じゃないか。         >ただの折れた剣さ。

  剣を投げ捨てる。
  馳夫が剣を拾い、もとの場所に戻す。
  剣の前にしばらくたっている。

なぜ過去を引きずるのですか?        >なぜ過去を恐れるの?
あなたはイシルドゥアの世継ぎでは
ありますが、かれ自身ではありません。
あなたの運命は彼のものとは違います。

私の体には彼と同じ血が流れているのだ。
そして、私の中には、同じ弱さもある。

やがて、あなたの時が来ます。
そしてあなたはうち勝つのです。>★

影の支配が迫りつつあります、しかし、まだあなたにも、
私にも届いてはいません。



私たちが初めてであったときのことを憶えている?

私は夢の中に迷い込んだかと思った・・・。○

長い年月が流れました、あなたは今のような重荷は背負っていなかった。○
私があなたになんと言ったか憶えていますか?

あなたは自分の運命を私と分かち合うと言っていた。>★契り?
あなたの種族の永遠の命をあきらめると言った。


そして、今も私はそう考えています。
一人で何世代も生き続けるよりも、私はあなたと共に、
たった一度の命を分け合いたい。
私は死すべき定めを受け入れます。        >死に終わる生を選びます。

  アルウェンはアラゴルンに身に帯びた花のネックレスを差し出す。

これをいただくことは出来ない。

これは私の物ですから、私が望む方に差し上げたいのです、
私の心も、あなたのものです。
この心と同じように。            >いいえ差し上げたいの。
                      >ハートといっしょに。




  エルロンドの御前会議が始まる。

遥か遠くから集まった方々よ、古き盟友方。
あなた方はモルドールの脅威に対する答えを求めて、
ここに集まった。
今や中つ国は滅びの瀬戸際に立っている。
力を集結して戦うか、滅びるかだ。
我らは全ての種族は、皆等しくこの運命に直面している。
この、滅びの運命に。

指輪をこちらへ、フロド。

  フロドが会議の中央にある台に指輪をおく。
  それを手放してほっとしたように見える。

では、本当だったのか・・・。        >本当だった。
                      >恐ろしい。
力の指輪だ・・・。

愚かな人間がつくった禍だ。

これはなんという贈り物だ、モルドールの敵からの贈り物じゃないか!>○授かりものだ
なぜ、この指輪を使おうとしないのだ?
長きに渡り、我が父ゴンドールの執政がモルドールの軍勢と  
                        >★★★ゴンドールの執政だった父は。
抗戦して、我らの民の犠牲により人々を戦禍より守り続けているのだ。>お前たちを?●
ゴンドールにその武器を与えよう。
それを敵に向かって用いるのだ。         >やっつけよう。


あなたにはこれを使うことができない。      >指輪が言うことをきかん
いや、私たちの誰も使うこともできない。
指輪が使えるのはサウロンだけだ。他に主は持たない。

一介の野伏ごときが口を挟むとは、どういうことだ?>??★レンジャーごときに何がわかる

彼はただの野伏ではない。            >○★あなどるな
彼の名はアラゴルン、アラソルンの息子で、
あなたの主君となる人物です。          

これが(こいつが)イシルドゥアの世継ぎ?    

そして、ゴンドールの王権の世継ぎでもあります。 >○忠誠を誓うべき相手だ

すわってくれ、レゴラス。            >すわれ、レゴラス

ゴンドールに王はいない、            >ゴンドールの王だと?
ゴンドールに王は必要ない。           >王など必要ない



アラゴルンが正しい、我々は指輪を使うことはできん。>そうだな

我らに残された道は一つ、指輪は棄却されなければならない。>残る道は一つ

  指輪が不協和音を奏でる。

なにももったいぶる必要もあるまい?>      >○おれがやってやる

  ギムリが斧を持ち、指輪に振り下ろす。
  フロドはかの目を見、斧は砕ける。
  ギムリは地面に打ちつけられる。

グローインの息子、ギムリよ。          >●やっても無駄だよギムリ
指輪はそのようなもので破壊することは出来ない、
我々の持つどのような武器によってもだ。
それは滅びの山の火の中で作られ、そこでのみ溶かすことが
出来る。
それはモルドールの奥深くに持ち込まれ、それが生まれた >それが生まれた
滅びの亀裂に投げ込まれなければならない。
我らの内のだれかがこれをしなければならない。

  皆沈黙する。

誰がモルドールに乗り込もうと思うか。
黒門はオークとさらに恐ろしいもので埋め尽くされ、
警戒の目は休むことはない、そして、かの者の目は鋭い。 >例の目が
かの地は不毛で荒れ果てた地で、火と灰と塵だけの地だ。 
漂う空気は毒の霧。                  >有毒ガス
こんな愚行があろうか。
1万の兵を持ってしても、やり遂げることは出来ないだろう。

あなたはエルロンド様が言ったことを聞いていなかったのですか?
                   >○エルロンド卿は破壊せよといった。
指輪は破壊されなければならないのです。

それでは、お前がそれをやってみようと言うのじゃな? >お前なら出来るのか

もしそれが失敗したらどうなる?サウロンがそれを取り戻したら
どうなるのだ?             サウロンの手に渡ったらどうする

エルフが指輪を手にするのを見るくらいならば、死んだ方がましじゃ。
                 >だが、エルフの手にわたるよりマしだ
エルフの言うことなんぞ信用出来るか!

  指輪がその名と、その恐るべき目的を、その主人の言葉で
  語り出す。
アッシュ ナズグ ドゥルバトゥルーク
アッシュ ナズグ ギムバトゥル
アッシュ ナズグ スラカトゥルーク
アグ ブルズム=イシ クリムバトゥル
  会議は口論となる、不信感と怒りを増長するかのように、
  指輪から炎が広がる。

私が持っていきます。

  口論が続く。

私がやります。

  ガンダルフがフロドの声を聞く。
  フロドが重荷を背負い続けなければならないことが
  ガンダルフを悲しませる。
  この会議のこの口論は指輪の影響力によって
  もたらされたものであった。
  場が再び静まり返る。

私が指輪を持っていきます。
でも、私は道を知りませんが・・・。

そなたが指輪とその重荷を背負い続ける限り、
私が手を貸そう。

命にかけて、お前を守ることを誓う。

あなたには私の剣がある。>剣にかけて誓う○

私の弓もあります。>弓で○

わしの斧もな。>斧で○

お前が全ての運命をになっているわけだ、小さきものよ。
しかし、これがこの会議の結論だというのならば、
ゴンドールの人間もその結末を見届けなければならないな。
                 >ゴンドールは従う
  サムが走ってくる。

ここにもいますだ!フロドの旦那は私を置いては
どこにも行きませんよ。

  サムがフロドの隣に居並ぶ。

全く、お前たち二人を分けるのは無理なようだな。
フロドだけに許された秘密の会議だというのに、
仕方がない。

  メリーとピピンが入ってくる。

もちろんぼくたちも行くよ!
僕らを仲間外れにしたかったのならば、
縛り上げて袋に詰めて、
家に送り返しておかなければならなかったんだ。>○縛ったって逃げ出すから

いずれにせよ、僕みたいな賢者が必要でしょ?
こういった使命とか、探索とか・・・、
えーと、こういうのとかには?

それはあり得ないと思うぞ、ピピン。
>じゃあお前は失格だよ、ピピン。

9人の仲間か。そうしよう。
そなた達で指輪隊を結成しよう。      >指輪が結ぶ旅の仲間

やったぁ。で、どこへ行くの?

  ビルボがフロドに彼の古い剣と鎧を与える。

私の古い剣、「つらぬき丸」だよ。
持ってごらん、さあ!

とても軽いんだ!

そうだとも、エルフによって作られたんだ、お前も知っているとおり、
その刃はオークが近くにいるときには青く光る、
そしてそんなときには、特に気をつけなきゃならんぞ。
                  >★★そして危険に身をさらす旅にはこれをつけなさい、
それから、これもあげよう。

ビルボがホビット用の大きさの鎖帷子を取り出す。

鳥の羽のように軽く、竜の鱗ほども堅い。
つけるところを見せておくれ。

  フロドはシャツを脱ごうとする。
  首に下げた一つの指輪が見える。

おお、私の古い指輪。もう一度手にとって見てみたいと
思っていたんだよ。最後に一度だけ。

  フロドはビルボの異変に気がつき、シャツのボタンをしめる。
  ビルボは恐ろしい形相になるが。自分を取り戻す。

許しておくれ、それはお前にやったんだ、フロド。
お前がその重荷を背負うことになったことを許しておくれ。
なにもかも許しておくれ。

  フロドが彼を慰める。

  一行が裂け谷を立つ。
  古き遺跡を抜け、山を越え、野を進む。


我らは霧降山脈沿いの西の道を40日進む、
もし運が良ければローハンの谷間もまだ我らにとって、
安全かもしれない。
そこから我らの道は東のモルドールへと向かう。


  昼食のために一行は休憩をする。
  メリーとピピンはボロミアと剣術の練習をする。

いいぞ、もう一度だ!


もし、私の意見が受け入れられるのならば、
我々は少し遠回りをしているのではないですかな
と言うところですよ、ガンダルフ!
モリアの坑道を通るのならば、我が従兄弟バーリンの
歓迎を受け入れられるでしょうに。

いや、ギムリ。わしは他の全ての道が無くなるまで
モリアを通ろうとは思わんよ。

  アラゴルンが助言をする。

足を使え!

  ボロミアが間違えてピピンを傷つける。

いて!

悪い!

  ピピンは剣を落としてボロミアのすねをけり、
  体当たりをする。メリーも加勢をする。
  2人はボロミアを地面に組み伏せる。
  
  レゴラスが地平線の彼方になにかを見つける。

あれはなんだ?

なんでもない、雲のかたまりだよ。


  みんながそれを見る。

あれは動いているぞ、風に向かって、早く。

茶色の国のクリバインだ!隠れろ!

  皆持ち物を集めて、火を消し、覆いをかぶせる。
  カラスが去り、彼らが再び出てくる。

サルマンのスパイだ。南への道は見張られている。
カラズラスを越えねばならない。



  雪の山を登っていく。フロドが躓き、転がる。
  ストライダーが彼を受けとめる。指輪が落ち、ボロミアがそれを拾う。

ボロミア。

奇妙なものだな・・・、こんなものに我らが恐れ、
疑念と禍がもたらされるとは・・・。
こんな小さなものに・・・。

ボロミア、指輪をフロドに返せ。

欲しいならやるよ。私には関係ない。

  しかし、明らかにそれはボロミアの気を引いているようだった。
  ボロミアが振り返り、馳夫は剣の柄から手を離す。

  カラス達がアイゼンガルドに戻り、サルマンに報告をする。
 
では、カラズラスを越えようというのだな。
そして、それも無理なときは・・・、お前はどこを
通るかな?
カラズラスを越えられなければ、もっと危険な道を
通るしかなくなるぞ・・・?

  他のものたちが雪に埋もれる中、レゴラスが雪の上を歩いていく。
  崖の縁で音を聞く。

大気に恐ろしい声が満ちている!>声が聞こえる

サルマン!!!

  頂上から岩が落ち、雪崩が起きる。

彼は我らにモリアを通らせようとしている!
我らは戻らねばならない!

だめだ!

  ガンダルフが嵐をやませようとするが、サルマンがアイゼンガルドから嵐を操る。
  雷が山に落ちる、レゴラスがガンダルフを引き戻す。
  みな雪に埋もれる。
  1人ずつ、彼らはなんとか雪から這い出てくる。

この山道では無理だ。

ローハンを通ろう、もしくは我が都の西の道を取ろう。

もし、山の上が通れないのならば、下を通るべきだと主張するぞ。

モリア。中には恐ろしい魔物が待っているぞ。
ドワーフが強欲にあまりにも深く掘りすぎ、   
               >★★★強欲なドワーフどもが巣くっているあそこへ。
カザド・ドゥムの闇に何を目覚めさせてしまったか知っておろう。
影と火だ。



指輪所持者に決めさせよう。

・・・地下を行きます。

ならば・・・、そうせざるをえんな・・・。


モリアの壁。

  彼らは暗い湖の縁を歩いて行く。フロドの足が滑り、湖に入る。
  フロドはよじあがる
  彼らは二つの大きな木に飾られた壁にたどり着く。
  ガンダルフが土を取り除くと、壁に模様があらわれる。

イシルディン、星の光と月の光を受けて輝くのじゃ。

  月が出る、扉のかたちが明らかになる。
  上にエルフの文字が書かれている。

モリアの王である、ドゥーリンの門、唱えよ友、そして入れ。
とある。

どういう意味だろう?

簡単なことだ。友であれば、合い言葉を唱えよ、
そうすれば扉が開くという意味だ。

  ガンダルフがいくつもの合い言葉を唱えるが、
  どれも効き目がない。アラゴルンとサムが子馬の荷を降ろし、
  逃がしてやる。

この坑道は子馬には無理だ。このように勇敢なビルであっても、
さあ、行け。

さようなら、ビル。

心配することは無い、彼の方が帰り道をよく知っている。

  メリーとピピンが湖に石を投げ込んでいる。

水を騒がすのではない。            >★やめろ、危険だ

  ボロミアも不安の色を見せる。

どれもだめだ!

  いろいろな合い言葉を試した後、ガンダルフがいらだたしく
  座り込む。

これは謎かけだよ。唱えよ、友、そして入れ。
エルフ語で友人という言葉は何ですか?     >友と唱えるんだ。

メルロン。

  扉が開き、皆中に入る。

すぐに、エルフ殿、我らはおとぎ話のようなドワーフの
もてなしを受けられますぞ!
きらめく火、麦のビール、赤い骨付き肉。
ここが我がいとこバーリンの居、そして皆はこれを坑道と呼ぶ。
坑道。

これは坑道なんかじゃない。墓だ。

  明かりが辺りの人骨を映し出す。

馬鹿な!

  レゴラスが骸骨に刺さった矢を一本引き抜く。

ゴブリンだ!                 >★オーク

ローハンの渓谷に行こう。ここには来るべきではなかった!
出よう、逃げろ!

  フロドが水から伸ばされた触手に捕まれる。

馳夫さん!

  サムが触手を切り落とす、しかしフロドがつかまり、
  いくつもの触手がホビットたちに襲いかかる。

  触手はフロドを水面にぶらつかせる。アラゴルンとボロミアが
  触手をなぎ払う。水から頭部と巨大な口があらわれたとき、
  レゴラスが矢を射かける。アラゴルンはフロドをとらえている触手を
  切り落とし、落ちるフロドをボロミアが受け止める。
  レゴラスの矢がクラーケンの目を貫き、アラゴルンとボロミアが
  水から逃げる時間をかせぐ。

モリアの中へ入れ!

  彼らはモリアの中に退却する。クラーケンは彼らの背後の扉を
  破壊する。

これで、選択の余地は無くなった。暗く長いモリアを通らねばならぬ。
心するのだぞ!オークよりももっと古く、恐るべきモノが世界の奥底に
住み着いておるのじゃ。
反対側の出口までは4日はかかる。
我らの存在がまだ気がつかれていなければ良いが。

  ピピンが残がいの散らかった、階段で転びそうになる。

ピピン!

  彼らは階段の頂上に到着する。

この場所はわしの記憶には無い。

道に迷ったの?

いや、迷ってはいないよ。

迷ったんじゃないの?

静かに、ガンダルフが考え中だ。

メリー?おなか空かない?

  フロドは背後の何かに気がつく。

あそこに何かいる。

ゴクリじゃ。奴は3日前から我々をつけておった。

じゃあ、バラド・ドゥアの牢獄を抜け出したのか!

逃げ出したか、逃がされたかはわからん。
ゴクリは指輪を愛し、それ以上に指輪と自分自身を憎んだのじゃ。
奴は決してその思いから解放されることは無い。

ビルボが奴を殺してくれなかったのが情けない。

情けないじゃと?その情けがビルボの手をとめたのじゃぞ。  >情けだよ
生きている者の多数は死んだっていい奴じゃ。
そして死ぬる者の中には生きていてほしい者がある。
あんたは死者に命を与えられるか?
もし出来ないのなら、そうせっかちに死の判定を下すものではない。
すぐれた賢者ですら、末の末までは見通せぬものじゃからな。
しかし、わしの心の奥底で声がするのじゃ。
善にしろ悪にしろ、彼には死ぬまでにまだ果たすべき役割があると。>★役目を持っておる
そしてその時が来れば、ビルボの情けは多くのものの運命を
決することになるかもしれぬと。         >この先いつか、ビルボの情けが・・・

指輪が私の手元に来なければ良かったのに。★★★>僕がもらわなければ
こんな時代に生まれてきてしまうなんて。


どの時代に生きるかをきめる選択権は★★
生きる者には与えられていない。

我々が出来るのは、与えられた時代に、
どんなことをするかの選択だけじゃ。  >★★それより今自分が何をするべきか
世界には邪悪な意志だけでなく他の力も働いておる。
ビルボは指輪を見つけるように運命められていた、
そして、それはすなわち、お前さんが指輪を持つ様に
運命づけられていたということじゃ。
そう考えた方が勇気づけられることじゃろう。>そう思えば納得できる。
ああ、この道じゃな!

彼が思いだしたぞ。

いいや、こっちのほうの空気の方が臭くないと言うことじゃ。
もし迷ったのならば、メリアドクよ。
いつでもお前さんの鼻にしたがうことじゃ。

危険じゃがもう少し明かりをつけよう。

  彼らは巨大な地中の広間を見上げる。
  広間は巨大な柱によって支えられていた。

見よ、これがドワーフの王国にして都、ドワローデルフじゃ。

ああ、これは間違いなく目が覚める光景ですだ。

  ギムリが扉を見つけ走り込む。

ギムリ!

  他の者が後を追うと、ギムリが墓石の上で泣き崩れている。
  ガンダルフが墓石に掘られたドワールのルーン文字を読む。

モリアの領主、フンディンの息子バーリンここに眠る・・・。
やはり、彼は死んだのか。恐れていた通りじゃ。

  ガンダルフが墓にもたれかかっている傍らの死骸が
  抱えている本を見つける。

早く移動しなければ、ここにいては危ない。


橋ト第二ノ広間ハスデニカレラノ手中二落ツ。
地下ノ蛇。ワレラ扉二閂ヲカケル、
シカシ、長ク、耐エウルコト能ハズ。
影ガ闇ノ中ヲ動キ。
太鼓ノ音、深キ所ヨリ太鼓ノ音。
ワレラ出ヅルコト能ハズ。
今ヤカレラ至レリ。

  ピピンが骸骨にさわって井戸に落とす、それは
  死者を起こすのにも充分かと思われるほどの音を立てる。

ばか者トゥックが!         >●なんという間抜け
今度やりたければ、自分を投げ込め。 >今度はお前が井戸に落ちるがいい
そうすりゃ、厄介払いができるわい。

  しばらくの静けさの後、太鼓の音が聞こえはじめる。
  フロドの剣が青く光る。

今や彼ら至れリ           >奴らがくる

オークだ!

  ボロミアが扉の外を見ると、2本の矢がとんでくる。
  彼は扉を閉める。

奴ら、洞穴トロルをかっていやがる。 >トロールもいる

下がって、ガンダルフのそばにいろ。

  ドアに死者の武器で、閂をかける。

かかってこい!モリアにまだドワーフの生き残りがいるぞ。★


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