Lord of the Rings Movie

映画をより楽しむために・・・。(独断)

 原作を読んでいない人にはネタバレが、少しあるかもしれません。
ネタバレしにくいように伏せ字を(○)を入れました。


まず、映画を楽しめるか、楽しめないか、の大きな要素として、 映画を見る人が
『原作を読んでいるか、原作を読んでいないか』の違いが挙げられます。

つまり、
原作を読んでから、映画を見るか、
映画を見てから、原作を読むか。

で、意見が大きく分かれると思います。


ズバリ、私は原作を読んでから映画を見る方に賛成です。

映画と言う手段で、指輪物語の第一部だけでも、表す事を考えてみると、 3時間はあっという間だと言わざるを得ません。

しかも、長くて・むずかしいと言われる小説・指輪物語ですら、 トールキンの思い描いた世界を説明するには短すぎた事は明白なのです。

原作で数十ページかけて述べられていた箇所が、映画では ほんの数秒で終わってしまう事が少なからずあるはずです。

原作を読んでいれば、映画の中で説明不足だった理由、
なぜ、そのキャラクターがそのような行動をしたのか、
なぜ、そのような事が起こったのか、きちんと理解ができるはずです。


たとえば、
「シルマリルの物語」まで読んで内容を理解していれば、

ガラドリエルが○○○に来た○○の一つは、
自分が○○をする○○がほしかったからだ。

ということなどを知っていると、

ガ○○○○○が、○○○○でフロドの○○○○○を見たときの
○○がどれほど恐ろしい物であったかなどがわかるのです。
なぜならば、それこそが彼女の目的を達成する道具だったからです。


たしかに、監督の考えで、原作から変えられてしまった箇所もいくつもありますが、 原作のすごさを知っていれば、映画がその原作を越えることは無いと理解し、 許容できるのではないかと思います。
(映画で表すのは無理だから。)

まだ2ヶ月あります。
読むことは可能です。是非読んでから映画を見ることを(私は)おすすめします。


それから、
雑誌、カードなどで、キャラクターやキャストの情報を前もって 仕入れておくと、よいと思います。
キャラクター紹介の名前の字幕など出ないでしょうから。

イメージとキャラクター名がわかるようにしておくことによって、 そのキャラクターが、初めてスクリーンに出てきた時に、

「サムだ!」
と、心の中で叫んだり。

「アス○○○ス、がんばれ!」
「行け!グ○○○ア」
とか、心の中で応援できるので、映画が楽しめると思います。

また、ロージーや、さらには原作に出てこなかった、 裂け谷の御前会議における脇役のキャラクターにも名前が設定されているようです。
(そんな脇役の名前なぞ知らなくても、楽しむ上では全く問題ないはず。
たとえば、ビルボの誕生パーティーでビルボのスピーチの時に、 「○○家」「○○家だ!」と上げ足を取った人の名前が実は当の○○家の人間だった。 等ということは知っていても知らなくても全く問題ない。)


 次に、映像についてですが。

映画ではトールキンの世界を絵画という手段で表すことによって 大きな役割を果たしたアラン・リーとジョン・ハウが 映画の映像のプロデュースにも力を貸しています。

ア○○○○の門やオルサンク、バラド・ドゥアなど多くの イメージはそれらのアーティストの影響を強くうけています。
ア○○○○の門などは、まさに絵からそのまま出てきたような、 美しく、荘厳で、息を飲むシーンです。

しかし、映画の中の映像のイメージと、自分の持っているイメージが 違がってしまうと、映画の中に入って行きにくい事があります。
映画のイメージと自分の持つイメージが似通った物であれば、映画を楽しめますが、 逆に、映画を見るに当たって、それらのアーティストの作品を許容できない 様であれば、きっと映画を見ても受け入れる事ができず、楽しむことができないでしょう。

他人のイメージを無理矢理を受け入れろというのは無理ですので、 彼らのイラストを受け入れられる人はいろいろ参照してイメージを膨らませたり、 また受け入れるのがむずかしい人は、とりあえず、それが何を意図して描かれたのかを 理解できるレベルにしておく必要があると思います。


寺島龍一氏の絵は、押しつけがましくなく、 読者のイメージをこわさないという点などから大好きです。
それでも、私個人的には、バーリマン・バタバーの絵が気に入ってしまって、 その、イメージが頭の中に入り込んでしまったために、 映画とのギャップを修正するのにとまどいました。



最後に、指輪の魔力がどれほど恐ろしいものなのかを身をもって知り、 キャラクターたちの心情を理解するには 「ミドルアース・CCG」をプレイすれば、イヤというほど思い知ることができます。
指輪を前にした、ビルボやガンダルフの気持ちを 理解することができるでしょう。(自分のサイトの宣伝)


P.S.できる限りネタバレをしないように言葉を選んだため適切でない 表現があるかもしれません。

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