Lord of the Rings Movie

◎戸田奈津子訳について


まず第一に、私は物心着いた頃から、英語なんてものを勉強する前から、
映画を見て、その多くの字幕を戸田奈津子さんが手がけていることから、

戸田奈津子って人は何でもかんでも字幕やって、
すごい人だなぁ・・・。と思っていました。

また、中学生、高校生くらいになって、
ある程度英語の力が付いてきたときも、

英語の勉強のために、字幕を見て、
「こういう時には、こう訳せばいいのか、こんな訳し方があるのか。」
「うーん、俺だったらこう訳すけどなぁ・・・。」

と言うふうに映画の『字幕』で英語を勉強をしてきました。

と言うことで、戸田奈津子さんには気がつかない内に
いろいろなところでお世話になっていたのです。
(たぶん・・・。だまされていなければ・・・。)

よって、無意味な批判や、重箱の隅をつつくような批判、
訳す人の感覚、ニュアンスの違いなどに依存する問題、
言いがかりに近い批判は取り合おうとは思いません。

残念ながら、瀬田訳にとらわれてしまって、映画の字幕としての評価が
公正に出来ない人が多いようなので。(私もその一人でしょうが(笑い))

気を付けたいと思います・・・。



 まず、第一にこの字幕を作成した戸田奈津子さんは
一部の原作ファンのための字幕を作ろうとしたのではなくて、
原作があまり読まれていない、日本で、大勢の人に理解される、
字幕を作ろうとしたはずです。

そして、他にも原作へのこだわりなどよりも、
大きなファクターとして、現代における商業主義の影響もあったかもしれません。
(特定の出版社による、圧力などがあったかどうかは知りませんが。)

 背景にあるものを理解しないで、物事を一つの方向
からしか見られないのは問題です。

原作を読んだ人の、無い物ねだりにならないようにしなければなりません。


ありのままを伝えることが出来るのが最高の翻訳だと思いますが、
制限のきびしい映画の字幕で、何よりも大事なことは、
単なる直訳ではなく、限られた字数の中で、
ニュアンスを伝えることです。

はたしてそれが出来ていたでしょうか?


《戻る》