指輪物語名言集

旅の仲間 上

1−59
今度はわしを怒らせる番だぞ。
もう一度今の言葉をいってみよ。
その時こそ、衣を脱いだ灰色のガンダルフの姿を見せてやるぞ。

1−61
いいや、指輪はわしによこさんでくれ、

1−87
こういうホビットであてみれば、場合によっては、賢者たちが考える以上に、
はるかに長く指輪の力に抗しうることもありうるのではないかとわしは思う。
ビルボのことは心配するに及ぶまいぞ。

1−91
これこそ、主なる指輪、すべてを統べる一つの指輪なのじゃ

かれに必要なのはただ一つのみ。かれが自分でその指輪を造ったからじゃ。
それはかれの物であり、かれが以前もっていた力の大きな部分をその中に吹き込み、
そうすることによって、他のすべての指輪を支配することができるからじゃ。

1−94
サウロンを打ち倒したのは、エルフの王のギル=ガラドと、西の国のエレンディルじゃった。
彼ら自身もその戦いで倒れはしたが。

1−111
やってごらん。さあ、やってごらん!

1−112
かの黒龍アンカラゴンにすら、できなかったろう。

たった一つ方法がある。火の山、オロドルインの火口の底の滅びのキ裂を見つけだし、
その中に指輪を投げ込むのじゃ。その指輪をこの世からなくし、永遠にわしらの敵の
手の届かぬ所に置きたいと、しんからあんたが願っているのならば。

1−118
おらがかね、旦那あ!
おらが、エルフやらなんやら見に行けるのかね!ばんざーい!

1−119
「あんたは、そっと出かけること、早速出かけることじゃ。」

1−120
「ばかなことをいっちゃいかん!」
「わしはなにも、あんたが郵便局に新住所をおいて行くなといっとるんじゃない!」


「わたしはどこへ向かって行くのです?どこを通って行くのです?
何を求めていくのです?
ビルボは宝を探しに行きました。行って戻ってきました。だけどわたしは宝をなくしに
行くのです。そして予想のつく限りでは、戻ってこられないでしょう。」

1−121
「危険に向かって、行くのじゃ。だが猪突猛進してはならんよ。」

1−123
「なに、何でもない。だが、ちょっと気がかりなことを聞いたので、
調べてみる必要があるのじゃ。」

1−123

「お前は、きっと一番重いものばかりをわたしのところによこしたんだろうね。」
「おら、もっといくらでも持てますだよ、旦那。おらのはまだ軽いもんだ。」
サムは事実に反する強がりをいいました。

1−134

道はつづくよ、先へ先へと、
戸口より出て、遠くへつづく。
道はつづくよ、さらに先へと、
道を辿って、わたしはゆこう、
つかれた足をふみしめながら、
いつかゆきあう、より広い道へ、
多くの小道と多くの使命が、
そこに落ちあう、より広い道へ。
そこから先は、わたしは知らぬ。

1−146

「エルフだ!」「エルフですだ、旦那!」

雪のように、まっしろな、きれいなあなた!
西の海のかなたにおわす后さま!
木々の枝交すこの地のわれらが、
はるかに思う。光の君よ!

おお、ギルソニエルよ!エルベレスよ!

1−148

「あれは上のエルフたちだ!エルベレスの名をいってたじゃないか!」
「美しい者たちの中でも最も美しい部族の者を、ホビット庄の中でついぞ
見かけることがないのに。大海の東、この中つ国には上のエルフたちはもう
多くは残っていないのだ。これはなんともふしぎな偶然だなあ!」

1−149

「わたしはギルドール」「フィンロドの館のギルドール・イングロリオン。」

1−150

「エレンシラ ルメン オメンティエルボ、
われらあい出会うとき、一つ星が輝く」

「仲間たちよ、気をつけなさい!」ギルドールが笑いながらいいました。
「内緒話はできないよ!古き言葉の大家がここにいるぞ。」

1−151

《以下の星は、現代の何を指すのでしょうか?》
はるか東の方に、網のように細かいレミラス座
火の宝玉のようにもえる、赤いボルジル
空の剣士、メネルバゴール

1−154

「あの乗り手のことですか?あれが、われらの敵の召使いでないといいんですが。
黒の乗り手とは、そも何者でしょう?」
「ガンダルフから聞かなかった?」
「あんな者たちのことは何も。」
「それなら、わたしの口からこれ以上は申すまい。−恐怖のあまり、
あなたが旅を続けられぬとあっては困るから。」

1−546

「ガンダルフの来遅れとはいい前知らせではないなあ。でも、よくいう言葉に、
魔法使いには、おせっかいをやくな、変幻自在でよく怒る、って。
行くか待つか、その選択はあなたのものだ。」

「これもよくいうことですが、」と、フロドは答えました。
「エルフに意見を求めるな、よしとあしとを、ともにいう、ってね。」

「エルフは軽々しく忠告を与えることはめったにない。
忠告は賢者から賢者に与えても、危険な贈り物だから。」


1−547

「しかしわたしはどこに勇気を見いだしたらいいのでしょう?」
「勇気は思いがけないところに見いだされる。」

1−161

「けっこうです、旦那!」
「お前、今でもわたしと来るつもりかね?」
「そのつもりですだ。」
「ずいぶん危ない目に遭うことになるぞ、サム。もうすでに危ないんだ。
わたしたちは二人ともたいてい戻っては来られないぞ。」
「旦那、旦那が戻って来られないなら、おらも戻らないですだ。あたりめえだ。」

1−195

「わからないんだなあ!」と、ピピンがいいました。
「あなたは行かなきゃいけないんでしょ−だから、ぼくたちもまた行かなきゃならないんです。」

1−200

暖炉と広間に、別れを告げよう!
風が吹こうと、雨が降ろうと、
夜明け前には、発たねばならぬ、
森を越え、高い山を越えて、はるかに。

今もエルフのすむ、裂け谷へ、
霧まく谷の森の空き地へ、
荒れ地をわたる馬を進めよう。
その先の行方は、さらにわからぬ。

1−204

「これでわたしは決心がつく。明日起きたらすぐ、わたしは古森にはいって行くつもりだ。」

1−219

「一休みしなければ一歩も進めやしない。昼寝をしなくちゃ。
この柳の木の下が涼しいや。蠅も少ないし!」

1−220

「おら、このでっかい木がどうも気に入らねえ。この木には心が許せねえ。聞いてみろ、
寝ることを歌にして歌ってるじゃないか!これはまったくいけねえぞ!」

「サム、わかるかね、」彼はようやく口を利きました。「このいまいましい木ときたら、
わたしをほうり込んだんだ!わたしは感じでそれがわかった。さっきの大きい根が
わたしに巻きついて、水の中にのめらせたんだ!」

「あの二人はどうした?」と、フロドがたずねました。
「かれらはいったいどんな夢を見ているだろう。」

1−226

「助けてください!」

わたしがだれだかご存知か?わたしはトム・ボンバディル。用があったら言ってくれ!」

1−231

さあ!楽しくやろうよ、ラン!
ひょいひょい跳んでこい、皆の衆!

1−234

「さあ、笑って、楽しんでください!わたしはゴールドベリ、川の娘です。」

1−235
「うれしいこと!」と彼女はいいました。

1−236

トム・ボンバディルは陽気なじいさん。
上着は派手な青で、長靴は黄よ。

「あの方は、森と水と丘の主人なのです。」

「トムは何も怖くないのです。トム・ボンバディルは主人です。」

1−237

やがてホビットたちは、汚れをきれいに洗い落とし、さっぱりして、
テーブルにつきました。

1−246

この森が古森と呼ばれるのも故なし出はありませんでした。
これは事実とても古い森だったのです。

そしてこの森の中には、山々よりもゆっくりと年をとってきた
木の祖先の祖先が今なお生きていて、自分たちが主人であった時代のことを
おぼえているのでした。

1−248

かれらの耳にふたたびトムの言葉が聞こえてきたとき、
かれの話は、かれらの記憶の彼方、かれらの覚めた意識のかなたのふしぎな境界に
さまよいこんでいました
それは世界が今より広く、大海の水が西の岸辺にまっすぐ打ち寄せていた時代のことでした。
トムはなおも時代をさかのぼって歌い続け、エルフの父祖たちだけがすでに目覚めていた
古代の星明かりまで歌い及びました。

「あなたはどなたですか、ご主人?」と、かれはたずねました。
「えっ、なんだって?」トムはそういって体を伸ばしました。
「(略)・・・最年長、それが私の正体だ。いいかね、皆の衆、トムは川や木よりも
先にここにいた。
トムは最初に降った雨の粒、最初に実ったどんぐりの実を憶えている。
(中略)かれは王たちや墓穴や塚人たちより先にここにいた。
エルフたちが西方へ渡り始めた時、トムはすでにここにいた。
海が湾曲する前のことだ。
彼は星星の下の暗闇が怖れを知らなかった頃の事を知っているー
外の世界から冥王が来る以前のことだ。」

1−252

「その大事な指輪というのを見せてごらん!」
かれは話のさいちゅうに突然そういいました。

1−254

「わたしはお天気の支配者ではない。」
と、かれはいいました。
「二本足で歩いているものは、だれもそうじゃない。」


1−264

フロドはたいしてでぶでもなく、また、たいして臆病でもありません。
かれ自身こそ知りませんでしたが、事実ビルボも(そしてガンダルフも)、
かれのことをホビット庄でも一番優秀なホビットだと考えていたのです。

1−273

「いったい全体これはどういうことなんだ?」
「むろん憶えておる!」
「カルン・デュムのやつらが昨夜われらを襲ったのだ。
そして我が陣営はやぶれた、ああ!予の心臓に突き刺さった槍の穂先!」

1−275

「さあ、みな様方の子馬です!」と、かれは言いました。
「こいつらは(ある意味じゃ)お前さん方迷えるホビットよりも分別があるようだね。」

1−277

トムは塚の上に登って宝物を調べました。
かれはその中から自分のために、まるで亜麻の花か蝶々の羽のようにさまざまな陰影
にとむ青い石のはまったブローチを選びました。
かれは何か思い出をよびさまされたかのように、しばらくじっとそれをみていましたが、
やがて首をふっていいました。
「ずっと昔、これを肩にとめていたあの人は美しかった。今度はゴールドベリに
これをつけさせよう。わたしたちはあのひとのことを忘れやしないぞ!」

1−278

かれらは冥王に敵対したのですが、アングマルの国で
カルン・デュムの悪魔王との戦いに敗れたのです。
「かれらのことを憶えている者は今ではほとんどいない。
「しかし今でもまだ、忘れられた王たちの子孫が放ろうして歩いている。
備えのない者たちを悪しき者たちからまもるために孤独な旅を続けているのだ。」

1−282
「ボンバディルの旦那に別れるのは残念なことですだ。」
と、サムがいいました。
「あの人はまちがいなくだだ者ではないですだ。」

1−284
かれら自身に伝わる話によると、かれらはこの土地に元から住みついており、
昔、中つ国のこの西の地に流れてきた最初の人間たちの子孫だということでした。

1−287
「粥村で聞いたうわさ話のように奇妙な」
といういい方は今でも東四ガ一の庄などて使われていますが、・・・

1−289
門番が背を向けるやいなや、黒っぽい姿がするするっと門を乗り越えて
入って来て、村の通りの暗闇の中にまぎれこんでいきました。

1−291
『降れば土砂降り』ちうこの村の諺どおりでごぜえます。

1−292
「しらねえだと?よーし、ボブを見つけてこい!大急ぎ!
わしには脚が六本あるわけでもなし、目が六つあるわけでもねえぞ1」

どうもここの亭主は、たとえどんなに忙しくても、とめどもなくしゃべり続けることが
できるようでした。

1−298
本当の名前はなんというのか、わしも耳にしたことがごぜえません。
しかしこのあたりでは、馳夫ちう名前で知られております。


1−307
なぜあなたはあんなことをしたのですか?あなたの友人たちが何をいったところで、
あれほどひどいことにはならなかっただろう!
あなたは苦しい立場に足を突っ込んでしまった!
それとも指を突っ込んだというべきだろうか?

1−309
そうは言っても、おれは見たものを見たぞ、そいから見なかったものを見たぞ。

もちろんまちがいです!
わたしは消え失せなかった。ほら、ここにいる!






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