書 名 | 著 者 | 出版社 | 出版年 | 参 考 |
<音律に関して> | ||||
チェンバロの保守と調律 | 野村満男 | 東京コレギウム | 1975年 | |
私が音律に興味を持つきっかけとなった書.チェンバロの構造からはじめ,どのように調律するかなど,チェンバリストには必携の書ではないかと思います.新版が出ているようです. | ||||
増補 ゼロ・ビートの再発見 | 平島達司 | 東京音楽社 | 1983年 | 松本市音楽文化ホール所蔵 |
ゼロ・ビートの再発見 技法篇 | 平島達司 | 東京音楽社 | 1983年 | 松本市音楽文化ホール所蔵 |
上記2冊は,音律研究のバイブルともいえる著作です.現在絶版となっているのが残念ですが,とこかで見かけたら,ぜひ読んでほしい本です.いろいろな音律について詳しい説明と,詳細な表や図を使ってとてもわかりやすく書かれています.特に鍵盤楽器向けですが,音律について知りたいなら,絶好の書です. | ||||
音階入門 | 小島英幸 | 音楽之友社 | 1996年 | |
音の物理の面からの解説からはじめ,音律についての解説,さらに教会旋法や民族音楽などで使われる音階にも言及されています.「七音音階の特徴と半音」は,実際に合唱音楽に音律を適用していく上で,充分考察しなければならない内容を示唆してくれています. | ||||
複合純正音律の華ノクターン ショパンこそ純正音律で |
高橋彰彦 | 音楽之友社 | 1996年 | |
ピアニストの立場から,作品によって音律を選ぶことの大切さを解説されています.独自の音律へのアプローチが大変参考になります. | ||||
響きの考古学 音律の世界史 |
藤枝守 | 音楽之友社 | 1998年 | |
音楽史の流れに沿って,音律がどのように変化してきたかがよくわかります.また,現代の新しい音律への試みも,数々書かれているので,クリエィターにはぜひ読んでほしい書です. | ||||
ピアノと平均律の謎 調律師が見た音の世界 |
アニタ・T・サリヴァン:著 岡田作彦:訳 |
白揚社 | 1989年 | |
音の後進国日本 純正律のすすめ |
玉木宏樹 | 文化創作出版 | 1998年 | 付録で純正律の紹介CDがついています. |
純正律研究所を主宰され,作曲者でヴァイオリニストでもある著者の,現代の音楽シーンに対する数々の提言.読み物としてもとてもおもしろく読めます. | ||||
音楽を見る 教育的視点による平均律・五線譜・ドレミ誕生の歴史 |
竹井成美 | 音楽之友社 | 1997年 | |
教育者らしいタッチで,わかりやすく解説されています.見えない音の世界をどのように人々に伝えわかるように工夫してきたかの,人類の叡智の歴史がわかります. | ||||
星界の音楽 | ジョスリン・ゴドウィン:著 斉藤栄一:訳 |
工作舎 | 1990年 | |
天球の音楽 | ジェイミー・ジェイムズ:著 黒川孝文:訳 |
白揚社 | 1998年 | |
音律について 上巻 バッハとその時代 | H・ケレタート:著 竹内ふみ子:訳 |
シンフォニア | 1990年 | |
音律について 下巻 ウィーン古典派 | H・ケレタート:著 竹内ふみ子:訳 |
シンフォニア | 1999年 | |
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