埼玉環境サービス 木質ペレット(品質規格による評価、分析など)

改訂版品質規格 木質ペレット協会
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 表紙 木質ペレット分析 20161115改定
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木質ペレット 品質評価・試験・分析


木質ペレット品質規格 測定分析試験

木質ペレット試験サンプル 平成28年11月15日に「改訂版【木質ペレット品質規格(平成28年11月15日発効)】が一般社団法人 日本木質ペレット協会から出されました。
 木質ペレット品質規格日本木質ペレット協会

 改訂のポイントを今時点で私なりに解釈、説明いたします。今後も情報収集、確認を進めて行きます。
 PS:H29.2/8説明会がありました。

※改訂の説明会に参加できなかったためその際の説明、解説と異なる可能性もあります。ご了承ください。すみません。
※分析方法などには変更は無いとのことです。

【直径の呼び寸法 D】 単位mm
(旧)6、(7)、8 → (新)
6±1、8±1
・旧ではカッコ付きで7mmであったものがなくなりました。
 直径の許容範囲ではなく呼び寸法が「6±1、8±1」と言うことは5,6,7,8,9mmでもよい(かな?)
呼び寸法は6mmと8mmのみを認める。
従来あった7mmは規定外となる。
呼び寸法で6mmのものは直径5〜7mmにあること。
呼び寸法で8mmのものは直径7〜9mmにあること。
呼び寸法はお客様の申告(聴取の結果)からとの事

【長さ L】
 単位mm  詳しいご説明
(旧)L≦30mmが質量で95%以上で、かつL>40mmが無いこと
(新)
3.15<L≦40mm
(L>40mmは最大1%、最長は45mm)

・これが分かりにくく、問い合わせも多いところです。これだけの記述では解釈不能です。協会様に問い合わせたところ、”40≦L<45mmのものが1%まで含まれてもよい”とのことです。”40≦L<45mmのものが1%以下であること”と言うことです。
L>40mmのものが1%まで含まれてもよい”とのことです。”L>40mmのものが1%以下であること”と言うことです。
1.0%は合格と解釈しました。
・”最長は45mm” これも非常に分かりづらいのですが、旧規格と照らし合わせると”L>45mmが無いこと”と解釈しました。
45mmのものはあってもセーフ!と解釈しました。
・旧規格風にまとめると
・分析方法に変更は無いとしましたが、仕分け時の判断基準が違ってきます。
 詳しいご説明

【かさ密度 BD】 単位kg/m3
・変更ありません


【湿量基準含水率 M】 単位%
(旧)含水率(湿量基準)U
(新)
湿量基準含水率 M 水分(湿量基準含水率)M
・数値には変更ありません。
・名称と記号が変わり、湿量基準であることがより明確になりました。材木などでは乾量基準の場合もあるので明示されました。

【微粉
 F】 単位%
・微粉率 → 
微粉 としました。

【機械的耐久性 DU】 単位%
(旧)DU≧97.5%
(新)A,B区分 DU≧97.5%、
C区分 DU≧96.5%
・A,B,Cの区分分けが新設されました。
  機械的耐久性試験 機械的耐久性試験機紹介

【発熱量 Q】
(旧)kcal/kg単位での併記がありました。
(新)
カロリーでの表記を無くしMJ/kgのみの規定になりました。
・数値自体には変更はありません。

  発熱量分析測定試験 ごみ質分析 発熱量


【添加物(バインダーなど)】 単位% 記号はありません 
(旧)項目がありませんでした。
(新)
≧2%(澱粉など、植物由来のものに限る)
・新設された項目です。
・これについても問い合わせが多いところです。何しろ新設で、どうやって測定するか記述がありません。”澱粉など”とありますが、添加した澱粉と、元から含まれる澱粉とどうやって区別で来るか。そもそも添加物質を”植物由来”とそうでないものに区別できるかなど。。。
・問い合わせたところ、”自己申告”によって判断するとのことです。製造元に”添加物は入れてますか?”、”それは植物由来の成分ですか?”、”何パーセント入れてますか?”、とお聞きした結果で判断するとのことです。

 パーセントは原料(添加物は原料には含めない)に対する添加物の割合とのことですので原理的には100%を超える値もありうると言うことです。そこを混乱すると例えば
 製品100:添加物2 と 原料98:添加物2
 の差が出ます。
前者と解釈して、”2%添加してます”となると
規定で計算すると2.04%になってしまいます。


【灰分 Ac】 単位
(旧)AC ≦ 0.5%  A 区分
 0.5<AC≦1.0%  B 区分
 1.0<AC≦5.0%  C 区分

(新)Ac ≦ 0.5%  A 区分
 0.5<Ac≦1.0%  B 区分
 1.0<Ac≦
2.0%  C 区分
記号Acの”c”が小さくなりました。
 最新版では戻りました。小さくなくていいようです。
C区分の上限が5%から2%になりました。

【窒素 N】 単位%
(旧)N≦0.5
(新)A,B区分 N≧0.5%、C区分 N≧1.0%
・A,B,Cの区分分けが新設されました。

【塩素 Cl】 単位%
(旧)A,B区分 Cl≦0.02%、C区分 Cl≦0.03%
(新)A,B区分 N≦0.02%、
B,C区分 N≦0.03%
・塩素にはもともと区分分けがありましたが、B区分について数値が変更になっています。 最新版では変更になっていません。今まで通りでいいようです。

※それ以外の元素の基準に変更はありません。

・旧基準にあった詳細な解説冊子も早期に協会HPにアップするよう調整中とのことです。
機械的耐久性試験日本ペレット協会 品質規格のページ

※この改定により前基準では合格となった物が不合格となる場合もあったり区分が変わる場合もあります。
 どのように表示するかについては現在、協会様に問い合わせ中です。”協会規格合格”と言っても検査時期によって基準が異なる物が混在する事をどのように区別するのか、合格品も再検査する必要があるのか等。


 当面は弊社では測定値のみをご報告するものとし、合否の判断、区分の表記はいたしません。あるいは、参考判定とします。


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