>「パッションの姿」という展示と連携した演奏会。
曲目は主にフランス・バロックのオペラから多数のシーンを取り出してきて、意図に従って並べ直し演奏するというもの。
・シャルパンティエ「メデエ」
・モンテクレール「イェフテ」
・カンプラ「イドメネー」
・ラモー「レ・ボレアード」「イポリトとアリシー」
・グルック「オルフェーとエウリディーチェ」
など、初めて聴く曲目ばかりだ。これらの中から男女の愛の情熱を歌うシーンをとりだしてうまく配列するモンタージュの手腕は、なかなかWilliam
Christieならではのもの。
演奏も大変素晴らしい。二人のソプラノのうち、Berthonの方はやや響きが苦しそうだったが、Agnewのテナーは芸達者でまことに素晴らしい。
またオーケストラの方も、打楽器を導入した斬新なアレンジ(?)で、これが見事につぼにはまって、非常に印象的だった。全体にこのアンサンブルは人数が比較的多いわりにリズムがすっきりとまとまって軽快な、いかにもバロックにふさわしい感じがある。
聴きにいってとても得をした、いい演奏会だった。円形の大ホールが満員で、階段に腰かけて聴いたのだが、それだけの価値のある立派なコンサートだ。拍手。
★ Pieter Wispelwey Bach チェロ組曲演奏会
2001/06/20
パリ、サント・シャペル教会にて。
バッハの無伴奏チェロ組曲を、現代チェロとバロック・チェロで弾き分けながら、2週間近く連続で演奏するという、かなり意欲的な演奏会。また、このサント・シャペル教会は(中世のステンドグラスの素晴らしさもさることながら)音響の良さも驚異的だ。天井が高いにもかかわらず音が上に逃げてしまわず、会場全体になじむように巡ってくる。
というわけで素晴らしい演奏会だった、と書きたいところなのだが、じつは聴きながらずっとピンとこなくて悩んでいた。演奏の腕前は素晴らしい。バロック・チェロという音程の難しい古い楽器を使って、バッハの難曲を弾く腕前はたいしたものだ、とたしかに考える。そう頭では考えるのだが、聴いていても音楽に親しむ楽しさをめったに感じられない。
何も演奏者が孤高を気取っているとか、芸術家肌で人間嫌いだとか、そんなことではない。十分まともな音楽家だと思う。けっきょくぼくは、バッハという人が無伴奏チェロ曲でいったい何をやりたかったのか、納得がいかないのだ。なんでこんな登山家的アクロバットないし仙人修行みたいな苦行を求めるのか、その結果なにを構築したいのかがわからない。どうみてもリズム的にも対位法的にも無理がありすぎる。
ぼく自身の底が浅いのでバッハの求める芸術がよく分からないのだ、ということは認めよう。しかし、本当にそんなに芸術じゃなければいけないのか、音楽って? もっと普通に楽しめるものでいいのではないだろうか。
★★ キース・ジャレット・トリオ コンサート
2001/06/18
パリ、Le Palais des Congresにて。
しばらく病気で活動をしていなかったキース・ジャレットが、ひさびさになじみの仲間であるギャリー・ピーコック、ジャック・ディジョネットとのトリオで、フランスでの演奏会を(3週間に全部で4回というひどく余裕のあるスケジュールだが)開いた。
もちろん、当日はLe Palais des Congresの大ホールは満席だ。
その人気にたがわず、すぐれたコンサートだった。何より、キース・ジャレットという人のピアノのタッチは本当に独特だ。ちょっと聴いただけですぐに分かる、あの透明感のなかに粘り気のひそむ音色はやはり素晴らしい。これを聴くために大勢の人が集まるのだし、それだけの価値のあるものだ。
ただ、(またまた毎回なんくせをつけるようで恐縮だが)、トリオとしてのまとまりは今いちだったようなきがする。とくにジャック・ディジョネットのビート感覚が、ピアノと少し隙間が空いてしまう。ちょっとこの点は残念だ。もちろん全体としては、曲作りの面も含めて聴いて良かったな、と思える演奏会ではあったのだが。
★★ P・ブーレーズ指揮パリ管弦楽団 バルトーク演奏会
2001/6/12
パリ、Theatre du Chateletにて
曲目:「弦楽器・打楽器とチェレスタのための音楽」
「青髭公の城」全曲。
ブーレーズがパリ管を振っていどむバルトーク特集。このあとはポリーニと競演でピアノ協奏曲第1番と、管弦楽のための協奏曲が予定されている、注目の演奏会だ。
「弦楽器・打楽器とチェレスタ」通称“弦・チェレ”は、ブーレーズの指揮で見ると、いや聴くと、なにか非常に解像度の高い音楽の構成が見えてくるような気がする。とくにハープ、チェレスタ、ピアノなど音階を持つ打楽器(?)の音色の交替が鮮烈だ。また、弦楽四重奏5番にも出てくる技法だが、弦楽器が皆ピチカートで迫ってくるところなど実に面白い。
しかし、バルトークの特色であるリズムの豊かさと複雑さ、そのバネのようなうねりをやや感じにくいように思ったのは、ブーレーズが歳をとったせいなのか、それともパリ管の性質なのか。
後半の「青髭公の城」は初めて聴いた。Violeta UrmanaのソプラノとLaszlo Polgarのバス。このPolgarというハンガリー出身のバス歌手には非常に感心した。発声がごく自然なのに、声がオーケストラに混ざらず良く響く。音程やリズムが安定しているだけでなく表情が豊かだ。そしてなにより声の質が美しい。この二人の歌手による、いわば演奏会形式のオペラのようなものだ。もちろん演奏はマジャール語で、それにフランス語の字幕がつく。これで言葉が分かればもっと楽しめただろうに、くやしい。
この青髭公の城は、バルトーク30歳のときの作品(弦・チェレは55歳の作品)で、まだロマン派の延長のような濃厚な響きを持つ。おまけに、始めから終わりまで全編盛り上がりまくる構成で、なんだか少年ジャンプみたいだ、と思いながら聴いてしまった。しかし決して飽きさせない点はさすがだ。また、パリ管はやはり管楽器が入ると音につやが増して色彩感があり、非常に美しい。なかなか満足感のある演奏会でした。
ところで、演奏会場のシャトレー劇場に行ってみると、なにやら尖り帽子にサーベルの古式ゆかしい制服の儀仗兵達がならんでる。
“はてな、高貴なるファミリーでもおいでになるのかな・・でも待てよ、四民平等のこの共和国に高貴なる人々などいるわけもないし・・”
と思いながら入ったら、パンフにはさまっていたチラシに「今夜はハンガリー大統領閣下のご臨席を賜ります云々」と書いてある。でもバルトークはハンガリーの誇る作曲家だから不思議ではない(彼は最後は故国を追われ、亡命先の米国で貧苦のうちに客死したんだけれどね・・)。
で、しばらく待っていると、いかにも身辺警備関係者並びに随行者とおぼしき面々が入ってくる。そして、フラッシュがいくつも光り拍手がわいて、おお! どこにその大統領がいるのだ!? と見ようとしたのですが、あいにく2階最後尾の205フランの席からじゃあ全然見えないのでした。やれやれ。
★ ARSYS演奏会 Bachの6つのモテット全曲
2001/5/17
パリ、聖Severin教会にて。
ARSYSというのは「ブルゴーニュ声楽芸術集団」の団体名で、指揮はPierre Cao。伴奏はLes Basses Reuniesというオルガン・チェロ・ヴァイオリンのトリオが行った。
レベルとしてはなかなか高い合唱団だと思う。ただ、バッハのモテットはしばしば8声部ないし二重合唱になっており、そうなると人数的にちょっと苦しかった。たとえばモテット1番の、長いフーガが終わって単純なコラールと答唱の掛け合いになるところなど、もう少し声に厚みがあった方が素晴らしかっただろう。またメリスマのきつい部分など智とばらばらな印象を与える。しかし、音程感はばっちりあっており、和音で重なる部分はとても美しい。
全体としてはやはり第3番「イエスは我が喜び」がもっとも良い出来で、それは本人達もねらったことだったにちがいない。まあ、リズムがもう少しどっしりしていた方が、よりドイツ風の味がでただろうが、そんなことをフランスの声楽集団に求めてはいけないのだろう。熱狂的な拍手に答えながらもアンコールをやらなかったのは指揮者として慎重すぎてどうかとも思うが、全体にはなかなか楽しい演奏会でした。
★★ 山内房子演奏会 「響きの旅人」第4回 ポエジア・イタリアーナ
2001/5/13
今回は再び世田谷・桜丘の山内邸でのコンサート。二日続きの第一日目だ。曲目は山内さんの得意なイタリア・バロックから、
フレスコバルディ「もしも春風が」、
モンテヴェルディ「恋文−私の物憂げな眼差しが」「悩みはかくも甘く」
ディンディア「穏やかな春風が戻り」
サンチェス「横暴な略奪者」
など世俗曲と器楽を集めての演奏会。チェンバロ:桑形亜樹子、ヴィオラ・ダ・ガンバ:桜井茂。ほかに、高橋光氏の絵画を集めての展覧会をもかねる、珍しい形式の音楽会だった。
山内さんは今回はやや響きのたっぷりとした声で歌っており、どうやら発声法を少し変えてみたらしい。イタリアン・バロックの濃厚な響きに合う声の質ではあるけれど、ちょっと低音部が苦しそうな感じもあった。まあ難しいところなのだろう。桑形さんのチェンバロはタッチがきれいで音色がとても美しい(しかしチェンバロにタッチなんてあるのかな?)。ただ、リズムを自分一人では保てない人らしく、独奏のトッカータはあまり感心しなかったが、山内さんとのデュオになると山内さんの方がリズムをひっぱっていき、なかなか快活なアンサンブルになった。
高橋氏の絵画は、いかにもイタリアでの勉強の痕が強く感じられるもので、テンペラを使った独特のメチエなど悪くはないが、残念ながらデッサンの力強さが足りない。プランはよいのだが実現力に今ひとつ欠けるような印象を受けた。なかでは、単純な静物画に良いものが多かった。
★★★ 川原千真 BACH無伴奏ソナタ&パルティータ全曲演奏会
03/16/01
石響における全曲演奏会の第2夜目。曲目は、
ソナタ第1番 ト短調
パルティータ第1番 ロ短調
ソナタ第3番 ハ長調
の3曲。
期待通りすばらしい演奏会だった。前半はやや神経質な響きだったが、次第に滑らかになってきて、最後の3番はたいへん優れたできだった。
パルティータももちろんうまかったが、川原さんはこれをバロックというよりもクラシックの作品として弾いていたように思う。別にそれが間違いだというつもりはないが、バロックの組曲というのは、一種の「万国舞曲集」みたいな作りになっている。そのリズムの変化の面白さが、クラシック的な取り組みではやや薄れてしまう。
それに比べて、3番のフーガの持つ内在的なリズムは川原さんの資質にあっているのだろう。ゆっくりとした「歌」の部分よりも、アレグロでたたみかけるようなバッハの独特の音の重ね方のところにくると、下半身までが全体にリズムの波に乗ってくる。ピリオド楽器は手なずけるのに苦労のありそうな楽器のようだが、高音部の潤む美しさがあらわれて、とても川原さんらしかった。
じつはその3番の長大なフーガの最中に、客席で観客の一人が倒れて(貧血か)、小さな会場の聴衆はちょっとざわめいたのだが、川原さんは一瞬もひるまずにずっと演奏を続けた。その集中力、ないし演奏家として性根の据わったところは、さすがである。いや、真剣に誉めているのだ。先生稼業よりも演奏で生きる事を選んだ彼女の音楽家としての考え方に根ざした、立派な態度だと思う。
それと、前半も後半も、弾きはじめるときは緊張で年齢相応の顔なのだが、弾き終わったあとは充実して晴れやかな表情になり、顔が10歳以上若返るのだった。これが一番驚いた。音楽の力はすごい。
石響は天井が低いせいか、それともピリオド楽器の性質なのか、ややオンでデッドな感じをあたえる。これを、先週聴いたサント・シャペルのような天井空間のはるかに広い、残響の長い教会のようなところで聞けたらさぞかし美しい響きだろうな、と想像した。
それにしても、1台のバイオリンにフーガを弾かせるなんてことを思いついたバッハというのも、へんてこな作曲家ではある。思わず昨年の酒井多賀志氏のオルガンによるトリオ・ソナタの演奏会と同じ事を考えてしまった。つまり、この無伴奏ソナタを分解して、3人のバイオリン・アンサンブルで演奏したらどんなにか自然だろうか、という想像である。
もっとも、そんなことをしたら、変哲もないごく普通の音楽ができるだけかもしれない。しかし、それではいけないだろうか。一人の演奏かが超人的な技巧を駆使して3人分の演奏を自己完結した形で作り上げる事に比べて、そんなに尊さにおいて劣る事だろうか。
などということを考えながら聴くなんて、我ながらまったく「豚に真珠」ではあるな。
★ レ・ヴイオロン・ド・フランス演奏会
2001/3/08
パリ、サント・シャペル教会。
サント・シャペルはシテ島にある、中世のステンド・グラスで有名な教会。フレデリック・モローの率いる「レ・ヴイオロン・ド・フランス」という弦楽合奏団の演奏による軽いコンサートだった。
曲目はバッハの「主よ、人の世のよろこびよ」、パッヘルベルのカノン、アルビノーニのアダージョ、モーツァルトの「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」・・といった具合で、甘くて口当たりの良い、聞き易い曲目ばかりを集めたプログラム。まあ悪くはない。少なくとも、教会の音響が素晴らしいので、弦の音色が美しかった。中ではマスネーの「タイスの瞑想曲」がもっとも良かった。持ち味にあっているのだろう。
この団体はモロー氏をはじめみな若い人ばかりで、のびのびと楽しんで演奏していた。それにしても、なんか男女とも美形の演奏家ばかりを集めたような団体で、曲目といい演奏場所といい、なんかちょっとやりすぎじゃない? と、すれっからしの聴き手は思うのだった。別に額にしわ寄せて深刻にやるべきだ、なんて全然思わないけれど。どこかに苦味とか塩味とかないと、パティスリーにならんだお菓子みたいじゃない?
ま、いいんだけど、さ。
★★★ 谷山浩子 Special 101コンサート Final
2001/2/06
青山円形劇場(Aプログラム)
なかなか良かった。聴きにいって得した気分。
この人はCDよりライブの方がずっといい。CDはどうも『やや水っぽい個人的演歌集』みたいになりがちだけれど、ライブはぜんぜん飽きないで、あっという間に最後まで聴いてしまった。
今日の曲目の中では、
◎ 一人でおかえり 冷たい水の中を君と歩いてゆく 森においで 会いたくて
夜のブランコ
○ 小さな魚 雨になりたい 海の時間
などが、とくに気に入った。
いい持ち歌が多いのは、さすが。歌い手としてみると、むしろ中声部から低声部がきれいな声だと思う。あと最後の方の曲では、演奏や歌の顔が真剣になって、よかった。
楽器編成は、皆うまい人達なのでとくに不満はないが、希望をいえばパーカッションが一人いたらいいな、と感じた。その方が、特にこういった小人数のコンサートではデリケートな音になるだろう。
ファイナル2はない、とのことなので、せめて、ライブアルバムを出してほしい。
★★★ ふたりのアレッサンドロ 山内房子演奏会
01/01/12
福音ルーテル東京教会(新大久保)にて。
実力派のソプラノ歌手・山内房子のソロ・コンサート。得意のイタリア・バロック声楽曲、それもアレッサンドロ・ストラデッラとアレッサンドロ・スカルラッティだけをフィーチャーした、意欲的なプログラムだ。
伴奏陣がまたすごい。ヴァイオリンが川原千真と三輪真樹、チェロが田崎瑞博という古典四重奏団の面々に、竹内太郎のテオルボ、そして柴崎久美子のチェンバロが組み合わされる。
ストラデッラは軽快で繊細だが、微妙な毒気も感じさせる個性的な作風。旋律がとても美しい。一方、スカルラッティは響きが豊かで、歌手の技巧をフルに引きだす箇所が随所にあり、さすがに声楽作曲の大家というにふさわしい。この二人のオラトリオ/カンタータをこれだけの密度で聴くことのできる機会は滅多にない。
とくに、演奏時間が20分以上にもなるスカルラッティのソロ・カンタータ「太陽は西方に走り去り」は圧巻だった。山内さんの技巧は素晴らしい。さまざまな声の質と響きを使い分ける技量は比類がない。レチタティーヴォとアリアが交互につづくのだが、ふつうは単なる説明やおしゃべりとして流れるだけのレチタティーヴォがこれほど面白いとははじめて知った。
これほど充実した内容の演奏会なのだから、観客数はもっと多くても良かったはずだ。録音さえされていないという。なんともったいないことだ! きちんとしたプロデュースを切望する。
2000年
★★★ 古典四重奏団レクチャーコンサート カルテットの厨房
00/12/24
上野、東京文化会館にて。
いかにも田崎瑞博さんならではの企画で、とても楽しめた。
ベートーヴェンの弦楽四重奏15番の2楽章にウィンナ・ワルツ風の後拍をつけて見せるのも楽しいが、バッハの「フーガの技法」7番を、『フーガ分解装置』なる抱腹絶倒の工夫でビジュアルに見せるのが素晴らしい。4人のアシスタントが「テーマ」と書かれたプラカードを、逆行・反行・倍・半分に変形して次々掲げていく。これは見物であるし、さすが晩年のバッハの世界ではある。
しかし何より圧巻だったのはバルトークの弦楽四重奏曲第5番だ。上2声が奏でる変拍子に、下2声がその逆行リズムで絡み合い、全体でポリリズムの複雑かつ強靱な音響をつくってしまうバルトークは本当に天才としかいいようがない。また、この古典四重奏団自身が、やはりバルトークが一番合っているように思える。
第二部のシューベルト「死と乙女」もすぐれた出来で、昨年の演奏よりも良かった。
ただ、全体を通して、川原さんのあの美しいバイオリンの音色が今ひとつ冴えきれなかったように感じられたが、体調でも悪かったのだろうか。
★★★ タブラトゥーラ さよなら20世紀ライブ
00/12/23
品川教会にて。
最近のタブラトゥーラは非常に充実している。今回は、以前リコーダー奏者として参加していた現ジャズ奏者の早坂知紗が参加。どの曲もなかなか良い出来だ。
中でも、「チャンバラ」での津軽三味線風ショームとフィドルの掛け合い、「バンブーレイン」のリコーダーとフィドル、「マルコポーロの自転車」の裏拍、定番「夜の蟹」「エル・ソンブレロ」などどれも楽しめた。他に「タルタリア」「レセルカーダ」「テケテケ」もいい。
しかし何より圧巻だったのは早坂知紗による「カナビスの環」だろう。曲作りがひと味もふた味もちがう。タブラトゥーラのオリジナル曲はどれも展開が一段階しかない、という感じだが、ここでは重層化された構想の中で、スイング感のきいた早坂のアルトサックスが存在感のある音を発する。
つのださん・田崎さんの芸達者なのは言わずもがな、江崎君のリコーダーも進境著しいが、今回何よりも感心したのはパーカッションの近藤君のもつ音楽性の高さである。馬場君のリュートも地味ながら、このリズムの幅を支えてよろしい。
今年聴いた数々のコンサートの中で、ベスト・ワンである。
★★ アンサンブル・エクレジア
00/12/03
鎌倉・カトリック雪の下教会にて。
今回は楽器はリュート・チェロ・オルガンという3人編成だった。ソプラノとメゾの音程感があっているのが二重唱では何よりも快感だった。つのだ・田崎両氏の男声コーラスを聴けたのも拾いもの(?)。
★★ ヴォーカル・アンサンブル・カペラ 諸聖人の祭日のミサ
00/11/01
聖アンセルモ・カトリック目黒教会にて。
グレゴリオ聖歌とジョスカン・デ・プレのミサ「ガウデアームス」を中心に、ルネサンス時代のミサの形式と進行に従った演奏会。しかし、教会で行われるとはいえ、肝心の聖餐式がないわけだから、まあなんというか、衣装を付けて歌う演奏会形式のオペラみたいなものではある。それと、わざわざフランス語訛りのラテン語で歌うというのも、妙なものだと思う(鼻音の多用が倍音共鳴をうながすという理屈であるようだ)。
演奏はうまく、見事だった。ソプラノも美しいが、バリトンがとくに良かった。リズムも堅くなりすぎず、悪くない。
曲としては、ミサの第一キリエ、サンクトゥスの後半、アニュス・デイ、イザークのモテット「天使、大天使」、そしてジョスカンのモテット「けがれなく完全で貞節な方、マリア」が良い出来だった。とくに最後のジョスカンのモテットはなかなか感動した。
アンサンブルとしては、二声の旋律がからみながら織りなす部分よりも、トゥッティで動く部分の方が良い。これが持ち味だろうが、ジョスカンは二声の対位法が美しいのですこし残念ではあった。
やや気障で能書きの多い団体ではあるが、演奏のレベルはなかなか高いというべきだろう。
★ 酒井多賀志レクチャーコンサート「バッハのオルガン曲」
00/10/19
純真女子大学で行われた2回シリーズのレクチャー・コンサート。ただし二回目の「トリオ・ソナタ」の方だけしか聴きにいけなかった。
バッハはトリオ・ソナタを「練習曲」と題して出版しており、これは他の「平均率曲集」や「オルガン・ミサ」なども同様だが、作曲家→演奏家→聴衆、というリスナーへの働きかけとしてのパフォーマンスではなく、音楽家同士である作曲家から(高度な)演奏家へのメッセージとして位置づけている、という。また、本来は4人編成で演奏するトリオ・ソナタを、バッハはしだいに少人数編成にしていき、最後にオルガン1台によるトリオにいきついた、とのこと。これは複数人数による音楽のむらや乱れを排除して音楽を純化する方向だ、というのだが、そこにバッハの特長も問題点も端的にあらわれているように思える。4番の1楽章など、「これをトリオで演奏したら本当に面白いだろうに」と感じてしまった。
酒井さんの演奏自体は、これだけの大曲6曲なのに、なんだかあまりにもさらりと流れてしまったように思う。もっと抵抗感というか、食い応えみたいなものがあっても良いはずなのに。少々残念だった。
★ 古典四重奏団 ショスタコービッチ弦楽四重奏曲演奏会
09/25/00
ショスタコービッチ/弦楽四重奏曲 第4番・第7番・第8番
上野 東京文化会館小ホールにて
この人達はわりとロシア・東欧ものが好きなのだろうか? 没後25周年だからといって、ショスタコービッチの四重奏とはいやに渋い選択ではある。そういえば去年はバルトークだった。
川原さんのヴァイオリンの美しい音色には相変わらず感心するが、今回はむしろヴィオラの三輪さんの歌心とか、第二ヴァイオリンの花崎さんの動きのあるリズムなどが印象に残った。田崎さんのチェロはいま一つさえなかった。
4番は手堅くまとめたという感じかな。7番は内容の濃い作品だが、会心の演奏とはいえなかっただろう。なんとなく求心力にかけて目的がばらばらな感じを受ける。後半の8番が一番出来が良かった。場面転換が多彩な、規模の大きな曲を、見事に終結部に向けてベクトルを集めていった。
しかし、旋律が豊富な割に今一つ印象に残りにくい、不思議な作曲家ではあるなあ。
★★ 地中海のルンバ
00/09/16
鈴木英夫
フラメンコ・ギター
山崎まさし
フラメンコ・ギター
つのだたかし
バロック・ギター
所沢・松明堂ホールにて。
メインは鈴木氏なのだろうが、サブをやっている山崎氏のギターにはなかなか感動した。リズム感といい、寡黙な力強さといい、いかにもフラメンコ・ギターの持ち味だ。素晴らしい。つのださんは芸達者だが、音量的にややハンデがあるのはしかたがないかも。
★★★ 山内房子演奏会「イタリア・バロック二重唱の午後」
00/09/10
昨年と同じく山内邸でのプライベート・コンサート。ただし今回は昨年よりもずっと良かった。山内さんはやはりイタリア・バロックが好きで、かつ合っているのだと思う。どうしてフランスものなどに寄り道をしたがるのか不思議でさえある。
今回は山本富美さんとのソプラノ二重唱で、ルイージ・ロッシ、ストラデッラ、ステッファニ、スカルラッティの曲目。なかでもステッファニやスカルラッティなどの後期バロックの旋律の美しさが良かった。もっとも後期バロックの濃い味付けを好むようになったのは自分が中年になったせいかもしれないが。
山内さんはステッファニの二重唱などで紙芝居を使ってまで演劇ふう効果を作っていた。だったらなぜオペラをやらないの?ときいたら、「私はオペラの練習って時間の無駄に近いから嫌いなの」という答え。それはそれでしかたがないものの、もっと対等あるいはそれ以上の達者な相手とのアンサンブルや対位法をとりいれて、劇的要素を盛り上げてほしいものだ。
★★★ タブラトゥーラ 名月ライブ
00/09/09
タブラトゥーラのコンサートに行くのはかれこれ4年ぶりだ。今回は非常に良かった。とくにリコーダー/ショームの江崎君の腕前が上がっているのは、4年前の予想通りとは言え嬉しかった。曲目も緩急のバラエティに富んでいて楽しめる。新曲の出来もいい。とくに「ちゃんばら」はいい出来だ。
コンサートの後は石響ホールの屋上に出て紙で作った中秋の名月を愛でながらみなでパーティ。つのださんの馬鹿話を聞きながらの、この雰囲気はまことにタブラトゥーラならでは、だ。
★★ 酒井多賀志オルガンリサイタル
00/06/11
武蔵野市民文化会館小ホール。
いつも感心するのはこの人の音色設計のすばらしさだ。とくにこの楽器は慣れているだろうが、音の色彩感が素晴らしい。
最初のブクステフーデはややぎこちなかったが、前半ではバッハの「三位一体のフーガ」は充実した出来。後半フランクは例のフランス風味演歌みたいなところが好きになれなくて眠かったが、酒井多賀志自作のOp.50のフーガ、そしてアンコールのなつかしいOp.2「流れゆく雲」は充実した出来でとても良かった。
この人なりの音楽に対する真摯な姿勢に感心する。しかし、「流れゆく雲」をつくった82年頃は”疲れていた”と言っていたのが印象に残った。
★ 三菱商事マンドリンクラブ演奏会
00/02/25
東京海上との合同オーケストラの演奏会。あいかわらず指揮者は独り合点だが、プログラムの趣味は悪くない。ことしはプッチーニの「O
Babbino Mia Caro」と「Mi Chiamo Mimi」が入っていて嬉しかった。
★★★ Los Angels Guitar Quartette演奏会
00/02/18
紀尾井ホール。うーむ、すごい!の一言。
★ コロス・プネウマ演奏会
00/02/09
1999年
★★ 山内房子演奏会
99/11/20
ミシェル=リシャール・ド・ラランド/聖木曜日のためのルソン・ド・テネーブル第3
フランソワ・クープラン/聖水曜日のためのルソン・ド・テネーブル
ヴァニタス桜ヶ丘にて
山内さんは体調が万全でなく、つらそうだった。非常にうまい人だと思うのだが、本番に弱いのはなぜなのだろう。もったいないと思う。ド・ラランドの曲は初めて聴いたが(珍しい曲なので楽譜をフランスから取り寄せたといっていた)、なかなかよい曲だ。しかし、比べて聴くと、さすがにクープランは一枚上手だと感じる。各曲冒頭の花文字の装飾など、本当に美しい。
今度はイタリアものを歌って本領を発揮してほしい。
★★★ 俊友会管弦楽団定期演奏会
99/10/16
ブラームス/ヴァイオリン協奏曲、チャイコフスキー/交響曲第6番「悲愴」
いつもながら熱気のこもった楽しい演奏会だ。音楽のアマチュアリズムのいい面が出ている。聴いていて生き生きした感情が伝わってくる。
★★ ボッケリーニの快楽 ラ・レアル・カマラ
99/10/20
ラ・レアル・カマラ:
ホセ・ミゲル・モレノ(ギター)
エミリオ・モレノ、エンリコ・ガッティ(バイオリン)
若松夏美(ヴィオラ)
ルース・ディルティンス(チェロ)
曲目:
ボッケリーニ ギター五重奏曲第7番ホ短調
ボッケリーニ チェロ・ソナタ
ボッケリーニ ギター五重奏曲第4番ニ長調「ファンダンゴ」
北区の北トピア国際音楽祭の演奏会。北トピアの企画は毎年充実していて本当に感心する。ただ、最近はやりのこの「・・の快楽」って物欲しげな題名はやめてほしい。
ボッケリーニは18世紀イタリアの作曲家。まじめに聞いたのは初めてだ。それにギター五重奏という編成も。だが、とても良い。7番の第2楽章で弦楽だけの音色にギターが合わさって色彩感や空間の奥行きがいっきに広がるところなど、本当に美しい。また5番の終楽章で、チェロが突然カスタネットに持ち替えてスペイン風の乾いたリズムを映し出すところなども本当に素晴らしい。
最初、弦楽のピッチにあわないところもあって今ひとつだったが、最後はなかなかよくまとまっていた。ただ、ヴィオラだけはファンダンゴのリズムになっていなかったけれど。
★★★ 古典四重奏団 バルトーク全曲演奏会2
99/10/12
バルトークの弦楽四重奏曲2,4,6番を演奏。なかでも4番が素晴らしかった。初めてきいたが、5楽章の対象構造もおもしろいし、なにより弦楽器4本であれほど多彩な音響空間を作れることに驚嘆。たしかにバルトークは天才だ。
演奏する側もえらい。音色、ピッチ、リズムのダイナミックス、どれも第一級のレベルだ。本当に感心する。
★★ デュッセルドルフのシューマン 古典四重奏団
99/09/14
曲目 シューベルト 弦楽四重奏曲「死と乙女」
シューベルト 歌曲3曲
メンデルスゾーン 歌曲「歌の翼に」
シューマン 歌曲「月の夜」
シューマン ピアノ五重奏曲ホ長調
演奏 古典四重奏団
畑 儀文(T) 伊藤 深雪(ピアノフォルテ)
会場 東京文化会館大ホール
なかなか良いコンサートだったと思う。それなりに楽しめた。
「死と乙女」の第一楽章でピッチが若干あわないので、古典四重奏団にはめずらしいことだ、と思ったが、楽章の合間ごとに調律をし直していたので天気のせいだったのだろうか。2楽章の変奏曲は(もう少し軽く流してもいい部分もあったが)美しかった。しかしフィナーレの和音は何だったのだろうか。
ドイツ歌曲はどれも楽しめた。シューマンはいかにも美しいし(リーダークライスの一曲)、メンデルスゾーンも軽いリズムで素敵だった。シューマンのピアノ五重奏曲は初めて聞いたが、1・2楽章などなかなか美しい。シューマン嫌いを少し反省してもいいかと思ったほどだ。
アンコールの歌曲は二番に古典四重奏団が控え目に和声の伴奏をつけると、音にぐっと厚みと豊かさが増して感動だった。めずらしい構成だがとても良い。
それにしても大ホールは室内楽にはいかにもあわない。音像が遠くてかなしかった。企画には疑問だ。
★★ 酒井多賀志パイプオルガン・コンサート
6/13/99
★★ ボストン交響楽団演奏会
99/03/26
Jeffry Tate指揮 Pinkus Zukkerman(Vn)
曲目:
Ades Living Toys
Bruch Violin Concerto No.2
Dvorak For Violin and Orchestra
Schoenberg Chamber Symphony No. 2
Adesの曲は典型的に現代音楽だが、音色が微妙で打楽器と弦の調和がとても面白い。オーケストラメンバーは良くその音色を表現していた。リズム的にはもっと劇的な表情が可能だと思う(指揮の問題か)。
Bruchの曲はいかにも19世紀中葉のロマン派協奏曲。曲想はわかりやすく、それなりに美しい旋律もある。Zukkermanの演奏はいかにも手馴れた職人肌のもので、高音弦の音色の美しさは確かにすばらしい。多くの観客がStanding
ovationの拍手を送った。オケの音色は明瞭でリズムのメリハリもあるが、しかしこの曲はもっとドイツ的な素朴さないし田舎くささをもって演奏したほうがいい味が出るのではないかと感じる。が、まあこれがボストン交響楽団の(20世紀末の米国の)持ち味というものか。
Dvorakも同じ演奏家の組み合わせだが、こちらのほうが少し退屈した。
Schoenbergは20世紀初頭の、まだ無調性音楽に達する以前の作品で、室内交響曲といいながら規模は大きい。しかしこの曲の演奏からは、残念ながらウィーンの後期ロマン派の残響があまり感じ取られなかった。オケがすばらしい技量を持っていることと、それが表情に表れるということとは別なのだろう。いずれにしても演奏の難しい曲で、レベルの高さは評価する。
しかし、それをおいても、演奏を聞きながら、音楽を演奏して生きていけるというのはなんとすばらしいことなのだろうかと感じた。今度生まれ変われたら、音楽家になりたいものだと思う。こう感じることが彼らへの最大の賛歌でなくてなんだろうか?
★★ マーラー「交響曲第3番」
02/07/99 (TV)
クラウディオ・アバード、ウィーン・フィル
初めて聞いたが素晴らしい曲だ。女性ソロと合唱の組み合せもなんとバロック的なのだろう。演奏も充実して音色の多彩さが美しい。
★ Low 古典四重奏団+Nomad~s
99/02/08
古典四重奏団の演奏は初めて生で聞くが、確かに素晴らしい。川原さんのバイオリンの音色もつややかで伸びきっているし、みなのピッチが正確にあっていて快い。ベートーヴェンの14番は初めてこういう曲なのか、と感じたしだい。バルトークも良いがペルトが素晴らしい。
しかし、ダンスのほうはどうしてこうも素晴らしくないのだろう? この人達は舞台を作っているくせに、色彩というものを全然理解しようとしていない。また、楽士達をなぜあのような無機的でありふれたいすに座らせておくのだろう。古典四重奏団がすべて暗譜で演奏する団体だからあの舞台の構成員になれたのに、あのいすの無神経がぶち壊している。
古典音楽がバロックからリズムを取り去った残骸ならば、舞踏というものは舞踊からリズムを取り去った残骸なのだろうか。
★★ 音楽三昧
02/05/99
あいかわらず川原さんのバイオリンは音色が素晴らしい。気難しそうな楽器だが、見事な歌いぶりだった。鴨池さんのコントラバスもとても芸達者で良い。田崎君のビオラもいうまでもない。
ただ唯一、難をいうと、川原さんのバイオリンがリズムを楽しむというまでの余裕がなく、少し走りぎみだった。音程もその分少し不安定だったかもしれない。
★★ フランス近代合唱 コロス・プネウマ
01/09/99
1998年
★ 矢野顕子コンサート 矢野顕子
12/13/98
本人(ピアノ・電気ピアノ・シンセ)+ベース、ドラム、打楽器のバンド。
左手の低音の豊かな響き、スケールの美しさ、リズムの正確さは、やはりさすが。しかし矢野顕子は才能を無駄遣いしている。
★ 室内楽コンサート フェスティバル・ソロイスツ
11/30/98
竹沢(vn)、堤剛(vc)ほかの日本人アンサンブル。なんかクラシック演奏のダメさ加減を感じる。それぞれ音は美しいのに。
モーツァルトの弦楽5重奏はなぜオーボエにしたのかな。ドビュッシーの4重奏はなんだか新ウィーン楽派みたいにきこえるし。
ただし演奏の緊張感だけは評価しておこう。
★★ トリオソナタ・コンサート 聖グレゴリオ・アンサンブル
12/26/98
コレルリ「クリスマス・コンチェルト」(トリオソナタ版)ほか
東京中央教会にて
永井・山野辺・ヘンドリクス・樺沢
★ $1コンサート12月 崎山裕子
12/01/98
それほどインパクトのある演奏ではないけれど、なぜかのんびり聞く事ができた。リズムが一応安定しているせいだろうか。
三浦はつみとの連弾によるチャイコフスキーの「くるみ割り人形」は楽しめた。
★ モーツァルトのレクイエム ブリュッヘン
11/30/98
フランス・ブリュッヘン指揮、18世紀オーケストラ。
後期バロック様式でかかれたこの曲の細部をきちんととらえる演奏で、一応最後まで聞いてしまった。
★★ ブラームス・チクルス 俊友会オーケストラ
11/21/98
ブラームスの交響曲第4番・第1番。とくに1番は非常に良かった。アマチュアのオーケストラの良さが出ていて満足。
★ $1コンサート11月 今井奈緒子
11/11/98
なかなかうまい人ではある。シベリウスのフィンランディアは面白かったし、歌も美しく聞こえた。バッハの「三位一体のフーガ」はやはり酒井さんの名演をどうしても想い出してしまう。
$1コンサート10月 新山恵理
10/06/98
いやはや。このヘンデルの「ラルゴ」はこれまで聞いた中でも最低のラルゴではある。
★ 椿姫 首都オペラ
09/20/98
福島の母にもらったチケットで牧野さんと見にいく。ヴェルディはさすがにプロだと思った。オーケストラはなかなか良い(神奈川フィル)。歌は所詮こんなものか。
★★ Irish Music Live (unknown)
08/05/98
DublinのTemple Barにあるパブ、Quay'sで見る。バンドの編成はバンジョー、ギター、ウッドベースという形。アメリカのブルーグラスのルーツはアイルランド音楽にあるということがよくわかる。
★ マドレデウス・コンサート マドレデウス
06/08/98
うーん、今の楽器編成では曲作りのせいもあって少々単調か。
CDはよかった。
★ 魔笛 モーツァルト
06/07/98
TVでみる。指揮はバレンボイム。ベルリン国立歌劇場。
オーケストラの音色は素晴らしく良い。歌は・・下手だ。
★★ マレー・ペライア独奏会 マレー・ペライア
05/31/98
NHK-TVでの放映でみる。曲目はバッハ、ヘンデル、メンデルスゾーン、ショパンなど。音の響きが美しい。インタビューが気さくな人柄をあらわしてとても面白かった。
★ ブラームス・チクルス 俊友会オーケストラ
05/17/98
ブラームスの交響曲第3番・第2番。
★★ 室内楽コンサート 佐々木秋子ほか
04/09/98
モーツァルトのバイオリンソナタ・シューマンのピアノトリオ・メンデルスゾーンのピアノトリオという演目で、さぞや退屈するだろうと思ったが楽しめた。特にシューマンの後半がよかった。
佐々木さんもずっとうまくなって安定した感じ。ビートの正確さやスケールの美しさが目立った。中低音の音色はもう一つ。チェロのカンタービレ、バイオリンの音色は良い
★ 北インド古典音楽 二宮玲子・ほか
01/10/98
辰野基康(シタール)、二橋潤一(タブラ)との共演
浜君の奥さんの知り合い。
横浜美術館でのコンサート。
1997年
★ Nail Live Nail
12/20/97
演奏の質は今一つだった。三人のリズム感が一致していない。
しかし曲にはいいものがある。
ベースが最後の2曲に入ると、突然忘れていたものを想い出したような気になる。なぜだ。
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