テレビが故障!
                              2015年6月7日 寺岡克哉


 先日の5月27日に、テレビが故障しました。

 スイッチを入れても、「バチッ」という音がして、すぐにスイッチが切れて
しまうのです。

 おそらく、どこかの回路がショートして、過剰電流が流れているのでは
ないかと思われました。



 じつは・・・ 

 わが家のテレビは旧式の「ブラウン管テレビ」で、

 テレビ放送が、アナログ放送からデジタル放送に変わったときには、

 「デジタルチューナー」というのを買って取りつけ、テレビ放送を見て
いたのです。



 画面の大きさは29型でしたが、

 「ブラウン管テレビ」だと29型でも、テレビ本体は、かなり大きくて重く、
一人では持ち運びが出来ないぐらいです。

 また、

 消費電力が大きい割には、画面がとても暗くて、見えにくいのを我慢
していました。

 そんなわけで、

 テレビが故障したら、修理などせず、すぐに買い替えるつもりでいた
のです。


             * * * * *


 テレビが故障した翌日に、

 さっそく、テレビを買いに家電量販店へ行きました。



 家族の要望で、「録画機能」が付いているテレビを買うことになった
のですが、

 ブルーレイディスクを使わず、せいぜい裏番組を録画しておいて、
見た後にすぐ消すような使い方をするのならば、

 録画機能の付いていないテレビに、別売りの「ハードディスク」を
外付けした方が、値段が安くなると店員さんに勧められました。



 念のため、ハードディスクの値段を店員さんに聞いたら、1テラバイト
のもので、1万円ぐらいだと言うことです。

 ちなみに、私が学生だった頃(今から30年ぐらい前)では、10メガ
バイトのハードディスクが、10万円ぐらいしていました。

 なので、その時代に、1テラバイト(=1000000メガバイト)もの記憶
容量を、ハードディスクで揃(そろ)えるとすれば、じつに100億円ぐら
いもかかる計算です。


 時代が変わり、ハードディスクも、ずいぶん安くなったものですね。



 肝心(かんじん)のテレビの方は、わが家には高齢者がいるので、

 すこし大き目の、40型のデジタルハイビジョン液晶テレビを買うこと
にしました。

 今までは29型のアナログテレビで、デジタル放送を見ていたので
すが、それと比べれば、すごく大きな映像です。



 しかしながら、

 40型の液晶テレビの消費電力が、82ワットであるのに対し、

 29型のブラウン管テレビの消費電力は、140ワットもあったの
です。



 「ちょっと大きすぎるテレビを買ってしまった」という思いもありまし
たが、

 今までよりは「省エネ」になるので、「これで良し」としました。


             * * * * *


 買ったテレビは、翌日に配達されて来ました。


 まず最初に、これまでの「ごっつい」テレビを引き取ってもらったので、
すごく「せいせい」しました。


 ところで配達員の人は、テレビの「スタンドの組立」はやってくれまし
たが、

 しかし、「アンテナの接続」や「テレビの設定」は、自分でやることに
なっていました。



 それで、配達員の人が帰ったあと、

 テレビにアンテナをつなごうとしたのですが、しかし、アンテナ線が
付属品として入っていなかったのです。

 「アンテナ線を買いに、また電気店に行かなければならないのか」
と、すごくガッカリしましたが、

 今まで使っていた古いアンテナ線でも、何とか使うことができたので
助かりました。



 「テレビの設定」は、指示に従ってリモコンを操作すれば自動的に
やってくれるので、

 昔のアナログテレビのように、1つのチャンネルごとに、いちいち
電波の周波数を合わせる必要がなく、

 ずいぶん簡単になったと思いました。



 最後に、ハードディスクの設置をやりましたが、

 これも、フォーマットなどは自動的にやってくれるので、思ったよりも、
ずいぶん簡単でした。

 しかしながら、

 テレビで録画した画像を、パソコンでは見ることが出来ないように
なっていて、ちょっと「けち臭いな」と思った次第です。



 しかし、とにかく、

 これでテレビの問題が解決したので、家族の者も、きっと満足している
ことでしょう。



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