「SHIINASHAのプロデューサーのエッセイが始まりました。」<香奈日記>第二回 アイ・ラブ・シネマ
 私は、映画が好きだ。
この気持ちは、きっと、母から受け継いだものだと思う。小さい時から、よく、映画好きの母に手を引かれて見に行った。ガメラ、ゴジラ、妖怪百物語、長ぐつをはいた猫、空飛ぶゆうれい船、九尾の狐、シンデレラ、101匹のわんちゃん、こう見てみると、怪獣や妖怪、ゆうれい物が多いですね・・・
母が言うには、私は、気に入った映画だと、何度もくり返し見ていて、いっこうに飽きる気配がなく、いったい、いつまで見ている気だろう?と言うような子だったらしい。下町育ちの私は、いつもそばに、映画があったような気がする。
(小さな映画館がいくつも家のそばにあって、映画の看板を見ながら、毎日、遊んでいたから。)
ある日、母が、いつものように、私と弟の手を引いて、映画に行った時のこと。映画が始まるやいなや、弟が”ギャー”と叫びながら大泣きした。”こわいよー。こわいよー。””静かにしなさい!”母がたしなめても、いっこうに泣きやまない。何故なら、その映画は、かなり、バイオレンス色の強い映画だったからです。血がドバーッと、出るわけで、子供には、かなりきついものでした。どうやら母は、次回上映の怪獣映画とまちがえたらしく、それならそうと、早く出ればいいものを、母が言った一言は、”まったく、次の映画が見たかったのに”であった・・・。
ちなみに、この日の上映は3本立てで、私達は、2本目の途中で退場したというわけです。
                                            2006年8月11日
 
<香奈日記>第一回
 もうすぐ梅雨が明けようとしています。
夏本番です。
今年の夏は、今までになく行動的に過ごせそうな気がします。
本来、夏は苦手なのですが、年明けに病気になってしまい、体調管理を徹底的にし始めて、早半年、少しずつ回復して来ています。
おまけに、ダイエットにもなって、夏にも強くなるというごほうび付です。
物事には、2つの側面があるのですね。受けとめ方によっては、マイナスの面ばかりをクローズアップしてしまいがちですが、もう一方の面を見ると、プラスな事があったりして・・・
それもこれも、ひとえに自分自身が地道に、がんばれた結果だと思っています。
必死に耐えぬいた結果、おもわぬ、おまけが付いて来た。そんな人生を楽しんでいます。
さあ!今年の夏は、久しぶりに海にでもいこうかなあ              2006年7月19日
<香奈日記>
「SHIINASHAのプロデューサーのエッセイが始まりました。」<香奈日記>第四回 
九月に入っても、まだまだ暑い日々が続いていますね。
特に今年は、夏らしい夏だったような気がします。
日本には、美しい四季があって、色んな自然を楽しめます。
時には、自然の中に行って、おいしく澄んだ、”気”をおなかいっぱいに吸いこんで、明日からの英気を養うのもいいのでは?
私は、自然を吸収しないとだめになってしまいます。
もちろん、都会も大好きだけど、自然も大好きです。
下町っ子だったせいか、子供の頃から、田舎暮らしに、とってもあこがれていました。”赤毛のアン”や”大草原の小さな家”のような暮らしがしてみたい!そんな、あこがれの心が、いつしか、私を、手作りの世界へ導いていたのです。
何もない所から、物が生み出されて行く過程に、わくわくします。これは、本当に私が作ったの?
そんな感動がやめられず、手作りに、どんどんはまって行ったのです。
子供の頃に色々あこがれていたケーキ屋さん、洋服屋さん、パン屋さん、花屋さん、自分で、何でも作れたら、全部の夢が叶っちゃう
そんな、あたたかい暮らしを、これからもず〜と続けて行きたいな
手作りバンザイ!!
                2006年9月5日
「Aliceのプロデューサーのエッセイが始まりました。」<香奈日記>第五回 
良く晴れた日に窓の外をながめていると、風に草が揺れていた。
たったそれだけの事なのに、なんでこんなに、幸せな気持ちになるんだろう。
それはきっと、揺らぎの作り出す癒しの波動なのかもしれない。
たいていの人は、毎日きっちりと決まった時間を生きている。
それを週5・6日、繰り返し、時には、7日間もという時もあるかもしれない。だから、自然の風にそよがれて、四方八方、右、左、一つとして同じ動きをしない、風の流れを感じた時に、人は心に安らぎを得るのかもしれない。
目には見えない空気だけれど、けっして無くては、生きて行けない。
大切な物、草や木の葉、洗濯物の姿をかりて自分の意志を現している。人の心もまた、風と同じなのかもしれない。限りなく、果てしなく、自由な存在なのかもしれない。
そんなことを感じさせてくれる風が私は好きだ。
風にそよぐ草・木・花が大好きだ。
宇宙の中に地球があって、地球の上を風が吹く、草木を見ながら、果てしない宇宙に思いを巡らせる幸せな一時が大好きだ。
どんなに、どんなに、忙しい毎日であっても、我にかえれる一時だけは、決して無くしたくはない。
                2006年10月18日
「Aliceのプロデューサーのエッセイが始まりました。」<香奈日記>第六回 
私は、民話や昔話が大好きです。
その中には、とっても大切な何かが存在していて、
楽しく、怖いながらも私の心の中に、大切な物を
残してくれました。擬人化された動物達の中に自分を見たり、
あるいは、村人達の中に自分を見たり、時には、妖怪の中に
自分を見たりします。作り話ではあるけれど、その中には、
人間が息づいている、だから私は、物語を巡る旅が
大好きです。その土地の生活や人々の暮らしにふれることで、
日頃見おとしがちな、大切な事を思い出したりします。
美しい自然やあたたかな暮らしを守る人々の姿は、普遍的な
幸福の在り方のように感じます。さあ、みなさんも物語を巡る旅に
出てみませんか? きっと、あなたの中の大切な何かが目を覚ますと
思いますよ!!                       
                            2006年12月5日
「Aliceのプロデューサーのエッセイが始まりました。」<香奈日記>第七回 

自分で自分を信じるって、とってもむずかしい事だね。
若い頃は、それがうまくいかなくて、気苦労ばかりしていたと思う。
物事をうやむやにするのがとても嫌で、自分をごまかせずに、
ものすごく、孤立していたんです。
それでも、色んな事に思いを巡らせる事が大好きだったので、
なんとか、生き抜いてこれたんですね。
赤毛のアンと似ているね。
人は、創造力があれば、どんな困難でも乗り越えられる気がする。
(容易い事ではないけれど…。)
気苦労が多いと言う事は、今思えば、感受性が強いと
言う事なんだと思う。だから、それを取り込んで今の自分の土台を築く
事が出来たんだと、今、しみじみと感じる事が出来る。
私も、ようやっと大人になれたんだなぁと実感出来るようになれたんですね。
遠まわりではあったけれど、なんとか、自分自身をごまかさず、
信じて来ることが出来て本当に良かった。
ある晴れた日に洗濯を終えて、お気に入りのお茶を飲みながら、
そんな事を思っています。

                            2007年 1月16日