めばる(目張)

Mebaru

煮上がったメバルに箸をつけると、白身がプリプリとはじけます。くせは無いがコクのある白身は万人に好まれる味。 近年は大変値が上がり市場では高級魚扱いですが、磯釣りではよく釣れます。 メバルの煮付けをたっぷりと食べるのは釣り人の特権ですね。

品 種 カサゴ目フサカサゴ科メバル属。北海道の小樽から九州までの日本各地の岩礁地帯にすむ暖海性の魚。 子魚を産む卵胎生で、3年で17cm、最大で30cm程度になります。名前のとおり目が張っていてカワイイ顔に見えます。 すむ場所(深さ)によって体色が違い、黒メバル、赤メバル、金メバルなどと呼ばれますが同じ種です・・・と、 2002年までは言われていましたが、それぞれ胸ヒレの骨の数が違うという事で別種ではないかと議論されています。 市場では金メバル、黒メバル、赤メバルの順で高値で取引きされます。
Usumebaru しかし、写真右はウスメバルという別種です。(関東ではこれを赤メバル、東北ではメバルと言うのでややこしい。) 銚子以北に分布する寒海性の魚で、クセが無く薄味の煮物にむいた美味しい魚です。
この他、ヤナギメバルトゴットメバルタケノコメバルなど多くの種類があり、 各地で磯釣りの対象になっています。
産地と旬 1年中採れますが、4月〜7月が旬です。全国の岩礁地帯で釣れますが、漁業の対象として大量に採るのは難しいので、 主な産地というのもありません。市場では入荷の少ない高級魚扱いです。
調理方法 ウロコが固くて取りにくいので、ウロコ引きを使うと楽です。 煮付けがなんといっても有名ですが、唐揚げも美味。 一度煮付けたものを焼いて食べると何でも美味しいものですが、煮たメバルを冷ましてから焼くと非常に美味しい。  
目利き 赤メバルより黒メバルの方が脂がのっているようです。 大きさによっても微妙な味の差があり、やや小型の20cm程度のものが美味しい。  


食材事典のホームへもどる



制作日:2004年6月22日
上田 泰久