| (写真は3年熟成の本ミリン) |
| 歴 史 | 戦国時代に中国から渡来した甘い酒「密淋(ミイリン)」が起源という説と、 日本で甘いお酒の腐敗防止のためにアルコールを加えていたのが改良されてミリンになったという説の2つがあります。 最初は飲むためのお酒でしたが、江戸時代の後期になると料亭で甘味料や隠し味として使われるようになります。 特にウナギの蒲焼のタレとそばつゆには欠かせなくなりました。 それが全国的に流行して、調味料としての使われ方が定着したようです。 時代を追う毎に甘味や旨みの濃いものが作られるようになり、戦後に現在の様なミリンになりました。 一般家庭に普及したのは1950年ごろです。 |
| 原材料・造り方 | 原材料はもち米、米麹、と焼酎。麹には日本酒と同様に黄麹カビが使われます。 蒸したもち米と米麹を焼酎と混ぜて、約20度の温度で2〜3ヶ月ほど熟成させます。 この間に麹の作用でもち米のデンプンが糖分になり甘味が出ます。またタンパク質がアミノ酸になって、 香りと複雑な旨みが生まれます。圧搾・濾過します。製品によってはこれをさらに数ヶ月から数年熟成させてから 出荷されます。 |
| 種 類 |
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| 成 分 | アルコール分は約14%。糖分は40%〜50%。各種アミノ酸、有機酸を豊富に含みます。 |
| 調理におけるミリンの効用 |
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| 調理のポイント | 甘味を伴った調味料ですので、入れ過ぎるとくどくなります。 ミリンに含まれるアルコールの香りやタンパク質凝固などの作用がじゃまになる時は、 ミリンを加熱しアルコール分を蒸発させてから使います。これを”煮きり”と言います。 照り焼きのタレは、素材をある程度焼いた後に仕上げの段階でぬります。最初からぬって焼くと、 素材に火がとおる前にタレが焦げてしまいます。 |
| コメント | 1997年11月の酒税法改定で、酒屋でなくても本ミリンが売れるようになりました。 (ただし届け出は必要。)しかし、本ミリンはみりん風調味料に比べて高いためか、 あまり売上が伸びていないようです。確かにミリンは値段の高い調味料ですが、 もう少し見直されてもいいと思います。 |