種類 | 産地と旬 | 特徴 |
メバチマグロ 目撥鮪 |
旬は2度あります。4月から5月にかけて四国・九州の定置網にかかる時と10月から2月までは銚子沖 から金華山沖で採れる時です。冬の方が脂がのっておいしいと言われていますが、本マグロの味が落ちる 夏場にとれるものも重宝されています。 | 目が大きくばっちりとしているように見えるので、この名前があります。20年前には「バチは場違い」 と言って本マグロの偽物で使うべきではないような扱いをうけていたそうです。 脂がのっている割にはあっさりしていて甘味もあり、美味しいマグロです。 小型のメバチをダルマと呼ぶこともあります。 |
キハダマグロ 黄肌鮪 |
メバチと同じように旬は2度あります。6月から7月にかけて四国・九州の定置網にかかる時と10月 から11月に金華山沖で採れる時です。 | 身色が美しい薄紅色で、身が締まっています。適度に脂もあるがあっさりした感じで、関西では人気がある そうです。秋から初冬に採れるものは身色の赤が濃くなっています。鮮度落ちが早いので、なるべく早く食 べましょう。 |
ビンナガマグロ 髭長鮪 |
11月から12月に北海道沖で取れる時。 | 胸鰭が長いので、ビンナガと呼ばれています。ビンチョウ、トンボマグロなどとも呼ばれます。 30kg前後の小型のマグロで、全体に脂が少なくみがやわらかい。ツナ缶の原料にされますが刺し身でも食べられます。 欧米で人気があるとか? |
コシナガマグロ | ? | ビンナガと同様にツナ缶の原料にされます。 |
ミナミマグロ 南鮪 |
インド洋で取れます。旬は? | インドマグロとも言います。肉質、色が本マグロと似ているので、急速に市民権を得て高値で取引される ようになりました。脂のこってりした感じ、粘り、コクと甘味、食べた後のほんのりした酸味もあります。 |
大西洋マグロ | ボストン近海かスペイン沖 | ジャンボマグロともいいます。ミナミマグロと同様に脂がこってりした感じで中トロがありません。 学術上は本マグロと同種だという話もありますが、大西洋マグロでは腹骨が赤身とトロを2分してしまっているので、 中トロがありません。味も違います。 |
地中海マグロ | 地中海? | 地中海マグロも本マグロと同種だと言われています。 |
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